【簡単おやつ】冷凍いちごの活用法!いちご大福からいちごケーキまでレシピ大公開

【簡単おやつ】冷凍いちごの活用法!いちご大福からいちごケーキまでレシピ大公開

春の訪れとともに、私たちの目の前に色鮮やかないちごが並びます。その鮮やかな赤色と甘酸っぱい味わいは、子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されています。ですが、皆さんはいちごを一番美味しく食べる方法を知っていますか?また、いちごに隠された意味や使われ方もありますよ。本記事では、いちごの美味しい食べ方や知られざる秘密から、冷凍いちごの活用法、さらには手軽に作れるいちごを使ったおやつレシピまでを紹介します。いちごの魅力を再発見し、さらなる楽しみ方を見つけてみてください。

いちごの魅力とおいしい食べ方

いちごのヘタから食べると甘い?

イチゴの甘さを最大限に感じる食べ方、それはヘタの方から食べることです。イチゴは成長するにつれて、糖分を下の部分、つまり細くなっている方に集中させるという特性を持っています。

そのため、先端の細い部分から食べ始めると、初めに甘さを感じ、最後に甘酸っぱさを味わうことになります。これを逆にして、ヘタの部分から頂くと、最初の口当たりは甘酸っぱさを感じ、最後に甘さが残るという、一粒で二度美味しい体験ができます。

いちごに砂糖をかけると?

いちごに砂糖をかけると、味に一体感が生まれ、いちごの酸味と砂糖の甘みが美味しく調和します。ただし、いちご本来の風味や甘さを味わいたい場合は、砂糖を控えめにするか、かけない方がおすすめです。

また、いちごに砂糖をかけて時間を置くと、いちごから水分が出てきて、シロップ状になります。このシロップは、ヨーグルトやアイスクリームのトッピングとして活用することもできます。

ただし、いちごに砂糖をかけたものは保存期間が短くなるので注意が必要です。早めに食べきるようにしましょう。

以上のことから、いちごに砂糖をかけることで、様々な味わい方やアレンジが可能になります。

冷凍いちごの活用法

冷凍いちごの保存方法

イチゴを冷凍保存する際には、まず「ヘタ」をそのままにします。洗う時は食べる直前、それも“流水で手早く”が基本です。なぜなら、イチゴを洗ってヘタを取ると、そこから水分が入り込み、味が薄くなる恐れがあるからです。また、お水を張ったボールなどに入れておくと、イチゴに含まれるビタミンCが溶け出してしまいます。

保存する際も、ヘタが付いた状態で、洗わずにラップをかけて野菜室に入れるのが良いでしょう。一度洗ったイチゴは、水っぽくなりやすく、カビが生えやすいため、食べる分だけ直前に洗うのがベストです。

以上の方法でイチゴを上手に冷凍保存し、美味しく食べましょう。

冷凍いちごの解凍方法

冷凍いちごを美味しく食べるためには、適切な解凍方法が重要です。まず、冷凍いちごをそのまま冷蔵庫で自然解凍する方法があります。自然解凍することで、いちごの食感を保つことが可能です。ただし、時間がかかる点を考慮し時間に余裕を持って解凍することをお勧めします。

また、急速に解凍したい場合は、電子レンジを使用する方法もあります。ただし、弱火設定で少しずつ解凍し、途中で何度か混ぜることが重要です。これにより、均一に解凍することができ、いちごの風味も損なわれません。

ただし、どの解凍方法を選択しても、解凍後はすぐに食べることをお勧めします。解凍いちごは保存すると風味が落ちてしまうためです。

以上が冷凍いちごの適切な解凍方法となります。美味しいいちごを楽しむために、ぜひ活用してみてください。いちごの冷凍保存や活用法についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!

余ったいちごの活用法!いちごの冷凍方法と活用レシピアイディア

簡単おやつレシピの紹介

いちごタルトのレシピ

食材リスト(2人前)

材料 2人前の分量
ホットケーキミックス 適量
サラダ油 小さじ2
牛乳(生地用) 大さじ4
薄力粉 100g
砂糖(カスタード用) 100g
2個
牛乳(カスタード用) 200ml
バニラエッセンス 小さじ1/2
いちご 9個
いちごジャム 適量
適量

作り方

  1. タルト生地を作り、型に入れて焼く。
  2. カスタードクリームを作り、冷ます。
  3. 焼き上がったタルト生地にカスタードクリームを入れる。
  4. 上にいちごを並べ、いちごジャムを塗る。
  5. 冷蔵庫で冷やしてから完成。

簡単いちご大福のレシピ

いちご大福は、もちもちの求肥といちごの酸味、あんこの甘さが絶妙にマッチした和菓子です。手作りすることで、いちごの大きさや甘さ、あんこの種類を自分好みに調整できます。レンジを使った簡単なレシピなので、和菓子作りが初めての方でもチャレンジしやすいですよ​​​​。

