いちごで華やかに!自宅でできるケーキデコレーションのアイデアと切り方

いちごで華やかに!自宅でできるケーキデコレーションのアイデアと切り方

ケーキのデコレーションに欠かせないフルーツといえば、鮮やかな赤色が特徴のいちごですよね。甘酸っぱく、爽やかな香りを持ち合わせるいちごは、甘いケーキと相性バツグンです。しかし、「どんないちごを選べばいいのか」「どのように切り、どのように飾れば美しく見せられるのか」など、初めての方には難しく感じることも多いでしょう。 この記事では、そんな方々に向けて、デコレーションにピッタリないちごの選び方から、おしゃれな飾り方まで詳しくご紹介します。はじめてのケーキ作りで失敗しないためにも、いちごを使ったデコレーションのコツをぜひチェックしてくださいね◎

いちごの選び方

まずは、ケーキのデコレーションに使ういちごの選び方を紹介します。

いちごの種類と特徴

ケーキデコレーションに使ういちごは、その種類と特性により味わいや見た目が大きく変わります。日本で一般的に使われるいちごの種類には、「あまおう」、「とちおとめ」、「さちのか」などがあります。

  • 「あまおう」:その名の通り甘さが強く、糖度が高いです。また、大粒で色鮮やかなレッドが特徴的で、見た目にも美しくケーキに映えます。
  • 「とちおとめ」:酸味と甘味のバランスが良く、フルーティーな香りが特徴です。見た目も鮮やかな赤で、ケーキに彩りを加えます。
  • 「さちのか」:甘さと酸味のバランスが良く、香り高いです。形状が丸くて可愛らしく、特にキッズケーキにぴったりです。

これらのいちごの特性を理解し、ケーキのテーマや好みに合わせて選ぶと、より一層美味しいケーキに仕上がります。また、この他にもいちごにはたくさんの種類があります。いちごの種類やそれぞれの特徴についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!

いちご好き必見!各品種の特徴から選ぶ、自分好みのいちご糖度と銘柄

ケーキ飾りに最適ないちごの選び方

いちごの選び方にはいくつかのポイントがあります。まず、形が揃っていて、痛みや傷がないものを選びましょう。カットしたときに美しく見えるよう、大きさも均一のものがおすすめです。

また、色味も重要です。鮮やかな赤色のいちごは、ケーキの見た目を華やかにしてくれます。ただし、食べる時期によっては十分に熟していない可能性もありますので、柔らかさを確認することも忘れないようにしましょう。さらに、いちごの持つ程よい酸味と甘みも大切です。特にショートケーキなどのクリームと一緒に食べるケーキには、甘すぎず酸味のあるいちごがよく合います。

最後に、予算に合わせて品種を選ぶのも一つです。例えば、あまおうやとちおとめなどの人気品種は、風味豊かで彩りも鮮やかなので、純白の生クリームを使ったケーキに最適です。

いちごの切り方と飾り方

ここからは、いちごの切り方と飾り方について紹介します。

ショートケーキ用いちごの切り方

ショートケーキに使用するいちごの切り方は、形が綺麗に残るように心掛けます。まず、新鮮ないちごを選び、洗ってからヘタを取ります。その後、いちごを縦に2等分にします。これにより、半分のいちごがケーキの上部に美しく飾れます。

また、ケーキの内部に挟むいちごは薄くスライスします。これにより食べやすさといちごの風味がケーキ全体に広がります。さらに、いちごの甘酸っぱさがクリームの甘さを引き立てる効果もあります。

ただし、いちごは切った後時間が経つと色が変わる可能性があるため、ケーキを組み立てる直前に切ることがポイントとなります。

タルト用いちごの切り方

タルト用としていちごを彩りよく飾るには、切り込みを入れて立体感を出しましょう。まず、いちごのヘタを取ります。その後、いちごの先端からヘタが付いている部分に向かって包丁で深く切り込みを入れます。切り口が花弁のように開くように、いちごを回転させながら全体に同じように切り込みを入れていきます。

