いちごの冷凍方法
まずは、いちごを冷凍保存する具体的な手順から見ていきましょう!
そのまま冷凍する方法
そのまま冷凍する方法は、いちごの鮮度や自然な甘さを保ちたい場合に適しています。手順は非常にシンプルで、以下の通りです。
- まず、いちごを水洗いして茎を取り除きます。水分は完全に拭き取りましょう。余分な水分は結露を引き起こし、いちごの質を損なう可能性があります。
- 洗浄したいちごを一つずつ、フリーザーバッグや保存容器に入れていきます。いちごが重ならないように注意しましょう。これは、凍った後も一つずつ取り出せるようにするためです。
- フリーザーバッグや保存容器が対空気の影響を受けないように密封します。
- 冷凍庫で保存します。最低でも2時間以上冷凍させることで、いちごの鮮度と香りを封じ込めることができます。
この方法は、冷凍したいちごをそのまま食べる、またはスムージーやシャーベットに使用する際に特におすすめです。
砂糖をまぶして冷凍する方法
いちごをそのまま冷凍すると、冷凍後に解凍したときに味が薄く感じることがあります。これは、いちごの自然な甘さが冷凍することで失われるためです。しかし、冷凍前に砂糖をまぶすことで、いちごの甘さを逃さずに長期間美味しく保存することが可能となります。
- まず、いちごを洗ってヘタを取り、適当な大きさに切ります。
- 次に、切ったいちごに砂糖をまぶします。砂糖の量はいちごの重さの約10%が目安となります。
- いちごが砂糖によくまぶされたら、保存容器やフリーザーバッグに入れ、冷凍庫で凍らせます。
この方法で冷凍したいちごは、そのまま食べるだけでなく、ジャムやシャーベット、スムージーなど色々な料理に活用することが可能です。砂糖をまぶすことで、いちごの色鮮やかさも長持ちし、食べたときの甘みも増します。余ったいちごをおいしく保存するなら、ぜひ試してみてください。
つぶしてから冷凍する方法
「つぶしてから冷凍する方法」は、いちごの新鮮さをそのままに、さらに食べやすい形で保存するための方法です。
- まず、いちごは丁寧に洗ってヘタを取り除きます。
- 次に、いちごをつぶし、ここでお好みで砂糖を加えてよく混ぜます。この時、砂糖はつぶしたいちごの約10%の量が目安となります。
- その後、密封可能な保存容器やフリーザーバッグに入れて冷凍します。
この方法では、いちごをジャムのように利用したり、そのまま冷たいデザートとして食べることも可能です。またつぶしたいちごは解凍せずとも使いやすく、そのままスムージーやシャーベット、ソースなどに活用することができます。冷凍することで、いちごの旬の風味を長く楽しむことができるでしょう。
いちごの冷凍保存期間と解凍方法
いちごの冷凍保存は、適切な方法で行えば約1ヶ月間保存することができます。長期保存を希望する場合は、いちごを一粒ずつラップで包み、それらをまとめてフリーザーバッグに入れると、長期間新鮮さを保つことが可能です。
解凍方法については、用途により異なります。シャーベットやスムージーなど、冷たいまま使用するレシピの場合は、そのまま冷凍状態で使用できます。温かいデザートやジャムを作る際は、自然解凍が最適です。急速に解凍したい場合は、電子レンジの解凍機能を活用しましょう。ただし、解凍の際は破裂を避けるためにも、いちごが触れ合わないように注意が必要です。
以上が、いちごの適切な冷凍保存期間と解凍方法の一例です。「冷凍いちご」の活用方法は無限大。保管方法を工夫しながら、季節を問わず新鮮ないちごを楽しむことが可能です。
冷凍いちごの活用レシピアイディア
ここからは、冷凍いちごを使ったアイディアレシピを見ていきましょう!
シャーベット・スムージーに

冷凍したいちごは、シャーベットやスムージーに最適です。
シャーベットは、冷凍したいちごをフードプロセッサーに入れて砕き、必要に応じて甘みを足すだけで簡単に作ることができます。また、スムージーは冷凍いちごをミキサーに入れ、ヨーグルトやミルクと一緒に混ぜるだけ。さらにアイスクリームなどを加えれば、ボリューム満点のスムージーボウルにもなります。
どちらも冷凍いちごの甘さと鮮やかな色が活きるレシピで、暑い夏にぴったりです。冷凍保存のいちごをおいしく活用し、食べる楽しみを増やしましょう。
ジャムに活用する