食材リスト(2人前)

材料 2人前の分量
いちご 6個
こしあん 180g
白玉粉 100g
砂糖 30g
120ml
片栗粉 適量

作り方

  1. 白玉粉と砂糖を混ぜ合わせ、水を加えてよく混ぜます。その後、レンジで加熱して求肥を作ります。
  2. 求肥が熱いうちに、平らなバットに移し、片栗粉を振ってから手で伸ばしやすくします。
  3. いちごは洗ってヘタを取り、こしあんまたは粒あんで包みます。
  4. 求肥を伸ばし、あんこを包んだいちごを置いて包み、大福の形に整えます。

ポイント

求肥はレンジで簡単に作れますが、加熱時間は機種や量によって調整が必要です。
いちごを包むときは、求肥が冷めないうちに作業すると形がきれいに仕上がります。
作業用のバットには片栗粉をしっかり敷き、求肥がくっつかないようにします。

いちごムースのレシピ

さわやかなレモンの風味といちごの甘酸っぱさが合わさった、春にぴったりのデザートです。デザートの仕上げにチャービルを添えることで、見た目にも華やかさをプラスします。

食材リスト(2人前)

材料 2人前の分量
いちご 200g
砂糖 大さじ2
レモン汁 小さじ1
生クリーム 100ml
チャービル 適量
粉ゼラチン 5g
大さじ2

作り方

  1. いちごは洗ってヘタを取り、約半量をピューレにする。残りのいちごは小さめにカットしておく。
  2. 粉ゼラチンは水でふやかしておく。
  3. 小鍋にいちごピューレ、砂糖、レモン汁を入れ、温めながら砂糖を溶かす。火から下ろし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。
  4. 生クリームを泡立て、3のいちごピューレにゆっくりと混ぜ合わせる。
  5. カットしたいちごをグラス底に敷き詰め、上から4のムース生地を流し入れる。
  6. 冷蔵庫で数時間冷やし固めた後、チャービルを飾って完成。

ポイント

いちごのピューレとカットしたいちごの両方を使うことで、食感と見た目の両方にいちごを楽しむことができます。生クリームはしっかりと泡立てることで、ムースに軽やかな口当たりをもたらします。

いちごケーキのレシピ

このレシピは、いちごのフレッシュな酸味と生クリームの甘み、カステラのやさしい味わいが組み合わさった、見た目も華やかなスイーツです。パーティーや特別な日のデザートにぴったりで、準備も簡単なのでおすすめです。

食材リスト(2人前)

材料 2人前の分量
いちご 12個
カステラ 100g
生クリーム 200ml
グラニュー糖 大さじ2
ミント 飾り用適量

作り方

  1. 生クリームにグラニュー糖を加え、しっかりと泡立てる。
  2. カステラをマグカップの内側に沿って敷き詰め、切ったいちごを中に入れる。
  3. 泡立てた生クリームをいちごの上に加え、さらにカステラで蓋をする。
  4. 冷蔵庫でしっかりと冷やし固めた後、マグカップから取り出して、生クリームといちご、ミントでデコレーションする。

いちごミルクのレシピ

いちごの甘酸っぱさと牛乳のまろやかさが絶妙に合わさった、春にぴったりのドリンクです。

食材リスト(2人前)

材料 2人前の分量
いちご 約100g
砂糖 大さじ2
牛乳 1カップ
練乳 お好みで

作り方

  1. いちごと砂糖をボウルに入れ、フォークでよくつぶす​​。
  2. つぶしたいちごに牛乳をゆっくりと加え、練乳はお好みで調整して加える。
  3. きれいに2層になるように、長めのスプーンに伝わせながらゆっくり注ぐと、見た目にも美しいいちごミルクが完成する​​。

ポイント

いちごと砂糖をよくつぶしてから牛乳を加えることで、いちごの風味がより一層引き立ちます。練乳を加えると、よりクリーミーで甘みのある味わいになります。2層にすることで、見た目にも楽しいドリンクになりますが、飲む際はかき混ぜてからお楽しみください。

まとめ

いちごはそのまま食べても美味しいだけでなく、加工してさまざまなスイーツにする楽しみもあります。特に、ヘタから食べると甘さが変わるという意外な事実を覚えて、いちごの新しい食べ方を試してみるのもおすすめです。また、冷凍いちごは保存に便利で、手軽に使えるので非常に便利です。さらに、今回ご紹介したいちごタルト、いちご大福、いちごムース、いちごミルク、そしていちごケーキの簡単レシピは、いちごの美味しさを存分に楽しめます。それぞれのレシピを試して、自分だけの一番のいちごスイーツを見つけてみてください。

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。

イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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