いちごティラミスとは
いちごティラミスとは、イタリアの伝統的デザートであるティラミスに、フレッシュないちごを加えた新感覚のスイーツです。まず、基本のティラミスはマスカルポーネチーズとビスコッティ(イタリアの乾燥パン)を主成分とし、エスプレッソやリキュールで湿らせたビスコッティの上にマスカルポーネクリームを重ね、最後にココアパウダーを振りかけるというもの。
ここにいちごを加えることで、ティラミスのクリーミーでコーヒーの香り高い風味に、いちごの酸味と甘みが加わり、さらに爽やかでフルーティーな一皿に仕上がります。また、見た目の色鮮やかさも手伝い、パーティーや特別な日のデザートとしてもぴったりです。
基本のいちごティラミス作り方
ここでは、基本のいちごティラミスの作り方を紹介します。
材料の準備
基本のいちごティラミスを作るためには以下の材料が必要です。
- いちご:10個(小さめのもの)
- ココアパウダー:適量
【ティラミスクリーム】
- マスカルポーネ:200g
- グラニュー糖:60g
- 卵黄 :2個分
- 生クリーム:200ml
【シロップ】
- 砂糖:50g
- 水:50ml
- リキュール(アマレットまたはバニラエッセンス):大さじ1
- ビスコッティ(またはレディフィンガー):10枚
まずはすべての材料を揃えてから調理を始めましょう。特にマスカルポーネやビスコッティなどは、スーパーには必ずしも置いていないので、事前に確認して購入してください。これから作るいちごティラミスは、いちごの酸味と甘さ、そしてティラミスクリームのコクが絶妙にマッチした一品となります。
手順の説明
- まずは、いちごを洗い、ヘタを取っておきます。
- 次に、マスカルポーネチーズと砂糖を混ぜ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜ合わせます。手順を進めるときは、ボウルを冷やしておくことでチーズクリームがツヤツヤとした仕上がりになります。
- 卵黄とブランデーを加え、さらによく混ぜます。準備したいちごを半分に切り、その1/3は細かく切ってマスカルポーネチーズと混ぜ合わせます。残りのいちごはスライスにします。
- ティラミスの底にビスケットを敷き、上からエスプレッソかコーヒーをたっぷりとかけます。
- その上にいちごとチーズクリームの混合物を広げ、スライスしたいちごをトッピングします。
- 最後に冷蔵庫で2時間以上冷やし固めれば完成です。
自宅で作る!焼きティラミスいちごのレシピ
ここでは、焼きティラミスいちごの作り方を紹介します。
2024年いちご人気ランキング
※2023年12月~2024年4月のデータ焼きティラミスとは
焼きティラミスとは、一般的なティラミスとは異なり、オーブンで焼き上げることでふんわりとした食感と深みのある風味を持つスイーツです。
特にシーキューブでは、焼きティラミスいちごという商品があり、これはいちごの果実やソースを用いた春限定の商品となっています。この焼きティラミスいちごは、しっとりとした食感が特徴で、いちごの甘酸っぱさがアクセントとなっていて、食べ応えもあります。ホームパーティーやギフトにもおすすめの一品です。
焼きティラミスいちごの作り方
焼きティラミスいちごは、しっとりとした食感が特徴です。以下にその作り方を説明します。
【材料】
- いちご:8個
- グラニュー糖:適量
- 卵黄:2個
- 生クリーム:200ml
- 粉糖:50g
- マスカルポーネ:250g
【作り方】
- いちごは洗ってヘタを取り、半分に切ります。
- ボウルに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくなるまでよく混ぜます。
- 別のボウルにマスカルポーネと生クリームを入れ、ミキサーでよく混ぜます。
- マスカルポーネのボウルに卵黄を加えて混ぜ、ティラミスの生地を作ります。
- オーブンを180℃に予熱し、ティラミス生地をオーブンシートにのせ、いちごをトッピングして25分ほど焼きます。
以上が焼きティラミスいちごの作り方です。お家でもシーキューブの味を再現してみてくださいね。
チョコを加えた贅沢版! いちごティラミスチョコのレシピ
ここでは、いちごティラミスチョコの作り方を紹介します。
チョコレートといちごの相性
チョコレートといちごの相性は、スイーツ作りの中でも特に抜群と言われています。その理由は、いちごの酸味がチョコレートの甘さを引き立て、バランスの良い風味を作り出すからです。
