アスパラと生ハムの基本情報
まずは、アスパラと生ハムの基本情報を紹介します。
アスパラの選び方と保存方法
アスパラガスを選ぶ際には、色鮮やかで、ピンとした硬さがあるものを選びましょう。また、茎の部分がしっかりと閉じていて、乾燥していないものが新鮮です。アスパラガスには葉酸やビタミンKが豊富に含まれ、鮮度が落ちるとこれらの栄養価も落ちてしまいます。なるべく早く調理することが望ましいですが、保存する場合は、根元を水につけ、乾燥しないようラップで包んで冷蔵庫に立てて保存しましょう。これにより、新鮮な状態を保つことができます。また、アスパラガスの茎の部分は固いので、食べやすくするためにも、皮をむくと良いでしょう。アスパラガスの保存方法についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!
生ハムの特性とおすすめの種類
生ハムは、豚の大腿部を塩漬けにし、特定の環境で熟成させた肉製品です。この製法が生ハムに独特な風味と優れた香りを与え、食材としての幅広い活用性を生み出します。生ハムは主にイタリアとスペインで生産され、その中でも「パルマハム」や「サンダニエーレハム」、「イベリコハム」などが特に有名です。それぞれ産地や熟成期間、豚の品種により異なる風味を持つため、料理により適した生ハムを選ぶことが大切となります。例えば、「パルマハム」は繊細な味わいでサラダやパスタなどによく合います。一方、「イベリコハム」は濃厚な風味が特徴で、単品で楽しむのがおすすめです。
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※2024年8月のデータアスパラと生ハムのおすすめレシピ
ここからは、アスパラと生ハムを使ったおすすめレシピを紹介します。
アスパラガスと生ハムのカッテージチーズサラダ
食材リスト(2人前)
- アスパラガス 6本
- 塩 小さじ1/2
- 生ハム 4枚
- カッテージチーズ 100g
- オリーブオイル 大さじ2
- 粗挽き黒こしょう 適量
作り方
- アスパラガスは根元を切り落とし、ピーラーで皮を薄くむき、塩をまぶしておく。
- アスパラガスを茹でるために水を沸騰させ、塩を少々加えてアスパラガスを入れる。
- アスパラガスが柔らかくなったら取り出し、冷水で冷ます。
- 生ハムは一口大に切り、カッテージチーズはフォークで崩しておく。
- 冷ましたアスパラガスにオリーブオイルを絡め、皿に盛り付ける。
- アスパラガスの上に生ハムとカッテージチーズをのせ、粗挽き黒こしょうを振る。
アスパラガスと生ハムのアーリオ・オーリオ
食材リスト(2人前)
- スパゲティ 200g
- アスパラガス 6本
- 生ハム 50g
- オリーブオイル 大さじ4
- にんにく 2片
- 唐辛子(輪切り) 1本分
- 塩 適量
作り方
- スパゲティはパッケージの指示に従って茹でる。
- アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、斜め薄切りにする。
- にんにくは薄切りにし、唐辛子は輪切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと唐辛子を炒め香りを出す。
- アスパラガスを加えて中火で炒める。
- 茹で上がったスパゲティをフライパンに加え、塩で味を調える。
- 生ハムは手でちぎり、スパゲティに加えて軽く炒め合わせる。
- 器に盛り付け、お好みで黒こしょうを振る。
アスパラガスと生ハムの温玉サラダ
食材リスト(2人前)
- アスパラガス 6本
- 生ハム 4枚
- 卵 2個
- 黒粒胡椒 少々
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 適量
- レモン汁 大さじ1
作り方
- アスパラガスは根元を切り落とし、塩を加えた熱湯で3分ほど茹でる。
- 茹で上がったアスパラガスは冷水にとって冷ます。
- 卵は温泉卵にするため、60℃のお湯で15分茹でる。
- 生ハムは食べやすい大きさにちぎる。
- ボウルにオリーブオイル、レモン汁、塩、黒粒胡椒を入れてドレッシングを作る。
- アスパラガスと生ハムをドレッシングで和え、皿に盛り付ける。
- 温泉卵を割り入れ、黒粒胡椒を振って完成。
アスパラガスと生ハムのクリームチーズ巻き
食材リスト(2人前)
- アスパラガス 6本
- 生ハム 6枚
- クリームチーズ 60g
- 塩 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 黒こしょう 適量
- レモン汁 小さじ1
作り方
- アスパラガスは根元を切り落とし、ピーラーで皮を薄く剥く。
- アスパラガスを塩少々を加えた湯で3分ほど茹で、冷水にとって冷ます。
- クリームチーズは室温に戻して柔らかくし、レモン汁を混ぜる。
- 生ハム1枚にクリームチーズを適量塗り、アスパラガス1本を巻いていく。
- オリーブオイルを熱したフライパンで、巻き終わりを下にして中火で焼く。
- 全面にこんがりと焼き色がついたら、黒こしょうを振って完成。
アスパラや生ハムレシピの注意点
アスパラガスと生ハムを組み合わせる際の注意点はいくつか存在します。それぞれの食材の特性を理解することで、より美味しい料理を作ることができます。
- アスパラガス:アスパラガスは加熱しすぎると風味が損なわれるため、火の通り具合に注意しましょう。また、アスパラガスの栄養素は水溶性が多いため、調理方法によっては流出してしまう可能性があります。
- 生ハム:生ハムは塩分が高めなので、他の材料や調味料とのバランスを考慮することが重要です。また、加熱しすぎると硬くなってしまうため、焼き加減にも気をつけましょう。
これらのポイントを押さえながら、アスパラガスと生ハムの組み合わせを楽しみましょう。
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※2024年8月のデータまとめ
以上を通じて、アスパラと生ハムの組み合わせは、サラダからパスタ、卵料理、クリームチーズのメニューと多岐に渡ることが確認できました。それぞれの料理方法により、アスパラのシャキシャキとした食感と生ハムの塩気が絶妙に組み合わさり、様々な味わいを楽しむことができます。どのレシピも手軽に作れるものばかりなので、日々の食事やパーティーの一品にぜひ取り入れてみてください。また、選び方や保存方法、注意点なども押さえておけば、より美味しく安全に料理を楽しむことができます。
アスパラガスを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!
いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。
そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!