玉ねぎをレンチンしてみよう
早速、玉ねぎをレンチンで加熱するメリットや手順を見ていきましょう。
レンチンのメリット
玉ねぎをレンジで加熱することには、いくつかのメリットがあります。
まず、時間短縮が可能です。フライパンで炒めると10分以上かかる場合も多いのですが、レンジであれば約2分で加熱することが可能です。また、火加減を気にする必要もなく、その間に他の調理を進めることができます。
次に、洗い物の減少です。フライパンを使わず、加熱した容器一つで下ごしらえが完了します。これは、料理後の作業を軽減する大きな利点となります。
さらに、玉ねぎの切り方による差も少なくなります。細かく切っても大きめに切っても、レンジでの加熱なら均一に火が通ります。
以上のような理由から、特にハンバーグ作りなどの大量の玉ねぎを使う料理には、レンジでの加熱がおすすめです。
レンジ加熱の時間と方法
玉ねぎをレンチンする際は、まず玉ねぎをみじん切りにし、水洗いした後の水気をそのままラップで包みます。このとき、蒸気が全体に行き渡りやすいように、大きめに切ったラップでざっと包むことがポイントです。ラップの閉じ口を下にして耐熱皿に置き、600Wの電子レンジで約1分30秒加熱します。加熱した後は、ラップを開いて玉ねぎを冷ましてから料理に使用します。
ただし、レンジの出力によって加熱時間は変わりますので、500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱しましょう。また、機種によって差がありますので、様子を見ながら加熱することをおすすめします。
ハンバーグ作りにおけるレンチン玉ねぎの活用法
ここでは、ハンバーグ作りにおけるレンチン玉ねぎの活用法を紹介します。
- 調理時間: 30分
- 費用目安: 800円
- カロリー: 約600kcal/人前
【食材リスト (2人前)】
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
合挽き肉 | 300g |
玉ねぎ | 1個(中サイズ) |
パン粉 | 50g |
牛乳 | 50ml |
卵 | 1個 |
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 適量 |
水 | 100ml |
ケチャップ | 大さじ4 |
ウスターソース | 大さじ2 |
【作り方】
- 玉ねぎはみじん切りにして、耐熱容器に入れラップをせずに600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。
- ボウルに加熱した玉ねぎ、合挽き肉、パン粉、牛乳、卵、塩、胡椒を入れ、よく混ぜ合わせる。
- 2の肉だねを2等分し、それぞれを丸く形成し、中央を少し凹ませる。その後、耐熱皿に乗せ、600Wの電子レンジで5分加熱する。
- 別の小鍋で、水、ケチャップ、ウスターソースを混ぜ合わせ、中火にかけて軽く煮詰める。
- 3のハンバーグが加熱されたら、一度取り出し、4のソースを上からかけ、再び600Wの電子レンジで2分加熱する。
- 加熱が終わったら、お皿に盛り付けて完成。温かいうちにお召し上がりください。
まとめ
玉ねぎのレンチン加熱は、ハンバーグ作りにおいて重要なステップであり、炒めることなく玉ねぎを柔らかくすることが可能です。レンジを使うことで、調理時間も大幅に短縮され、手間も省けます。
ただし、注意点としては玉ねぎの水分量やレンジの加熱具合により、加熱時間が変動する可能性があるため、初めて行う際は様子を見ながら加熱することを推奨します。ハンバーグ作りのコツとしては、玉ねぎをしっかりと混ぜ込むことで、肉汁が溢れるジューシーな仕上がりになります。
これらの方法を活用し、手軽で美味しいハンバーグ作りを楽しみましょう◎
また玉ねぎをレンジでチンすて、辛みを減らす方法については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
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とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
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