新鮮な桃の見分け方
桃を皮ごと食べるなら、できるだけ新鮮で食べ頃なものを選ぶことが大切です。店頭で桃を選ぶ際は、以下のポイントに注目してみましょう。
- 色:熟れた桃は深いピンク色または紅色をしています。全体的に色が均一で、黄色や緑色が見られないものが良品です。
- 香り:よく熟した桃は、甘く豊かな香りがします。香りが弱いものや、全く香りがしないものは避けましょう。
- 触感:指で軽く押した時に、適度な柔らかさを感じるものが理想です。硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうどよい反発感があることが大切です。
収穫から間もない新鮮な桃は、フレッシュな香りとみずみずしさがあり、皮ごとでも美味しく食べられますよ。また桃の皮は完熟に近づくにつれ、柔らかく水分を多く含むため、よく熟しているほど食感も良く、食べやすくなります。
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桃の産毛の取り方
桃の産毛を取る方法は実はとても簡単です。桃を両手で包み込み、流水に当てながら皮を優しくこするように洗います。この時、力を入れすぎると桃の皮が傷ついてしまうので注意が必要です。
桃の産毛はこれだけで十分取ることができますが、それでも産毛が気になるという場合は、以下の方法をお試しください。
- まずは、流水でざっと洗い、表面の汚れやホコリを落とします。
- 次に、キッチンブラシを使って、円を描くように優しく洗います。ここでブラシの選択も重要で、硬すぎると皮が傷つくので、柔らかめのものを選びましょう。
- ブラシを使った後は、再度流水でしっかりと洗い流します。
桃の美味しさを最大限に引き出すためには、洗い方も大切なポイントです。皮ごと食べる際には、特に注意して洗いましょう。
また、桃の皮をむきたい場合は、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!
2024年産地別の桃人気ランキング
※2024年5~8月までのデータ※JAふくしま未来・JAフルーツ山梨・JA新潟かがやき・JAさがえ西村山の桃の売上データ
皮ごと美味しく食べる!桃の皮付きレシピ
桃は産毛さえキレイに取り除けば、皮ごと食べることができます。生でそのまま味わうのも良いですが、加熱したり他の食材と合わせたりすると、より食感や色合いが良くなり、皮の魅力を最大限に生かすことができます。
ここでは、桃を皮ごと使ったおすすめレシピを紹介するので、ご家庭でぜひお試しください。
コンポート
桃のコンポートは、甘さと鮮やかな色味でデザートに最適です。しかも、皮ごと調理することで、栄養分も余すことなく摂取することができます。以下に簡単な作り方を紹介します。
【材料】(2人分)
- 桃:2個
- 砂糖:大さじ4
- 水:500ml
- レモン汁:適量
【作り方】
- 桃は洗ってから8等分に切り、種を取り除く。
- 鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら桃を加える。
- 中火で15分程度煮て、最後にレモン汁を加える。
こちらのレシピは、特別な調理器具もたくさんの材料も必要ないので、誰でも簡単に作ることができます。桃の甘さが引き立つコンポートを是非お試しください。
桃のコンポートについては、こちらの記事でもご紹介していますので、より詳しいレシピを知りたい人はぜひご覧ください◎
ジャム
桃の皮ごと楽しむ美味しいジャムの作り方をご紹介します。皮はそのまま利用するので、手間が省けますし、栄養価も上がります。
【材料】(約300g分)
- 桃:2個
- 砂糖:100g
- レモン汁:大さじ1
【作り方】
- 桃は洗ってから乱切りにし、鍋に入れる。
- 砂糖とレモン汁を加えてよく混ぜ、15分程度おいておく。(桃から水分が出てくる)
- 中火にかけて10分ほど煮込み、その後弱火で20~30分程度更に煮込む。 ※煮詰まってきたら混ぜながら煮ると焦げ付き防止になります。
- 煮詰まったら火から下ろし、熱いうちに清潔な瓶に詰めて密封する。
皮ごと桃の甘みと酸味がふんわりと広がるジャムは、トーストやヨーグルトに最適です。一度作ればしばらく保存可能なので、手軽に桃の美味しさを楽しめます。
桃のジャムのレシピについては、こちらの記事でもご紹介していますので、より詳しいレシピを知りたい人はぜひご覧ください◎
ジェラート
桃の皮付きジェラートは、そのまま味わうのとは異なる楽しみ方です。甘酸っぱさと香りが特徴の桃を余すことなく活用したレシピです。
【材料】
- 桃:1個
- 水:150cc
- レモン汁:小さじ2
- 砂糖:30g
【材料】(2人分)
- まず、桃の皮を洗ってから、果肉をくり抜きます。
- その後、果肉を食べやすい大きさに切り、水、レモン汁、砂糖を加えてミキサーにかけます。
- 滑らかになったら、アイスクリームメーカーまたは冷凍庫で固めます。
皮つきの桃が、暑い夏にピッタリなデザートに早変わり。お子様ウケもバツグンなので、ぜひ一度作ってみてくださいね。
桃のアイスについては、こちらの記事でもご紹介していますので、より詳しいレシピを知りたい人はぜひご覧ください◎
サラダ
桃の産毛を気にせず食べるなら、サラダがおすすめです。桃の自然な甘みがアクセントになり、新鮮な風味を楽しむことができます。
【材料】
- 桃:1個
- 生野菜(レタス、トマトなど):適量
- ドレッシング:お好みで
【作り方】
- レタス、トマトなどの生野菜を洗って切ります。
- 桃は洗ってスライスします。
- すべての材料をボウルに入れ、ドレッシングをかけて混ぜます。
生野菜を使ったサラダに皮つきの桃を加えることで、食物繊維を含む栄養素をフルに摂取することができますよ。
桃サラダについては、こちらの記事でもご紹介していますので、より詳しいレシピを知りたい人はぜひご覧ください◎
まとめ:桃を皮ごと食べることのメリットと注意点
桃を皮ごと食べるメリットとしては、まず1つに一番甘いとされる皮に付いた果肉が食べられること。また、皮ごと食べる事によって食物繊維を含む栄養素も豊富に摂取できることがあります。栄養素の中にはカテキンやビタミンE、ナイアシン、ペクチンなどが含まれており、これらは抗酸化作用や抗菌作用がある成分であることから、健康にも寄与します。
一方注意点としては、桃の皮についた産毛が口元を刺激し、かゆみを引き起こすことがあります。このため、皮を食べる際は事前にしっかりと洗い落とすことが大切です。
さらに、桃の旬は夏ですが、四季折々の食材と組み合わせて楽しむことも提案します。サラダやデザート、ジャムなど様々なレシピがありますので、ぜひ試してみてください◎
桃を使った色々なレシピはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてくださいね!
桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!