冷凍いちごをジャムに活用するのも一つの良い方法です。冷凍いちごはそのままでは甘さが弱まってしまいますが、ジャムにすることで加熱した際の甘みを引き立てることができます。冷凍いちごを使ったジャムの作り方は、以下を参考にしてくださいね。
- まず、冷凍いちごを適量取り出し、自然解凍させます。
- 解凍したいちごを鍋に入れ、弱火で加熱します。その際に、お好みの量の砂糖を加えていきます。
- 砂糖が溶けてきたら中火にし、混ぜながら15分程度煮詰めます。
- 火からおろした後も2~3分は混ぜ続ければ、いちごジャムの完成です。
この自家製いちごジャムは、トーストやクラッカー、ヨーグルトのトッピングとしても美味しく活用できます。また、保存は冷蔵庫で2~3週間程度となります。
冷凍いちごとアイスクリームのミルフィーユ

冷凍いちごとアイスクリームを使ったミルフィーユは、手軽で美味しいデザートです。ホームパーティーなどのおもてなしにもぴったりで、子どもから大人まで喜ばれること間違いなしです!作り方は、以下を参考にしてくださいね。
- まずは、冷凍いちごを冷蔵庫で自然解凍します。
- 次に、ビスケットを適当な大きさに割り、皿に並べます。
- その上にアイスクリーム、解凍したいちごを順に重ねていきます。
- 最後に再びビスケットを重ね、それを繰り返し、最上部にはいちごとミントの葉をトッピングして完成です。
見た目も華やかで、いちごの酸味とアイスクリームの甘さが絶妙にマッチします。冷凍いちごを使うことで、旬の時期だけでなく一年中楽しむことが可能です。
ホットストロベリーソース

冷凍いちごを使ったホットストロベリーソースは、アイスクリームやホットケーキのトッピングとして最適です。作り方はとてもシンプルです。
- まず冷凍いちごを約500Wの電子レンジで2分加熱します。
- 次に砂糖を加えて混ぜ、再度加熱して砂糖が溶けるまで加熱し続けます。苺と砂糖の比率は約3:1がおすすめです。
このソースは冷凍いちごでも新鮮ないちごでも作ることができますが、冷凍いちごの場合は表面を水でサッと流してから使用します。これにより、甘さと酸味が引き立つ美味しいストロベリーソースが完成します。
ビスケット&ベリーのまぜまぜアイス

ビスケットと冷凍いちごを組み合わせたまぜまぜアイスは、手軽に作れるスイーツレシピで、リフレッシュしたいときや午後のおやつタイムにぴったりです。作り方は、以下を参考にしてくださいね。
- まず、適量の冷凍いちごを解凍します。その間に、ビスケットは一口大に砕きます。
- 解凍したいちごは、そのままでも良いですが、より一層の風味を楽しむために、一部をつぶしておくと良いでしょう。
- ボウルにアイスクリームを適量 scoop し、砕いたビスケットといちごを加えます。
- 全てが混ざるように、ゆっくりと混ぜ合わせます。
冷凍いちごの甘酸っぱさとビスケットのサクサク感が楽しめる、簡単かつ美味しいデザートの完成です。このレシピは、余ったいちごやビスケットの消費にも役立ちます。
まとめ
いちごはそのまま食べるだけでなく、スイーツやお料理の素材としても活用できます。しかし、一度に大量に手に入った場合や余った場合には、冷凍保存が最適な方法です。
特に砂糖をまぶして冷凍する方法は、いちごの甘みを引き立て、品質を保つことが可能です。また、保存期間も1ヶ月程度と長持ちします。また冷凍したいちごは、シャーベットやスムージー、ジャム作りなどに活用できます。
余ったいちごを無駄にせず、美味しく活用するためにも、ぜひいちごの冷凍保存を試してみてください◎
JAふくおか八女のいちごは華がある!
福岡県南部に位置し、東部は大分県・南部は熊本県と隣接する名産地・JAふくおか八女。
標高1,200mを超える釈迦岳・御前岳を源とする矢部川が流れ、豊かな自然に恵まれています。豊かな自然環境に、水や日照のコントロールなど生産者の栽培技術が重なり合い、海外でも高い評価を受けるような農産物の産地です。いちごの「あまおう」や八女茶など全国的に知名度の高いブランド農産物でも知られています。
「あまおう」は「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとって名付けられた、いちごのトップブランド。
JAふくおか八女では年間約5,000トンのあまおうを生産しています。大粒で表面につやがあり見栄えが良く、また水や日照のコントロールに細心の注意を払い濃厚で甘い味に定評があります。
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