【完全ガイド】いちごの見分け方から甘いいちごの見つけ方まで!

【完全ガイド】いちごの見分け方から甘いいちごの見つけ方まで!

いちごの甘酸っぱい味わいとジューシーな食感は、誰もが一度は夢中になる魅力があります。しかし、いちごは見た目で甘さを判断するのが難しい果物の一つでもあります。甘くて美味しいいちごを見分けるには、色や大きさ、形、鮮度など、細かくチェックするポイントがいくつかあります。 この記事では、そんないちごの見分け方について詳しく解説します。また、いちごの美味しい食べ方やおすすめのいちごスイーツレシピも紹介しています。いちごの魅力をより楽しむための参考にしていただけたら幸いです◎

美味しいいちごの選び方:見分けの三大ポイント

まずは、美味しいいちごを選ぶための見分け方を3つ紹介します!

色で見分ける

いちごの美味しさを左右する要素の一つに「色」があります。色鮮やかないちごは見た目も美しく、その甘さと香りは格別です。

まず、一番重要なのはいちごの「全体の色」です。全体が均一に真っ赤に色づいているいちごを選んでください。未熟ないちごは、ヘタ周辺が白っぽい色をしています。したがって、ヘタまでしっかりと赤いいちごが、完熟して美味しい証拠なのです。

また、いちご表面の「つぶつぶ(種)」の色にも注目しましょう。これらが赤いものは、熟度が高く甘さも期待できます。白いつぶつぶが多いものは未熟で、甘みが足りない可能性があるので注意が必要です。

大きさと形で見分ける

いちごの大きさと形は、その品質を判断するための重要な要素です。一般的に、大きいいちごほど甘みが強く美味しいとされています。大きいいちごは最初に実った一番果で、糖分や栄養の詰まった美味しいいちごである可能性が高いです。

また、いちごの形も甘みを見分けるうえで重要なポイントになります。いちごは先端の果肉が最も甘いので、先端が平たく広がっているものほど甘みを強く感じられます。ただし、大きすぎて形が不自然ないちごは、品質があまり良くない可能性もあるので注意が必要です。理想的な大きさは直径3cm程度、形状は上下のバランスが良く丸いものが最適です。

しかし、「見た目が整っている=美味しい」というわけではありません。見た目の美しさは、あくまで鮮度や病害虫からの保護を示すものです。美味しさを追求する場合は、大きさや形だけでなく、色や香り、ヘタの状態など、総合的に判断することが大切です。

鮮度(新鮮さ)で見分ける

新鮮ないちごを見分けるためには、いちごのヘタと皮をチェックすることが重要です。

まず、ヘタ部分が緑色で大きく反っているものを選びましょう。ヘタが枯れて茶色くなっているいちごは、鮮度が落ちているため避けた方が良いでしょう。また、ヘタと果実の境界部分がしっかりとくっついていることも重要です。もし離れている場合は、古くなっている可能性が高いです。

次に皮についてですが、全体的にツヤと弾力があるものを選びましょう。また、表面に凹凸があり、つぶつぶとした果実がしっかり見えるものも新鮮です。皮が乾燥していたり、シワシワになっていたりするいちごは古くなっている可能性が高いです。

以上のポイントに注目しながらいちごを選べば、新鮮で美味しいいちごに出会えるでしょう!

いちごの美味しい食べ方

ここからは、いちごをより美味しく味わう食べ方のコツについて見ていきましょう!

正しい洗い方:流水で洗うと甘さが逃げる?

いちごはデリケートな果物で、その扱いには注意が必要です。中でも、洗い方はその後の食味に大きく影響します。いちごは長く流水に当てると甘さが逃げてしまう可能性があるため、こすり洗いすることは避けましょう。これは、いちごの果肉が繊細で、刺激を与えると果汁が流れ出てしまうからです。

いちごの最適な洗い方は、まず浅い皿に水を張り、そこにいちごを浮かべることです。次に、いちごを優しく揺すりながら、水で汚れを洗い流します。最後に、水気を切るため、キッチンペーパーなどで優しく包み込みます。

この洗い方なら、いちご本来の甘さを逃すことなく、美味しく味わうことができます◎

ヘタ取りの裏ワザ

いちごを食べるとき、皆さんはどのようにヘタを取っていますか?一般的には手でちぎり取ることが多いですが、これだと果実の部分を傷つけてしまい、そこから甘さが逃げてしまう可能性があります。そこでおすすめなのが「ヘタをひねる」方法です。

