桃を使ったシフォンケーキの作り方
まずは、桃を使ったシフォンケーキの材料や作り方を紹介します。
材料と作り方
桃を使ったシフォンケーキは、ふわふわ食感の生地とみずみずしい桃の果肉が絶妙にマッチします。小さなお子さんでもペロリと食べられるので、おやつにピッタリですよ。
【材料】
- 桃:2個
- 薄力粉:120g
- 砂糖:80g
- 卵:6個
- サラダ油:60ml
- 牛乳:60ml
- レモン汁:少々
【作り方】
- 桃は皮を剥き、1個はピューレ状に、もう1個は1cm角に切ります。
- ボウルに卵白を入れて泡立て、砂糖を3回に分けて加えてしっかりとしたメレンゲを作ります。
- 別のボウルに卵黄を入れ、サラダ油、牛乳、レモン汁を混ぜ合わせます。そこに薄力粉をふるい入れ、さらに桃のピューレを加えて混ぜます。
- メレンゲを3回に分けて加え、それぞれ混ぜ合わせます。最後に切った桃を混ぜ込みます。
- 生地をシフォンケーキ型に流し入れ、170℃のオーブンで約40分焼きます。焼き上がったら型から取り出し、冷ましてから食べると美味しくいただけます。
失敗しないコツとポイント
シフォンケーキは、ふわっとした食感が魅力のケーキですが、その食感を損なわないようにするためにもいくつかのポイントがあります。
まず、卵白をしっかりと泡立てることが重要です。泡立てる際には冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい卵白を用い、泡立て器を使って強力に混ぜることで、しっかりとしたメレンゲを作ることができます。
次に、焼き時間と温度です。シフォンケーキは低温でじっくりと焼き上げることで、中まで均一に膨らみ、美しい形状を保つことができます。最後に、焼き上がったらすぐに逆さにして冷ますことで、ケーキが落ち着き、ムラなく冷やすことができます。
2024年産地別の桃人気ランキング
※2024年5~8月までのデータ※JAふくしま未来・JAフルーツ山梨・JA新潟かがやき・JAさがえ西村山の桃の売上データ
アレンジレシピと提案
桃のシフォンケーキはそのままでも美味しいですが、アレンジすることでさらなる楽しみが増えます。一つの提案として、生クリームと一緒にクランブルをトッピングすると、食感のアクセントになります。
また、桃以外のフルーツを組み合わせることもおすすめです。例えば、ブルーベリーの酸味と桃の甘さがマッチし、見た目もカラフルで魅力的な一品に仕上がります。
さらに、カスタードクリームやチョコレートソースを加えることで、リッチなデザート感覚のケーキに変身します。アレンジは無限大。自分好みの桃シフォンケーキをぜひ楽しんでみてください。
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桃を使ったショートケーキの作り方
次に、桃を使ったショートケーキの材料や作り方を紹介します。
材料と作り方
桃を使ったショートケーキは、シンプルながら食べ応えバツグンで、桃のフレッシュな甘みを存分に楽しむことができます。
【材料】
- 卵:4個
- 砂糖:100g
- 植物油:40ml
- 水:60ml
- 薄力粉:100g
- ベーキングパウダー:1/2 tsp
- レモン汁:2 tsp
- 桃:2個
【作り方】
- 1.卵白を泡立てる。途中で砂糖を2回に分けて加えてメレンゲを作る。
- 2.卵黄に植物油、水、薄力粉、ベーキングパウダー、レモン汁を混ぜ合わせる。
- 3.ボウルにメレンゲを少量ずつ混ぜ合わせる。
- 4.桃を切り、皮を剥いて3に加える。シフォンケーキ型に流し込む。
- 5.170℃に予熱したオーブンで40分焼く。 シュワシュワとした食感と桃のフレッシュな甘さが楽しめるシフォンケーキの完成です。
美味しさを引き立てるコツとポイント
桃のショートケーキの美味しさを引き立てるためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 適度な酸味:桃の甘さだけでなく、適度な酸味も大切です。そのため、桃を適切に選ぶことが重要。熟しすぎも固すぎもNG。適度に熟した桃を使用しましょう。
- スポンジの焼き加減:スポンジは、しっとりとした食感が特徴。オーブンの温度や焼き時間を正確に管理しましょう。
