いちごババロアの基本からアレンジレシピまで!ヨーグルトや豆乳を使った簡単バリエーションも

いちごババロアの基本からアレンジレシピまで!ヨーグルトや豆乳を使った簡単バリエーションも

甘酸っぱいいちごとクリーミーなババロアの組み合わせは、まさに絶妙。そんな魅力的なデザート、いちごババロアの作り方をご存知ですか?今回の記事では、いちごババロアの基本レシピからアレンジレシピまでを紹介します。冷凍いちごを使ったババロア、ヨーグルトババロア、豆乳ババロアまで、バリエーション豊かなレシピを取りそろえています。さらに、いちごババロアに欠かせないいちごソースの作り方も解説。また、よく混同されがちなババロアとゼリーの違いや、ババロアの起源についても触れていきます。スイーツ作りが初めての方でも楽しく作れるよう、簡単でわかりやすい説明を心掛けていますので、ぜひ最後までお読みください。

いちごババロアについて

ババロアとは?

ババロアとは、フレンチデザートの一つで、クリームやミルクを主成分とし、ゼラチンで固めたものを指します。柔らかくて滑らかな口どけが特徴で、フルーツやチョコレートなどの味付けがされます。

特にいちごババロアは、甘酸っぱいいちごの風味とクリーミーなババロアが相性抜群で、見た目の美しさもあいまって人気があります。作り方も意外と簡単で、家庭でも手軽に作れるのが魅力です。今回はその中でも、さまざまなアレンジが可能ないちごババロアについて取り上げます。

ババロアとゼリーの違い

ババロアとゼリー、両者は見た目が似ていて混同されやすいですが、その成分と製法に違いがあります。まず、ババロアはフレンチオリジンのデザートで、主な材料として卵黄、砂糖、牛乳、生クリーム、そしてゼラチンなどを使用します。これらを混ぜ合わせて冷やし固めることで滑らかで濃厚なテクスチャーを生み出します。

一方、ゼリーは果汁やワイン、砂糖、そしてゼラチンなどを煮詰めて作られます。固まると透明感のある食感となり、フルーツの風味をダイレクトに楽しむことができます。

すなわち、ババロアはクリーミーで滑らかな口当たりが特徴で、ゼリーは透明感とフレッシュなフルーツの風味が楽しめるという違いがあります。

いちごババロアの魅力

いちごババロアの魅力はその美味しさだけでなく、見た目の美しさと作りやすさにもあります。まず、美味しさのポイントとしては、フレッシュないちごの甘酸っぱさがクリーミーなババロアと絶妙にマッチすることが挙げられます。また、見た目については、透き通るようなピンク色が華やかさを引き立て、特別な日のデザートにもぴったりです。

そして、いちごババロアのもう一つの大きな魅力がその作りやすさです。基本的な材料はいちご、牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチンで、特別な道具を使わずとも手軽に作ることが可能です。さらに、冷凍いちごやいちごジャムを使えば、いちごの季節を選ばずに楽しむこともできます。

いちごババロアの基本レシピ

材料

基本のいちごババロアを作るためには、以下の材料が必要です。

  • いちご:200g
  • 牛乳:200ml
  • 砂糖:50g
  • バニラエッセンス:少々
  • ゼラチン:10g
  • 水:大さじ2

なお、ゼラチンはゼラチンシートでも粉ゼラチンでも使用可能ですが、粉ゼラチンを使う場合は水でふやかしてから使用します。また、いちごは新鮮なものを使うと、より風味豊かなババロアに仕上がります。バニラエッセンスはなくても大丈夫ですが、一滴加えるだけで風味がグッと引き立ちます。

以上が基本のいちごババロアの材料になります。各アレンジレシピで使用する材料については、それぞれの項目で詳しく説明します。

下準備

下準備として、まずは材料の準備から始めましょう。ババロアに必要な主な材料は、生クリーム、牛乳、砂糖、ゼラチン、そして主役のいちごです。特にいちごは、美味しいババロアを作るためには新鮮なものを選ぶことが大切です。また、ゼラチンは固まる力があるため、ババロアの形状を保つために必要な材料です。

次に、いちごの下処理を行いましょう。いちごは洗ってヘタを取り、一部をスライスに切ったりピューレにしたりします。これらはババロアの見た目や食感を変えるためのものです。

最後に、ゼラチンの準備です。ゼラチンは冷水で戻しておきます。これにより、ゼラチンがスムーズに溶けて、ババロアに均一に混ざります。

このように、下準備をしっかりと行うことで、美味しいいちごババロア作りがスムーズに進みます。

作り方

いちごババロアの基本的な作り方は、意外と簡単です。

  1. まずはじめにゼラチンを水でふやかします。
  2. 次に、牛乳と砂糖を鍋に入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火からおろします。
  3. その後、ふやかしたゼラチンを加えて溶かし、その混ぜ物を冷まします。
  4. 一方、いちごはミキサーで細かくした後、冷ましておいたゼラチン入りの牛乳と混ぜ、最後に生クリームを加えて混ぜ合わせます。
  5. これを容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固めれば完成です。