特に、苺の鮮やかな赤色はチョコレートの濃厚な茶色とのコントラストが美しく、視覚的にも楽しませてくれます。また、苺は果肉がジューシーで、チョコレートとの組み合わせで口の中でとろけるような食感を生み出します。これらの理由から、いちごティラミスにチョコレートを加えると、見た目、味、食感の全てを満足させる贅沢な一品になります。
いちごティラミスチョコの作り方
チョコレートは少し苦味があるものを選ぶと、さらに深みのあるティラミスになります。また、お酒が苦手な方は、抜いても大丈夫です。
【材料】
- マスカルポーネ:200g
- 生クリーム:200ml
- グラニュー糖:70g
- カカオパウダー:大さじ2
- ビスクッティ(またはスポンジケーキ):10枚
- イチゴ:10個
- チョコレート(バーまたはチップ):50g
- コーヒーまたはエスプレッソ:200ml
- ラム酒またはブランデー:大さじ2
【作り方】
- ティラミス用のビスケットを用意します。これにエスプレッソコーヒーをシャワー状にかけて、ビスケットを湿らせます。
- 別のボウルで、マスカルポーネチーズと砂糖を混ぜます。次に卵黄を加えてよく混ぜ合わせます。
- このマスカルポーネの混ぜ物の上に、湿らせたビスケットを一層敷きます。その上に溶かしたチョコレートを流し、その上に切ったいちごを散らします。
- これを冷蔵庫で少なくとも2時間以上冷やします。その後、上からココアパウダーを振り、いちごでトップを飾ります。
以上が、贅沢で美味しいいちごティラミスチョコの作り方です。上品な甘さと、いちごの爽やかな酸味が楽しめる一品となります。
華やかに!いちごティラミスケーキのレシピ
ここでは、いちごティラミスケーキの作り方を紹介します。
ティラミスケーキについて
ティラミスケーキは、イタリアンの伝統的なデザート、ティラミスをケーキにアレンジしたものです。ティラミスの特徴である、マスカルポーネとレディーフィンガー(ビスケット)を使用し、コーヒーとラム酒でしっとりとした味わいに仕上げます。
そして、ここにいちごを加えることで、見た目にも華やかさを加えつつ、甘酸っぱいいちごの酸味がコーヒーの風味を引き立て、より一層の深みとバランスの良い味わいが楽しめます。
特に、春先に出回る新鮮ないちごを使用すると、その果実感がより一層強調され、美味しさが増します。ティラミスケーキは、見た目の美しさからもおもてなしの席や特別な日のデザートにふさわしい一品です。
いちごテチョコティラミスケーキの作り方
ティラミスケーキの風味を引き立てるために、ブランデーやコーヒーリキュールを少量加えるのもおすすめです。
【材料】
- スポンジケーキ(市販品でも可):1枚
- 卵:3つ
- 砂糖:90g
- 薄力粉:80g
- マスカルポーネチーズ:200g
- 生クリーム:200ml
- 砂糖:60g
- ココアパウダー:適量
- いちご:10個(大きさによる)
- チョコレート:50g
【作り方】
- まずは、スポンジケーキを作成します。準備したバターと砂糖を泡立て、卵を加えて混ぜます。
- 次に、薄力粉をふるいながら加え、生地を混ぜ合わせます。
- オーブンを180℃に予熱した後、型に生地を流し込み、約20分焼きます。
- 焼き上がったら、冷ましておきます。
- 次に、ティラミスクリームを作ります。マスカルポーネチーズに、砂糖を混ぜ合わせ、泡立てた生クリームを加えます。
- エスプレッソとリキュールを混ぜたものでスポンジケーキを湿らせ、クリームを塗ります。
- 最後に、いちごとチョコレートをトッピングします。一部のいちごはスライスし、隙間を埋めるように配置します。以上で、いちごテチョコティラミスケーキの完成です。
まとめ
今回は、魅惑のいちごティラミスのレシピを紹介しました。
基本のいちごティラミスから始め、焼きティラミスやチョコを加えたバージョンで味わいを楽しんだり、華やかなデザートとしていちごティラミスケーキを作るのもおすすめです。どのレシピもシンプルな手順で作ることができ、いちごとティラミスの新たな組み合わせを楽しむことができますよ◎
いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!
いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。
そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!