また、 切り口を広げて花開かせると、より華やかな印象に仕上がります。中心にはブルーベリーやミントの葉を添えても美しく、また味のアクセントにもなります。

ケーキの上にきれいに並べるテクニック

ケーキの上にいちごをきれいに並べるコツは、まず、丸い形のケーキの場合、中心から放射状に並べると均等に見えます。いちごは薄くスライスするか、半分にカットしてから使用しましょう。

長方形のケーキの場合、いちごを縦方向に並べ、その隣にも同じように並べると美しいストライプ模様ができます。こちらもいちごは薄くスライスするか、半分にカットしてから使用します。

また、いちごを並べる前に、クリームを均等に塗り広げることも大切です。クリームが不均一だといちごの高さが揃わず、見た目が乱れる可能性があります。

いちごは見た目だけでなく、甘さや酸味もケーキのアクセントになるため、上手に配置して美味しく見せることが大切です。

アイデア: いちごを使ったケーキデコレーションの例

ここからは、バリエーション豊かないちごのデコレーション例を紹介します。

いちごのバラ飾り

いちごを使ってケーキに華やかさをプラスする「いちごのバラ飾り」の作り方をご紹介します。

  1. まず、いちごの側面から包丁を入れ、薄くスライスします。ただし、いちごの底部は残し、くっつけたままにしておきます。これが薔薇の花びらを形作るための基盤となります。
  2. 次に、いちごのスライスを広げて巻き始めます。一番最初のスライスを中心とし、その周りに次々と巻いていきます。
  3. 薔薇の形になったら、ケーキの上にデコレーションします。お好みでクリームと一緒に飾ると、一段と華やかに仕上がります。

この「いちごのバラ飾り」なら、特別な道具は不要。いちご一つでケーキを美しく彩ることができます。試してみてくださいね。

いちごのファン型飾り

いちごのファン型飾りは、ケーキのトップを美しく装飾するシンプルな方法です。

  1. まず、中央に向かって細かく切り込みを入れます。注意点は、底まで切らないことです。
  2. その後、切り込みを少しずつ開いていきます。これにより、一連の切り込みが扇形に広がり、美しいデザインが生まれます。

この飾り方に使用するいちごは、大きめのものを選ぶと切りやすいですし、見た目も華やかに仕上がります。この飾り方は特別な道具を必要とせず、ナイフだけで作ることができるので、初めてケーキをデコレーションする方にもおすすめです。

いちごと他のフルーツを組み合わせた飾り方

一つのケーキにいちごだけでなく、他のフルーツも組み合わせて飾ることで、さらに華やかで色鮮やかなデザインを作り出すことができます。例えば、いちごの赤とブルーベリーの青、キウイの緑といった組み合わせは見た目にも美しく、また味わいのバリエーションも広がります。

具体的な飾り方としては、まず中心に大きめのいちごを飾ります。それを囲むようにブルーベリーやキウィを並べると、より立体感とリッチさが増します。また、フルーツの切り方を工夫することでさらに表情が出ます。ブルーベリーはそのまま、キウイは薄切り、いちごは半分に切るなど、形状や大きさを変えることで視覚的な楽しさを加えることが可能です。

ただし、飾り方はあくまで一例で、お好みに合わせてアレンジを加えてみてください。フルーツの種類や配置は自由自在ですので、自分だけのオリジナルケーキを作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、適切ないちごの選び方から切り方、そして美しい飾り方までを解説し、あらゆるイベントやパーティーで鮮やかなケーキを作るためのコツをお伝えしました。

いちごは切り方や飾り方次第でケーキに様々なバリエーションを与え、デコレーションが楽しくなります。上級者向けに思えるバラ飾りなどのデコレーションも、コツさえおさえれば初心者でもキレイに仕上げることができますよ。

さあ、あなたもいちごを使った素敵なケーキ作りに挑戦してみましょう◎

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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