ヘタをちぎるのではなく、軽くひねってから引き抜くことで、果実部分へのダメージが最小限に抑えられ、甘さを逃すことなく美味しくいちごを味わうことができます。また、ヘタを引き抜くときは、中心から外側に向かって斜めに引き抜くと、よりスムーズに取ることができます。

いちごはデリケートな果物なので、扱い方一つで味が変わることもあります。美味しいいちごを余すことなく堪能するためにも、このヘタ取りの裏ワザをぜひ試してみてください。

「どこから食べるか」で、甘さの感じ方が変わる

いちごの甘さを最大限に感じるためには、食べる順序が重要なのです。いちごは、「ヘタに近い部分」から「先端部分」へと進むにつれて、甘味が強まる傾向にあります。具体的な食べ方は次の通りです。

  1. ヘタを取り除きます。
  2. ヘタに近い部分を先に食べます。
  3. 中心部を味わいます。
  4. 最後に、一番甘いとされる先端部分を味わいます。

この方法で食べると、いちご一つ一つから最大限の甘さを引き出すことが可能です。初めは控えめな甘さから始まり、後半に進むにつれてじわじわと甘さが増していきます。食べ進めるごとに味わいが深まるこの食べ方をぜひ試してみてください◎

家にあるもので「酸っぱいいちごを甘くする方法」

酸っぱいいちごを甘くするための裏ワザは、家にある食材を使用することで実現可能です。具体的な手順は以下の通りです。

  • 「砂糖」:手軽な方法として、いちごに砂糖をまぶすだけでも甘さは増します。ただし、糖分控えめにしたい方は注意が必要です。
  • 「ハチミツ」:自然の甘さを追加するために、ハチミツを使うこともおすすめ。そのままかけるのはもちろん、ハチミツを少量の熱湯で溶かし、その中にいちごを浸けるとより一層甘さが増します。
  • 「塩」:驚くかもしれませんが、少量の塩を振ることで甘さが引き立ちます。絶妙なバランスが楽しめますので、試してみてください。

酸っぱいいちごも少々の工夫でグッと美味しくなります。ぜひ試してみてくださいね。

いちごの栄養とその効果

いちごには、美味しさだけでなく、体に良い多くの栄養素も豊富に含まれています。その中でも注目すべきは、ビタミンCとポリフェノールです。

ビタミンCは、強力な抗酸化作用を持ち、風邪予防や美肌効果に優れています。一つのいちごには、大人の1日分のビタミンCがほぼ含まれています。ポリフェノールは、抗酸化作用や抗炎症作用があり、活性酸素を取り除いて老化防止やがん予防に役立つとされています。

いちごに含まれる栄養素やその効果についてより詳しく知りたい人は、ぜひこちらの記事も合わせてチェックしてくださいね♪

『美容と健康に◎!いちごの栄養と効果を科学的に解説』

おすすめのいちごスイーツレシピ

今回おすすめしたい、いちごのスイーツレシピは、甘さが際立つ「いちごのミルクレープ」です。用意するのは、スーパーで手に入る市販のクレープ、ホイップクリーム、そして選んだばかりの甘いいちごだけ。

【作り方】

  1. まずはいちごを洗い、ヘタを取ります。
  2. 次に、クレープにクリームを塗り、いちごを乗せてクレープを折り畳みます。
  3. これを何枚も重ね、最後にクリームといちごでデコレーションすれば完成です。

このレシピでは、いちごの甘さが主役となり、ホイップクリームのコクと相まって絶妙なバランスを楽しむことができます。

まとめ

この記事では、美味しいいちごの見分け方から甘いいちごの見つけ方までを詳しく解説しました。

いちご選びの三大ポイントとしては、一貫して赤い色、大きさ、形状、そして新鮮さが挙げられます。特に大きくて先端が平らなものを選ぶと、より強い甘みを感じることができます。また、洗い方やヘタの取り方などの食べ方を工夫すると、美味しいいちごの魅力を最大限に堪能することができますよ。

美味しいいちごの見分け方や食べ方をマスターすれば、今後お店でいちごを購入するのがより一層楽しみになりますね♪

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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