桃のカビとは?
桃にカビが生える最も一般的な原因は、桃が受けた外傷や長期間の保管です。桃は非常にデリケートな果物なので、傷や鮮度が落ちることによって菌が付着し、カビが生えてしまうことがあります。
桃に発生するカビの大部分が黒カビです。黒カビを食べると、腹痛や下痢などを引き起こす可能性があります。また、黒カビを吸い込むと、喘息やアレルギーを引き起こすリスクもあるため注意が必要です。
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カビが生えた桃の種は食べられるのか?
桃の種や、果肉中の空洞部分にカビが生えることはよくあります。しかし、この場合の桃はすでに傷んでいるため、食べるのは危険です。また、種が割れている桃で、果肉部分にカビが生えていない場合でも、種の中のカビが果肉に接触する可能性があるため、安全性を確保するためには食べるべきではありません。
カビが生えている部分を見つけたら、その部分を十分に除去し、残り部分にカビが触れていないことを慎重に確認した上で食べるようにしましょう。
桃が腐ってしまったときの見分け方と対処法
ここからは、桃が腐ってしまったときの見分け方や対処法について見ていきましょう!
2024年産地別の桃人気ランキング
※2024年5~8月までのデータ※JAふくしま未来・JAフルーツ山梨・JA新潟かがやき・JAさがえ西村山の桃の売上データ
腐った桃の見分け方
桃が腐ってしまったかどうかは主に以下の3つのポイントで判断することができます。
【外観】
腐った桃は、一部分が黒く変色していたり、カビが生えていることが多いです。表面が凹んでしまっている場合も腐敗している可能性が高いです。
【触感】
新鮮な桃は適度な硬さがありますが、腐った桃は特に指で押した際に柔らかすぎる傾向があります。外観から表面に凹みが見られる場合は、指で軽く押して触感を確かめてみましょう。
【香り】
新鮮な桃は甘くてフルーティな香りがしますが、腐った桃は酸っぱいか、生ごみのような嫌な臭いを放つことがあります。異臭のする桃は、放っておくと他の食材にも臭いが移ってしまう可能性があるため、早めに処分しましょう。
これらの観察を総合し、もし腐っている可能性があると思われる桃は食べないよう注意しましょう。
腐った桃を食べてしまった場合の症状と対処法
腐った桃を食べてしまった場合、最も一般的な症状は食中毒となります。具体的には、吐き気や下痢、発熱などの症状が現れます。
【食中毒の主な症状】
- 吐き気
- 下痢
- 発熱
これらの症状が現れた場合、まずは十分な水分と休息を取ることが重要です。しかし、症状が重い場合や、改善しない場合は速やかに医療機関を受診することをお勧めします。また、食中毒になった食材を特定できる場合、保健所へ報告することで同様の被害を防ぐことができます。
なお、食材のカビや腐敗を防ぐためには、適切な保存方法が重要であり、特に暑い季節は冷蔵庫での保存を心掛けましょう。
桃に黒い部分がある場合は食べられるのか?
桃に黒い部分が見られる際、その原因は大きく分けて2つ考えられます。一つ目は、カビや腐敗が進んでいる場合で、この状態の桃は食べてはいけません。二つ目は、一部が色素沈着を起こしている場合で、これは食べても安全です。
黒い部分が現れる原因とその安全性
桃の皮が黒ずむ原因として一般的なのは、外部からのダメージや過度な熟成による変色です。これらは健康に影響を及ぼすものではなく、皮を剥けば食べることができます。しかし、もし黒変がカビや腐敗であれば食べることは避けましょう。
黒い部分がある桃を食べてしまった場合の対処法
食べてしまった後で気づいた場合、腐敗やカビが原因だった場合、下痢や嘔吐などの食中毒症状が現れることもあります。症状が軽い場合は、水分をしっかり摂って安静にしましょう。それでも治まらない場合や症状が悪化した場合は、すぐに医療機関に連絡し、適宜診断を受けてください。
まとめ
今回は、桃にカビが生える原因や、腐ってしまった場合の見分け方などについて詳しく解説しました。
カビが生えた桃を食べることは、安全のため基本的に避けた方が良いでしょう。市販の果物は適度な湿度と温度で管理されていますが、家庭での保管は環境が変化しやすいため、カビが生じやすいのです。
また、桃が腐ってしまった場合、特徴的な異臭があり、柔らかすぎる触感もあります。これらを見分けることで、食材の無駄を減らし、食中毒から身を守ることが可能です。
桃に黒い部分がある場合も、必ずしもカビや腐敗を示すわけではありません。鮮度や品質をしっかり見極めて、美味しく安全に桃を楽しみましょう◎
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さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
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