まずは美味しいセロリを用意!選ぶポイントは?
では、そもそも美味しいセロリを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。
ポイントを3つ、解説します。
葉の色が濃い緑色であること
美味しいセロリを選ぶポイント1つ目は、葉の色が濃い緑色であることです。
せっかくなら、新鮮なセロリを食べたいですよね。葉が濃い緑色であれば、新鮮なセロリの証拠です。葉が黄色のものや、しおれてしまっているものは、収穫してから日が経っている可能性があります。
セロリを購入するときは、葉の色にも注目しましょう。
切り口に“ス”が入っていないこと
美味しいセロリを選ぶポイント2つ目は、切り口に“ス”が入っていないことです。
“ス”とは、セロリの切り口にできる空洞のことです。“ス”があるセロリは、収穫が遅れて成長しすぎている可能性があります。繊維質が強くて硬いため、購入するのは避けましょう。
茎の部分が肉厚なこと
美味しいセロリを選ぶポイント3つ目は、茎の部分が肉厚なことです。また、筋がデコボコとしているのも、新鮮な証拠だといわれています。
セロリはどこまで食べられる?
セロリを買ったときに、一体どこからどこまで食べられるんだろうと気になったことはありませんか?
茎の部分を食べるイメージが強いセロリですが、もちろん葉っぱも食べられます!セロリの葉にはβカロテンが豊富。その量はなんと、茎に含まれているものの2倍もあるそうです。
そのまま食べるのはもちろん、油で炒めたり、スープに入れたりするのもおすすめ。
ちなみにセロリの茎部分の筋は、必ずしも取る必要はありません。筋を取るのは、あくまで歯触りを良くするためであって、食べられないわけではないのです。食感が気になるという方は、細かく刻んで使用したり、しっかり加熱したりしましょう。
セロリは捨てる部分がなく、茎から葉っぱまで全て食べられる野菜。余すことなく全部食べてみてはいかがでしょうか。
ストップ、フードロス!セロリの大量消費レシピ
セロリは生で食べる以外にも、さまざまなアレンジレシピがあります!
ここからは、セロリをたくさん食べられる大量消費レシピをご紹介しましょう。
セロリと大根のツナサラダ
1つ目は、セロリと大根のツナサラダです。
- まず、大根を千切りに、セロリは茎を斜めに薄切りに、葉はざく切りにします。その後、ボウルに入れて塩をふり、10分ほどおきましょう。
- 別のボウルに、油を切ったツナとマヨネーズ大さじ1、ポン酢大さじ1を入れてよく混ぜ合わせます。
- ボウルに入れた大根とセロリの水分をよく絞り、2.に加え和えたら完成!お好みで黒こしょうを加えるのもおすすめです。
セロリの浅漬け
2つ目は、セロリの浅漬けです。
- まず、セロリを筋を取り、1センチほどの幅で斜めに切りましょう。葉の部分も食べやすい大きさにカットしておきます。
- カットしたセロリを保存袋に入れ、昆布茶(大さじ1/2杯)、ゴマ油(大さじ1杯)を加えてよく揉みます。
- そのまま5分置いたら完成です!
セロリの葉の佃煮
3つ目は、セロリの葉の佃煮です。
- セロリの葉を軽く茹で、細かくきざみましょう。
- フライパンにゴマ油を入れて熱し、セロリの葉を炒めます。
- 酒、砂糖、醤油をそれぞれ大さじ1杯加え、汁気がなくなるまで炒めたら完成です!
セロリと豚こまのオイスター炒め
4つ目は、セロリと豚こまのオイスター炒めです。
- セロリを5㎜ほどの幅にカットします。
- ボウルに豚こま肉を入れて、 酒(小さじ1杯)、すりおろしにんにく(小さじ1/2杯)塩こしょう(少々)、片栗粉(小さじ1杯)で下味をつけましょう。
- フライパンに豚こま肉を入れ、炒めていきます。色が変わったらセロリを入れて、一緒に炒めましょう。
- オイスターソース(大さじ1杯)、醤油(小さじ1杯)を加えてサッと炒め合わせたら完成です。
まとめ
セロリを美味しく食べるには、まずは美味しいセロリを購入しましょう。
美味しいセロリの見分け方は、
- 葉の色が濃い緑色であること
- 切り口に“ス”が入っていないこと
- 茎の部分が肉厚なこと などです。
セロリは、余すことなく全部食べられる野菜です。葉の部分は、生でも炒めてもどちらでも美味しく食べられます。茎に比べて栄養も豊富なので、ぜひしっかり食べましょう。
サラダにしたり炒めたりと、さまざまな料理にも使えるセロリ。栄養もたっぷりなので、ご家庭で食卓に並べてみてはいかがでしょうか。