まずは美味しいじゃがいもを用意!選ぶポイントは?
スーパーの安売りで手に入るじゃがいもは、段ボールの中から自分で袋に入れて購入する場合があります。どのじゃがいもが美味しいのか分からず、とりあえず大きいものを選んでいませんか?見た目だけで美味しいじゃがいもを選ぶことができます。ポイントを抑えて美味しいじゃがいもを選びましょう。
じゃがいもが美味しい旬の時期は春と秋の2回です。栽培する地域や品種により収穫時期が異なり、貯蔵したものも販売されています。
同じ品種の中で美味しいじゃがいもを選ぶポイントは、
- 皮に傷がなくしなびていないもの
- 形が大きすぎず、表面はなめらかなもの
- 皮が薄いもの(新じゃがは、手で触ると剥がれそうなもの)
- 男爵は形が丸いもの
- メークインはやや扁平で重いもの
芽が伸び始めているもの、表面に緑色の部分があるものは避けましょう。じゃがいもの芽や緑色の部分には「ソラニン」と呼ばれる有害物質が多く含まれているため、食中毒を引き起こす可能性があります。
じゃがいもの下ごしらえのコツ
じゃがいもを美味しく食べるには下ごしらえが必須です!じゃがいもは水を嫌うので、調理する前に洗いましょう!
- たわしなどで泥を落とす。
- じゃがいもの芽と緑色になった皮の部分には、「ソラニン」と呼ばれる有害物質が含まれています。まずは、芽と緑色になった皮を取り除きます。包丁の刃元か、ピーラーに付いている部分で取り除きます。
- 包丁を使うときは、皮を最初にぐるりと一回り厚めにむき、残りの部分は縦にむきます。ピーラーを使う際は上から下へ動かす。
- 大きさを揃え、料理に合う形に切る。四つ切、輪切り、半月切り、いちょう切り、拍子木切り、さいの目切りなど。
- 切り終わったら変色を防ぐため水につける。水にさらすことで表面のでんぷん質やアクを取り除くことができます。
じゃがいもの茹で方
じゃがいもを茹でる際は、水からゆでるのが基本となります。じゃがいもがかぶるぐらいの水を入れ、沸騰したら中火から弱火にして茹でます。風味を活かす場合は、皮付きのままで茹でます。ゆであがったかどうかの確認は竹串などを使い、突き刺すとスッと通ると完成です。ゆであがってから、熱いうちに皮をむきます。(熱いうちに皮をむくと、きれいに早く剥けます。)
ストップ、フードロス!じゃがいもの大量消費レシピ
いただきもののじゃがいもが大量に余ったときや、旬の時期に段ボール箱入りのじゃがいもを大量に手に入れたときに活用できる、美味しくていっぱい食べたくなる、じゃがいものアレンジレシピをご紹介します。
じゃがいものガレット
<材料> (4人分)
- ジャガイモ・・・2個
- ピザ用チーズ・・・80g
- 塩こしょう・・・適量
- バター・・・20g
<作り方>
- ジャガイモは皮を剥き、スライサーでスライスし細切りにします。このとき、水にさらさないでください。
- フライパンにバターを溶かし、①のジャガイモを入れてサッと炒めたら塩コショウで味を整えます。
- 3. 2.にチーズを入れ、ジャガイモをくっつけるようにフライ返しで平らな円形に整えます。弱火にして焼き色がつくまで焼きます。
- 裏面も焼いて両面に焼き色がついたら完成です。
大量消費!チーズいももち
<材料>
- じゃがいも・・・5個
- チーズ・・・適量
- バター・・・20g
- ドライパセリ・・・適量
- 片栗粉・・・大さじ4
- 牛乳・・・20cc
- 油・・・適量
<作り方>
- じゃがいもを一口大に切って耐熱ボールに入れラップをして電子レンジ600wで10分加熱します。
- チーズを4〜6等分にカットしておく。
- 加熱が終わったじゃがいもにバターを加えて潰します。
- 潰したじゃがいもに塩コショウ・ドライパセリ・片栗粉・牛乳を加えざっくり混ぜます。
- 中にチーズを入れて小判型に形成します。
- 180度の油できつね色になるまで揚げれば完成。
まとめ
煮ても、揚げても、焼いても美味しいじゃがいも。じゃがいもだけでも美味しいですが、お肉や他の野菜と一緒に調理する肉じゃが、カレーライス、コロッケなどにしても美味しいですよね。手ごろな価格で、毎日のおかずにも、子どものおやつにも最適です!ぜひ、自分好みの美味しい食べ方を見つけて、じゃがいもの美味しさを目いっぱい味わってくださいね。