なお、いちごは新鮮なものを使うほど、色味も香りも強く美味しく仕上がります。

いちごババロアのアレンジレシピ

冷凍いちごを使ったババロア

  • 調理時間: 約25分
  • 費用目安: 約800円〜1000円

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
冷凍イチゴ 175g
粉ゼラチン 4g
40cc
牛乳 50cc
グラニュー糖 30g
生クリーム 60g

作り方

  1. 冷凍イチゴは室温に戻しておきます。
  2. 水でゼラチンをふやかして溶解します。
  3. 冷凍イチゴ、グラニュー糖、牛乳をミキサーにかけ、なめらかになるまで撹拌します。
  4. 溶かしたゼラチンを加え、再びミキサーで混ぜ合わせます。
  5. 生クリームを別に泡立て、3に加えて軽く混ぜ合わせます。
  6. 混ぜたババロア液をカップや型に流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やし固めます。

このレシピは、冷凍イチゴを使用しており、準備から完成まで比較的短時間でできるスイーツです。なお、クリームチーズはレシピには含まれていませんでしたが、ババロアの味をさらに豊かにしたい場合は、いちごのピューレを作る際に少量加えてみると良いでしょう。

いちごジャムを使ったいちごババロア

  • 調理時間: 約30分(冷やし固める時間は含まず)
  • 費用目安: 約500円(飾り用のいちごなどの追加購入によって変動あり)

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
いちごジャム 大さじ3
牛乳 適量
生クリーム 適量
粉ゼラチン 適量
適量
いちご(飾り用) 数個
レモン果汁 5滴

作り方

  1. いちごジャム、牛乳、生クリームをボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
  2. レモン果汁と事前にお湯で溶かした粉ゼラチンを加え、更に混ぜ合わせます。
  3. 混合物をプリンカップなどの容器に入れ、冷蔵庫で1~2時間冷やし固めます。
  4. 別のボウルでいちごジャム、水、レモン果汁を混ぜていちごソースを作り、固まったババロアにかけます。
  5. 最後に飾り用のいちごやお好みでホイップした生クリームをトッピングします。

このレシピは、いちごジャムをベースにしたババロアで、準備が簡単でありながらも見た目にも美しく、甘酸っぱいいちごの風味が楽しめるデザートです。飾り用のいちごやレモン果汁を加えることで、さらにフレッシュな味わいになります。

豆乳を使ったいちごババロア

  • 調理時間: 約30分(冷やし固める時間は除く)
  • 費用目安: 約800円
  • カロリー: 約150kcal/人前

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
いちご(へたをとる) 250g
砂糖 100g
レモン汁 大さじ1
豆乳 125ml
ゼラチン(粉末) 10g
いちご(飾り用) 適量
ミントの葉 適宜

作り方

  1. いちご、砂糖、レモン汁を混ぜ、豆乳を加える。
  2. ゼラチンを溶かし、混ぜ合わせる。
  3. 水でぬらした型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
  4. 型から取り出し、いちごとミントの葉で飾る。

このレシピでは、乳製品を使わずにいちごと豆乳を主要材料としています。ゼラチンで固めてババロア状にし、いちごとミントの葉で飾ります。バーミックスなどのミンサーを使っていちごを細かくつぶし、なめらかな食感に仕上げることがポイントです。

イチゴソースの作り方とババロアへの活用方法

いちごソースの基本レシピ

いちごソースは、ババロアの風味と色彩を引き立てる重要な要素です。以下にその基本の作り方を説明します。

【材料】

  • いちご:200g(新鮮ないちごを用意しましょう)
  • 砂糖:50g
  • レモン汁:大さじ1

【作り方】

  1. いちごは洗ってヘタを取り、一口大に切ります。
  2. 鍋にいちごと砂糖を入れ、中火にかけます。いちごから水分が出てきたら弱火にし、10分ほど煮ます。
  3. いちごが崩れてきたらレモン汁を加え、さらに5分ほど煮ます。
  4. 煮詰まったら火から下ろし、冷ましてからガラス容器に移し、冷蔵庫で保存します。

これで完成です。ババロアにトッピングしたり、生地に混ぜ込んだりと、さまざまな活用が可能です。

ババロアに活用するポイント

いちごソースをババロアへ活用する際のポイントは、ババロアが固まった後にトッピングとして使うことです。ババロア自体は甘さ控えめなので、甘酸っぱいいちごソースが良いアクセントになります。また、いちごソースをまんべんなく流し込むことで、見た目にも鮮やかな仕上がりになります。さらに、いちごソースの甘さは個々の好みに合わせて調節可能。手軽にアレンジでき、甘さの調整も自在なこのソースは、ババロアの魅力を一層引き立てます。

まとめ

この記事を通して、いちごババロアの基本からアレンジレシピまでを紹介しました。基本的なババロアの製法や、いちごを活用したさまざまなバリエーション、ソースの作り方までを学べます。冷凍いちごや豆乳、いちごジャムを使ったアレンジレシピを試すことで、さらにいちごババロアの楽しみ方が広がるでしょう。

また、ババロアとゼリーの違いやババロアの起源についても触れました。これらの情報を踏まえて、一層いちごババロア作りを楽しんでください。

次回お菓子作りの参考にしていただけると幸いです。是非、この機会にいちごババロア作りにチャレンジしてみてください。

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。

イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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