- クリームの作り方:甘さ控えめのクリームが、桃の甘さを引き立てます。桃とのバランスを考えながら、砂糖の量を調整しましょう。
これらのポイントを押さえながら、桃のショートケーキを作ってみてください。
個性的なアレンジレシピと提案
一般的なショートケーキから一歩進んだ桃のショートケーキを作ってみましょう。今回ご紹介するのは、ベルギー発の"Chantilly peach"です。特徴は桃自体を利用したデコレーションで、シンプルながらエレガントな美しさが魅力です。
【材料】
- 生クリーム
- 砂糖
- 桃
- ショートケーキ用のスポンジ
まずは生クリームに砂糖を加えてよく泡立てます。その後、スポンジにしっかりと生クリームを塗り、桃を薄くスライスして上に並べます。最後に全体を生クリームで包み込み、冷蔵庫で冷やすだけで完成です。見た目も味も普通のショートケーキとは一味違う、桃のショートケーキをぜひお試しください。
桃を使ったレアチーズケーキの作り方
次に、桃を使ったレアチーズケーキの材料や作り方を紹介します。
材料と工程
桃を使ったレアチーズケーキは、桃のコンポートゼリーとレアチーズケーキ、ボトムの3層に分かれており、色んな味や食感が楽しめます。
【材料】
◆ボトム
- ビスケット:50g
- 溶かしバター:30g
◆レアチーズケーキ
- クリームチーズ:200g
- 砂糖:40g
- ヨーグルト:100g
- レモン汁:大さじ1
- 生クリーム:100g
- ◎ゼラチン:5g
- ◎水:大さじ2
◆桃のコンポートゼリー
- 桃:1個
- 水:200ml
- 砂糖:50g
- レモン汁:大さじ1
- △ゼラチン:5g
- △水:大さじ3
【作り方】
- ◎は合わせて600wのレンジで30秒チン、△は合わせてふやかし、型に帯状のオーブンシートを敷いておきます。
- ジップロックにビスケットを入れ、めん棒で細かく砕きます。溶かしバターを入れてなじませ、型の底にしいて冷蔵庫で冷やしておきます。
- ボウルにクリームチーズを入れて、なめらかになるまで泡立て器で混ぜます。さらに砂糖、ヨーグルト、レモン汁、生クリームの順に加えて、その都度よく混ぜます。
- 温めて溶かした◎に、チーズ生地をひとすくい入れてよく混ぜ、チーズ生地に戻して混ぜます。
- 冷蔵庫で冷やしておいた型にチーズ生地を流し入れて冷やします。
- 桃のコンポートゼリーを作ります。洗った桃を半分に切って種を取り、鍋に水と砂糖をいれ沸騰したら、桃を皮を下にして入れます。
- 弱火で5分、裏返してレモン汁を加え3分煮ます。火を止めて粗熱がとれたら、皮をむきます。
- △を600wのレンジで30秒加熱し、ゼラチンを溶かします。桃のコンポートの煮汁を150ml加えてよく混ぜます。
- 冷やしておいたレアチーズケーキの表面が固まったら、桃のコンポートを好きなサイズにスライスして並べます。
- 桃ゼリー液を静かに流して、2時間以上冷蔵庫で冷やし固めます。
ケーキの口どけを良くするコツとポイント
レアチーズケーキの口どけを良くするためには、特にクリームチーズの扱いが重要です。まず、クリームチーズは常温に戻してから使用しましょう。冷蔵庫から出してすぐの硬い状態ではなく、柔らかくなったものを混ぜることで滑らかな口当たりになります。
また、混ぜる際は、エッグビーターではなくゴムべらを用いると、空気を含ませずに混ぜることができます。これにより、濃厚で滑らかな口当たりのレアチーズケーキを作ることが可能となります。
最後に、冷やす時間も重要です。必ず4時間以上冷蔵庫で冷やしましょう。時間をしっかりとることで、ケーキがしっかりと固まり、口どけの良い食感になります。
以上のコツを守れば、口どけの良いレアチーズケーキが楽しめるでしょう。
桃を活かしたアレンジレシピ
桃のレアチーズケーキは、そのままでも美味しいですが、アレンジによって更に楽しむことができます。
例えば、桃の皮をピーリングし、砂糖とレモン汁でコンポートにすることで、自家製の桃のトッピングが作れます。また、桃を細かく刻んでケーキ生地に混ぜ込んだり、レアチーズ部分に混ぜ込んだりすることも可能です。これにより、口当たりの良いチーズケーキに桃のフレッシュな甘さと香りが加わり、一層リッチな味わいになります。
