桃タルト作りで大切なポイント
桃タルトを作る際に特に大切なポイントは、以下の3つです。
- 「桃の下ごしらえ」:桃は食感と味がタルト全体の仕上がりを左右します。適度な熟れ具合の桃を選び、皮を剥いた上で適切な大きさにスライスします。この時、甘さを引き立てるために桃に少量の砂糖をまぶすこともおすすめです。
- 「タルト生地」:しっかりとした食感のタルト生地を作ることが重要です。生地は固すぎず、柔らかすぎず、一定の厚さを保つように伸ばしましょう。
- 「カスタードクリーム」:桃の甘さと相性の良いカスタードクリームは、クリーミーで滑らかな口当たりが求められます。混ぜすぎずに適度な火加減で固まり具合を調整することで、理想的なクリームが作れます。
これらのポイントを抑えつつ、自分好みの桃タルトを作ってみてください。
産地自慢の美味しい果物を自宅で手軽に楽しむなら
「果物Express」がおすすめです。
果物Expressは、目利きが納得した
選りすぐりの美味しい果物を毎月お届けする
毎月定額のサブスクサービスです。
全国の生産者が丹精込めて育てたブランドいちごや、
高級フルーツを時期に合わせてお届けします。
各産地のECサイトで使えるお得なクーポンや、
果物に関するメルマガ配信などの特典も!
忙しい毎日のちょっとしたご褒美に、
美味しい果物はいかがでしょうか。
果物好きな人はもちろん、
これまであまり果物を食べる機会がなかった人も、
この機会にぜひ果物Expressへのお申込みをご検討ください! JA直送の口福生活!
果物Expressを申し込む
桃タルトのレシピ
ここからは、桃タルトの材料や作り方などの具体的なレシピを紹介します。
2024年産地別の桃人気ランキング
※2024年5~8月までのデータ※JAふくしま未来・JAフルーツ山梨・JA新潟かがやき・JAさがえ西村山の桃の売上データ
桃タルトに必要な材料は?
生桃タルトを作るための必要な材料は以下の通りです。まずは、材料を揃えておきましょう。
桃の下ごしらえ
- 桃:1個(250g)
- 砂糖:30g
- レモン汁:大さじ1
タルト生地
- 無塩バター:50g
- 砂糖:50g
- 卵黄:1個分
- 薄力粉:100g
カスタードクリーム
- 卵:1個
- 砂糖:大さじ3
- 薄力粉:大さじ1と1/2
- 牛乳:150cc
- バニラエッセンス:3滴
これらの材料を用意すれば、美味しい桃タルトの作成に取り掛かることができます。各材料の分量や種類によってタルトの出来上がりが変わるため、好みに合わせて選んでくださいね。
桃タルトのレシピ【焼くまで】
材料が揃ったら、いよいよ桃タルトを調理していきます。ここでは、タルトを焼くまでの工程について、詳しい手順を紹介します。
桃の下ごしらえ方法
桃の下ごしらえは、桃タルトを美味しくキレイに仕上げるために重要な工程です。
- まず桃を洗ってぬるま湯に10分ほど浸します。これで皮がスムーズに剥けます。
- 次に、桃の上下に切れ目を入れ、皮をそっと剥き取ります。切れ目が深すぎないように注意しましょう。
- 剥いた桃は、種を取り除き、自分の好きな大きさに切ります。一口大に切ると食べやすくなります。
- ボウルに桃、砂糖、レモン汁を入れてさっくりと混ぜ、よく馴染ませておきます。
以上が桃の下ごしらえ方法です。フレッシュな桃の甘さと香りをタルトで楽しむためには、この下ごしらえが重要となります。
タルト生地の作り方
タルト生地は、市販のものを使ったり、砕いたクッキーなどでも代用できますが、一から手作りすることで、より素材の味わいが引き立ちます。
- 無塩バター50gをボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜます。
- その後、砂糖50gを加え、白っぽくなるまでよく混ぜます。
- 次に、卵黄を1個加え、しっかりと混ぜ合わせます。
- 最後に、薄力粉100gをふるい入れ、粉気がなくなるまでさっくりと混ぜます。
- 混ぜ終わったら、生地を一塊にまとめ、ラップで包みます。そのまま冷蔵庫で1時間程度休ませることで、生地がしっかりと馴染みます。
- 休ませた生地をタルト型にのせ、型に合わせて生地を押し広げます。
- 底全体にフォークで穴を開け、再度冷蔵庫で30分程度冷やします。
以上がタルト生地の作り方となります。一見難しそうですが、手順を踏めば誰でも美味しいタルト生地が作れますよ。
カスタードクリームの作り方
カスタードクリームは、桃タルトの味の要になります。砂糖の分量を変えれば、自分好みの甘さに調整することもできますよ。
