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美味しいいちごの選び方!甘いいちごの特徴と産地や品種にも注目

美味しいいちごの選び方!甘いいちごの特徴と産地や品種にも注目

冬から春にかけて旬を迎える人気の果物いちご。限られた時期にしか出回らないいちごを購入するなら、できるだけ甘くて美味しいものを選びたいですよね◎ そこで今回は、いちごの選び方について紹介します!見た目、産地、品種など店頭でいちごを選ぶときに役立つポイントを詳しく解説するので、食べ頃のいちごを存分に味わいたい人はぜひ参考にしてくださいね♪

店頭で美味しいいちごを選ぶ方法は?

まずは店頭で見分ける、美味しいいちごの特徴について紹介します。

スーパーなどに並んでいるいちごはどれも美味しそうですが、よく観察してみると色づきやヘタの状態に違いがあります。それらのポイントを踏まえて、どんないちごを選べば良いのか具体的に見ていきましょう!

ポイント①果実全体がムラなく色づいている

店頭でいちごを購入するときは、できるだけ果実全体がムラなく色づいているものを選びましょう。いちごといえば、元気いっぱいの赤色が特徴的ですが、よく見るとヘタに近い部分が緑色っぽかったり、白いものがあります。

ヘタに近い部分が赤く色づいていないものは、未熟で甘みが十分に感じられない可能性が高いため避けた方が良いでしょう。またいちごは追熟しない果物なので、収穫後に時間を置いてもそれ以上甘くなることはありません。そのため全体が赤く鮮やかに色づき、より完熟に近いものを選んだ方が美味しいいちごを味わえますよ◎

ポイント②表面のツブツブが赤く染まっている

いちごの表面には、ツブツブした種のようなものが付いていますよね。実はこのツブツブは種ではなく果実で、この部分の色づきもいちごの成熟度を測るうえで重要になります。先ほど紹介したように、いちごは果実全体がムラなく色づいているほど完熟に近く、甘みが強い傾向にあります。

いちごのツブツブをよく見ると、黄色っぽいものや茶色っぽいものなどがありますが、完熟したいちごはツブツブの部分まで果皮と同じくらい赤く色づいています。さらにツブツブが果肉に埋もれるようにみっちりとしているものは、生育が良く甘い証ですよ。

ポイント③ヘタが反りかえっていて元気がある

いちごのヘタは鮮度が現れやすく、そのいちごが新鮮かどうか知りたいときに役立ちます。新鮮ないちごのヘタはくるんと反りかえっていて元気があります。また色は、青々しく鮮やかな緑色をしているものを選びましょう。

反対に、ヘタがぺたんと果肉にくっついていて元気がなく、色も茶色っぽく変色しているものは収穫から時間が経っている可能性が高いです。いちごは新鮮なうちが食べ頃なので、果実だけでなくヘタの状態もよくチェックし、できるだけ鮮度が高いものを選びましょう。

美味しいいちごは産地で選ぶのもおすすめ

美味しいいちごを選ぶうえで、見た目は大きな判断材料になりますが、合わせて産地にも注目するのがおすすめです◎

日本には美味しいいちごの産地が多数あり、パックに「○○産」と記載されているのを見かけることも多いはず。その中でも、特に名産地として有名な地域で採れたいちごを選べば、より確実に美味しいいちごをゲットできますよ!

2024年いちご人気ランキング

※2023年12月~2024年4月のデータ

栃木県

栃木県は、生産量・作付面積共に全国1位を誇る、いちごの名産地です。代表的な品種はなんといっても「とちおとめ」で、国産いちごの中では最も多く生産されている品種です。そんな栃木県におけるいちご栽培の歴史は昭和30年頃からスタートし、現在主流となっている「トンネル栽培」や「ハウス栽培」を全国に先駆けて実施しました。

日本でも内陸に位置する栃木県の気候は、夏と冬、昼と夜の寒暖差が激しいという特徴があります。この内陸特有の気候によって鍛えられたいちごは、果肉がぎゅっと引き締まり、甘くジューシーに育ちます。

福岡県

福岡県は、栃木県に次いで全国2位の生産量を誇る、日本でも屈指のいちご産地です。代表品種では「あまおう」が有名ですが、1973年に誕生した「とよのか」も実は福岡県生まれの品種です。福岡県では県内全域でいちご栽培が盛んに行われ、バラエティ豊富ないちごが育っています。