さらに、桃のスライスを表面に飾るだけでなく、ケーキの中間にも挟むと、見た目にも美しく、食感も楽しめます。
こうしたアレンジは自由度が高く、桃の美味しさを最大限に引き立てます。手間をかけて自宅でケーキを作るからこそできる工夫ですね。
桃のデコレーションケーキのアイデア
桃のデコレーションケーキは、見た目も華やかで、特別な日にぴったりのデザートです。デザインの提案としては、まず桃を半分や薄切りにしてケーキの表面に並べてみるのはいかがでしょうか。また、桃の形をそのまま活かした大きなピースを使って、ケーキの上部にドーム状に飾るのもおすすめです。
デコレーションの方法としては、桃以外にもホイップクリームやフルーツ、ナッツなどをトッピングすると、色とりどりで豊かな表現が可能です。ホイップクリームは、スプーンで優しく塗り広げ、桃を固定する役割も果たします。
季節感を出すアレンジアイデアとしては、夏はフレッシュな桃を使用し、冬はコンポートにした桃を使用するという方法があります。これにより、季節ごとに異なる風味の桃のデコレーションケーキを楽しめます。
桃を使ったケーキ作りのコツとポイント
ここからは、桃を使ったケーキ作りのコツとポイントを紹介します。
桃の選び方と保存方法
桃を選ぶ際には、色艶や香りを確認しましょう。熟している桃は、鮮やかなピンク色をしており、甘い香りがします。また、手に持ったときに適度な重さがあり、指で押したときに少し柔らかさを感じるものが良いです。
桃の保存方法は、未熟なものは室温で、熟したものは冷蔵庫で保存します。未熟な桃を早く熟成させるには、紙袋に入れて室温で保管するとよいです。一方、熟した桃は冷蔵庫で保存し、食べる際は室温に戻してからいただくと、香りと甘さが増します。
ケーキ作りでの桃の扱い方
桃をケーキに用いる際の扱い方について詳しく説明します。まずは桃の皮を剥くため、湯むきをします。湯むきは桃に十字の切り込みを入れ、熱湯にさらしてから冷水にとることで簡単に皮が剥ける方法です。
次に、桃を半分に切り、種を取り除きます。種周辺の部分は硬いので、可能な限り取り除くことがポイントです。デコレーションに使用する桃は薄くスライスし、ケーキ生地に混ぜ込む分は一口大にカットします。
レアチーズケーキなど冷たいケーキに使用する場合、桃は熱を加えずに生で使用します。しかし、シフォンケーキやショートケーキ等の焼き菓子に使用する際は、桃を砂糖と一緒に煮てから使用します。これにより、桃の香りが引き立ち、ケーキ全体の味わいを深めます。桃の甘酸っぱさと香りがケーキにうまく組み合わさるよう、各工程を丁寧に行ってください。
美味しさを引き立てる技巧
桃を使ったケーキ作りでは、桃本来の甘さと酸味を活かす工夫が必要です。まず、桃は熟しているものを選ぶことが大切です。熟した桃は自然の甘みがあり、ケーキに甘さを追加する砂糖の量を減らすことができます。
また、ケーキ生地の甘さとバランスを取るために、桃の酸味を活かすことも重要です。ケーキ生地にレモン汁を少量加えると、桃の酸味が引き立ち、全体の味わいが広がります。
さらに、桃の風味を引き立てるためには、アルコールを使うこともおすすめです。桃と相性の良いリキュールを少量加えると、桃の香りがふわっと広がります。
まとめ
今回は、桃を活用したケーキレシピを紹介しました。
それぞれのレシピは独特の口当たりと桃の甘さを存分に活かしています。シフォンケーキでは、ふわふわとした食感に桃のフレッシュさが加わり、ショートケーキでは、クリーミーなホイップクリームと桃のジューシーさが絶妙にマッチします。一方、デコレーションケーキでは、桃の色と形を活かした見た目の美しさを楽しむことができ、レアチーズケーキでは、まろやかなチーズと桃の甘酸っぱさが一体となっています。
また、桃の選び方や保存方法、さらにはケーキ作りでの桃の扱い方についても触れてきました。これらのコツを押さえることで、より美味しく、見た目にも美しい桃ケーキを作ることができます。夏のデザートに、ぜひこれらのレシピを試してみてください◎
また桃のスイーツについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!