- まず、ボウルに卵を割り入れ、大さじ3の砂糖を加えて卵をほぐしながら混ぜます。
- 次に、大さじ1と1/2の薄力粉をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- その後、150ccの牛乳を3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
- 卵液を耐熱容器にこしながら入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱します。加熱後は手早く混ぜ、再度ふんわりとラップをして1分加熱し、手早く混ぜます。
- 最後に3滴のバニラエッセンスを加えて混ぜ、表面に密着するようにぴったりとラップをし、粗熱を取ってから冷蔵庫で30分程冷やします。
以上がカスタードクリームの作り方となります。手順4でしっかりこすことで、口当たり滑らかに仕上がります。
桃タルトのレシピ【焼き方】
ここからは、桃タルトの焼き方と仕上げの工程について詳しい手順を紹介します。
オーブンの予熱方法
失敗しない「桃タルト」の焼き方の一つとして、オーブンの予熱は必須です。予熱は、オーブン内を一定の温度に保ち、食品を均一に加熱するために必要な工程です。
まず、桃タルトを焼く温度は一般的に170℃~180℃が適しています。この温度設定をしたら、オーブンを予熱開始します。予熱の目安時間は約10~15分です。しかし、オーブンの性能により予熱時間は変わることもありますので、自宅のオーブンの説明書を参照してください。
タルト生地を焼く前にオーブン内が一定の温度になっていることが、美味しい桃タルトを作るための大切なポイントです。
焼き上がりの目安
タルトが焼き上がったかどうかを判断するためには、色合いや香りだけでなく、竹串などで中心部分を刺して確認するのも大切です。
桃タルトは、170℃のオーブンで20分焼き、その後180℃で10分から15分焼成します。その間、途中でこまめに様子を見ながら焼き上げることが大切です。タルトの縁がきつね色になってきたら、タルトの中心部に竹串を差し込みます。そっと抜いてみて、竹串に生っぽい生地が付いていなければ焼き上がりのサインです。
タルトの焼き上がり時間は、オーブンの性能により異なることもあるので、あくまで目安として活用してください。
桃とカスタードを使ったタルトの組み立て
桃とカスタードクリームを使ったタルトの組み立ては、見た目も美味しさも重要な工程です。タルト生地があつあつのままだと、カスタードクリームがだれてしまうので、粗熱が取れていることを確認してから組み立てていきましょう。
- まず始めに、焼いたタルト生地にカスタードクリームをまんべんなく広げます。
- 次に、カスタードの上に桃を並べていきます。美しい見た目にするためには、桃の配置にも工夫が必要です。桃の色と形を活かして、自分の好きなパターンやデザインで配置してみてください。
また、今回は材料に入れていませんが、お好みでホイップクリームやミントなどをお好みでトッピングするのもおすすめです。
タルトをさらに美味しくするアレンジ方法
桃タルトはそのままでも美味しいですが、アレンジ次第でさらに楽しむことができます。
例えば、桃以外のフルーツと組み合わせることで、色とりどりの見た目とフレッシュな風味を楽しめます。りんごやぶどう、ブルーベリーなど季節のフルーツをお好みでトッピングしてみてください。
また、焼き上がり直前にグラニュー糖をまぶすと、キャラメリゼ(糖が焦げて香ばしさが出る現象)され、あめ色の焦げ目をつけることができます。キャラメリゼすることによって、桃タルトに香ばしさとコクのある甘みをプラスできます。
どちらも簡単なアレンジですが、桃タルトの美味しさを一層引き立ててくれます。
まとめ
今回は、旬の桃を使った桃タルトのレシピを紹介しました。
材料選びと下ごしらえから始まり、タルト生地やカスタードクリームの作り方、そしてうまく焼き上げるためのポイントまで、一つ一つ丁寧に解説しました。生桃タルトは美味しいだけでなく見た目もキレイで、手作りスイーツでおもてなしをする際におすすめです。
お好みのアレンジも加えながら、桃タルト作りにぜひ挑戦してみてください◎
またタルト以外にも、桃を使った美味しいスイーツやおかずにもなるバラエティにとんだレシピをこちらの記事でご紹介していますので、ぜひお楽しみください♪
桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!