余ったいちごの活用法!いちごの冷凍方法と活用レシピアイディア

余ったいちごの活用法!いちごの冷凍方法と活用レシピアイディア

皆さん、いちごを大量に手に入れたけれど食べきれずに困った経験はありませんか?果物は新鮮なうちが一番美味しいですが、食べきれない場合は適切な保存方法で長持ちさせることが重要です。 実は、いちごは冷凍保存が可能な食材で、そのまま食べるだけでなく、様々な料理にも活用することができます。この記事では、いちごの冷凍方法と、冷凍したいちごを使ったアイディアレシピを紹介します。いちごが余ったときの参考にしていただければ幸いです◎

いちごの冷凍方法

まずは、いちごを冷凍保存する具体的な手順から見ていきましょう!

そのまま冷凍する方法

そのまま冷凍する方法は、いちごの鮮度や自然な甘さを保ちたい場合に適しています。手順は非常にシンプルで、以下の通りです。

  1. まず、いちごを水洗いして茎を取り除きます。水分は完全に拭き取りましょう。余分な水分は結露を引き起こし、いちごの質を損なう可能性があります。
  2. 洗浄したいちごを一つずつ、フリーザーバッグや保存容器に入れていきます。いちごが重ならないように注意しましょう。これは、凍った後も一つずつ取り出せるようにするためです。
  3. フリーザーバッグや保存容器が対空気の影響を受けないように密封します。
  4. 冷凍庫で保存します。最低でも2時間以上冷凍させることで、いちごの鮮度と香りを封じ込めることができます。

この方法は、冷凍したいちごをそのまま食べる、またはスムージーやシャーベットに使用する際に特におすすめです。

砂糖をまぶして冷凍する方法

いちごをそのまま冷凍すると、冷凍後に解凍したときに味が薄く感じることがあります。これは、いちごの自然な甘さが冷凍することで失われるためです。しかし、冷凍前に砂糖をまぶすことで、いちごの甘さを逃さずに長期間美味しく保存することが可能となります。

  1. まず、いちごを洗ってヘタを取り、適当な大きさに切ります。
  2. 次に、切ったいちごに砂糖をまぶします。砂糖の量はいちごの重さの約10%が目安となります。
  3. いちごが砂糖によくまぶされたら、保存容器やフリーザーバッグに入れ、冷凍庫で凍らせます。

この方法で冷凍したいちごは、そのまま食べるだけでなく、ジャムやシャーベット、スムージーなど色々な料理に活用することが可能です。砂糖をまぶすことで、いちごの色鮮やかさも長持ちし、食べたときの甘みも増します。余ったいちごをおいしく保存するなら、ぜひ試してみてください。

つぶしてから冷凍する方法

「つぶしてから冷凍する方法」は、いちごの新鮮さをそのままに、さらに食べやすい形で保存するための方法です。

  1. まず、いちごは丁寧に洗ってヘタを取り除きます。
  2. 次に、いちごをつぶし、ここでお好みで砂糖を加えてよく混ぜます。この時、砂糖はつぶしたいちごの約10%の量が目安となります。
  3. その後、密封可能な保存容器やフリーザーバッグに入れて冷凍します。

この方法では、いちごをジャムのように利用したり、そのまま冷たいデザートとして食べることも可能です。またつぶしたいちごは解凍せずとも使いやすく、そのままスムージーやシャーベット、ソースなどに活用することができます。冷凍することで、いちごの旬の風味を長く楽しむことができるでしょう。

いちごの冷凍保存期間と解凍方法

いちごの冷凍保存は、適切な方法で行えば約1ヶ月間保存することができます。長期保存を希望する場合は、いちごを一粒ずつラップで包み、それらをまとめてフリーザーバッグに入れると、長期間新鮮さを保つことが可能です。

解凍方法については、用途により異なります。シャーベットやスムージーなど、冷たいまま使用するレシピの場合は、そのまま冷凍状態で使用できます。温かいデザートやジャムを作る際は、自然解凍が最適です。急速に解凍したい場合は、電子レンジの解凍機能を活用しましょう。ただし、解凍の際は破裂を避けるためにも、いちごが触れ合わないように注意が必要です。

以上が、いちごの適切な冷凍保存期間と解凍方法の一例です。「冷凍いちご」の活用方法は無限大。保管方法を工夫しながら、季節を問わず新鮮ないちごを楽しむことが可能です。

冷凍いちごの活用レシピアイディア

ここからは、冷凍いちごを使ったアイディアレシピを見ていきましょう!