また福岡県は九州地方における経済の中心都市で、海に面している好立地な条件から、いちごを新鮮な状態で市場へ届けやすく、品質も全国トップクラスです。美味しいいちごを育て、いち早く流通させられるのは、都会と自然が共存している福岡県ならではのメリットといえます。

静岡県

静岡県は、独自の栽培技術を発展させ、生産量・品質共に日本でトップクラスとなったいちご産地です。静岡県といえば「石垣いちご」が有名で、その栽培方法は山の斜面を開いて作った石垣にいちごを植え育てるというもの。山の斜面は日当たりが良く、石垣に日中の熱が蓄えられるため夜でも冷えず、自然の温室となって美味しいいちごを育てます。

この石垣を使ったいちごの栽培方法は静岡県独自のもので、明治時代から導入されたといわれています。そんな静岡県で生まれた「紅ほっぺ」は全国的に人気を集めるいちごで、県の主力品種となっています。

人気の 品種 はどれ?おすすめのいちご品種5選

とちおとめ

とちおとめは、いちごの一大産地である栃木県で誕生した品種で、国産いちごの中で最も多く生産されています。味わいは濃厚で甘みと酸味のバランスが良く、程よく引き締まった果肉は果汁たっぷりで非常にジューシーです◎

最も美味しい旬の時期は2月から4月にかけての間ですが、早いところでは11月下旬頃から出回っており、見た目も粒揃いが良く整っているため、クリスマスケーキのデコレーションとしてもおすすめですよ。

紅ほっぺ

紅ほっぺは、静岡県で誕生したオリジナル品種で、元気いっぱいの鮮やかな赤色と、ふっくらと大粒な見た目が特徴です。味わいは甘みも酸味もしっかりと感じられ、コクがあって濃厚。ぜひ生で、そのまま味わってほしい品種です◎

旬の時期は1月下旬から3月上旬頃で、この時期に出回っている紅ほっぺは特に糖度が高く、頬張ると口いっぱいに甘い香りと味わいが広がりますよ。また大粒で食べ応えバツグンなので、家族や友人と楽しむのにピッタリです。

あまおう

あまおうは、福岡県で誕生した品種で「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字を取って名付けられました。その名の通り大きくて真っ赤な見た目と、甘みの強い味わいが特徴です。紅ほっぺ以上に粒が大きいので、しっかりとした食べ応えを感じられます。

旬の時期は1月から2月頃で、この時期のあまおうは寒さの中でゆっくり成長し、時間をかけて栄養を蓄えている分、通常より甘みが詰まっています。糖度は12度を上回ることもあり、酸味の少ないとろけるような甘さのいちごを求める人におすすめです◎

ゆうべに

ゆうべには、熊本県で誕生した品種で、元々「熊本VS03」という名前でしたが、後に「ゆうべに」という愛称で親しまれるようになりました。ゆうべには形や色ツヤが良く、製菓用としても人気のいちごです。味わいは強すぎない甘みでさっぱりとしており、いちご本来の爽やかな甘酸っぱさを堪能できます。

旬の時期は12月中旬から3月頃までとなっており、クリスマスシーズンにも食べ頃の状態で販売されています。そのまま味わうのはもちろん、ケーキのデコレーションやタルト、ゼリーなど様々なスイーツレシピにピッタリです◎

ゆめのか

ゆめのかは、愛知県で誕生した品種で、食味や見た目に優れていることから人気となり、現在では全国各地で積極的に栽培されています。中でも長崎県では主力品種となっており、県を代表する特産品として親しまれています◎

旬の時期は2月から4月の間で、シャキッとした歯ごたえのある果肉には果汁がたっぷりと含まれており非常にジューシー。甘みの中に程よい酸味も感じられ、バランスの取れた味わいが特徴です。

まとめ

今回は、いちごの選び方について紹介しました!

いちごを店頭で選ぶ際は、果皮やツブツブの赤み、ヘタの状態に注目しましょう。また見た目だけでなく産地にも注目して選ぶと、より美味しいいちごをゲットできる可能性が高まりますよ◎

品種ごとの特徴や各産地のこだわりなども踏まえて、自分好みの美味しいいちごを選んでみてくださいね♪

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