シャーベット・スムージーに

冷凍したいちごは、シャーベットやスムージーに最適です。

シャーベットは、冷凍したいちごをフードプロセッサーに入れて砕き、必要に応じて甘みを足すだけで簡単に作ることができます。また、スムージーは冷凍いちごをミキサーに入れ、ヨーグルトやミルクと一緒に混ぜるだけ。さらにアイスクリームなどを加えれば、ボリューム満点のスムージーボウルにもなります。

どちらも冷凍いちごの甘さと鮮やかな色が活きるレシピで、暑い夏にぴったりです。冷凍保存のいちごをおいしく活用し、食べる楽しみを増やしましょう。

ジャムに活用する

冷凍いちごをジャムに活用するのも一つの良い方法です。冷凍いちごはそのままでは甘さが弱まってしまいますが、ジャムにすることで加熱した際の甘みを引き立てることができます。

  1. まず、冷凍いちごを適量取り出し、自然解凍させます。
  2. 解凍したいちごを鍋に入れ、弱火で加熱します。その際に、お好みの量の砂糖を加えていきます。
  3. 砂糖が溶けてきたら中火にし、混ぜながら15分程度煮詰めます。
  4. 火からおろした後も2~3分は混ぜ続ければ、いちごジャムの完成です。

この自家製いちごジャムは、トーストやクラッカー、ヨーグルトのトッピングとしても美味しく活用できます。また、保存は冷蔵庫で2~3週間程度となります。

冷凍いちごとアイスクリームのミルフィーユ

冷凍いちごとアイスクリームを使ったミルフィーユは、手軽で美味しいデザートです。

まずは、冷凍いちごを冷蔵庫で自然解凍します。

  1. 次に、ビスケットを適当な大きさに割り、皿に並べます。
  2. その上にアイスクリーム、解凍したいちごを順に重ねていきます。
  3. 最後に再びビスケットを重ね、それを繰り返し、最上部にはいちごとミントの葉をトッピングして完成です。

見た目も華やかで、いちごの酸味とアイスクリームの甘さが絶妙にマッチします。冷凍いちごを使うことで、旬の時期だけでなく一年中楽しむことが可能です。

ホットストロベリーソース

冷凍いちごを使ったホットストロベリーソースは、アイスクリームやホットケーキのトッピングとして最適です。作り方はとてもシンプルです。

  1. まず冷凍いちごを約500Wの電子レンジで2分加熱します。
  2. 次に砂糖を加えて混ぜ、再度加熱して砂糖が溶けるまで加熱し続けます。苺と砂糖の比率は約3:1がおすすめです。

このソースは冷凍いちごでも新鮮ないちごでも作ることができますが、冷凍いちごの場合は表面を水でサッと流してから使用します。これにより、甘さと酸味が引き立つ美味しいストロベリーソースが完成します。

ヨーグルトムースのいちごソースかけ

余ったいちごを冷凍して砂糖とともにソースにアレンジし、ヨーグルトムースにかけて楽しむ方法を紹介します。

  1. まず、冷凍したいちごを適量準備し、食べやすい大きさにカットします。
  2. 次に、カットしたいちごと砂糖(いちごの重量の約1/3量)をフードプロセッサーやミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜます。これで美味しいいちごソースの完成です。

ヨーグルトムースは市販のものを用意するか、ホイップクリームとプレーンヨーグルトを混ぜ合わせて自家製を作ることも可能です。いちごソースをかける前に、ヨーグルトムースを冷蔵庫で冷やすとより一層美味しくなります。冷たいヨーグルトムースに甘酸っぱいいちごソースをかければ、美味しくて爽やかなデザートの完成です。

ビスケット&ベリーのまぜまぜアイス

ビスケットと冷凍いちごを組み合わせた、まぜまぜアイスは手軽に作れるおやつレシピです。

  1. まず、適量の冷凍いちごを解凍します。その間に、ビスケットは一口大に砕きます。
  2. 解凍したいちごは、そのままでも良いですが、より一層の風味を楽しむために、一部をつぶしておくと良いでしょう。
  3. ボウルにアイスクリームを適量 scoop し、砕いたビスケットといちごを加えます。
  4. 全てが混ざるように、ゆっくりと混ぜ合わせます。

冷凍いちごの甘酸っぱさとビスケットのサクサク感が楽しめる、簡単かつ美味しいデザートの完成です。このレシピは、余ったいちごやビスケットの消費にも役立ちます。

まとめ:余ったいちごを無駄にしないための最適な保存法と活用法

いちごはそのまま食べるだけでなく、スイーツやお料理の素材としても活用できます。しかし、一度に大量に手に入った場合や余った場合には、冷凍保存が最適な方法です。

特に砂糖をまぶして冷凍する方法は、いちごの甘みを引き立て、品質を保つことが可能です。また、保存期間も1ヶ月程度と長持ちします。また冷凍したいちごは、シャーベットやスムージー、ジャム作りなどに活用できます。

余ったいちごを無駄にせず、美味しく活用するためにも、ぜひいちごの冷凍保存を試してみてください◎

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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