余ったいちごを活用したい!注意点は?
いちごはそのまま食べるだけでなく、様々な料理やデザートの材料としても活用できます。余ったいちごを上手に活用するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 形状:いちごの形が崩れやすいので、料理する際は丁寧に取り扱いましょう。特に熱を加える料理では、形を保つために大きめにカットするのがおすすめです。
- 甘さ:いちごはそのまま食べると甘みが感じられますが、料理に使うと甘みが薄れることがあります。適量の砂糖を加えて調節しましょう。
- 保存:いちごは保存が難しい食材です。余ったいちごは冷蔵庫で保存し、早めに料理に使いましょう。
これらのポイントを意識しながら、余ったいちごを美味しく活用しましょう。
いちごを活用したレシピ10選
いちごを上手に活用したいですが、手間をあまりかけたくないですよね◎そんな時に活躍するレシピをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
2024年いちご人気ランキング
※2023年12月~2024年4月のデータいちごミルクシャーベット
- 調理時間: 5分以内
- 費用目安: 100円以下
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 50g |
砂糖 | 大さじ2 |
牛乳 | 50cc |
作り方
- いちごに砂糖をかけざっくりつぶす
- 牛乳を入れて混ぜ、冷凍庫に入れる
- 1~2回混ぜながら凍らせる
練乳とミントの葉はレシピに含まれていませんが、練乳はお好みで仕上げにかけることができ、ミントの葉は飾り付けに使用することで見た目にも美しく、風味をプラスできます。
いちごヨーグルトアイス
- 調理時間: 5分(冷やし固める時間は除く)
- 費用目安: 材料費に依存
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 100g |
生クリーム | 100ml |
ヨーグルト | 100g |
砂糖 | 30g |
作り方
- いちごを1cm角に切り、生クリーム、ヨーグルト、砂糖と混ぜ合わせる。
- 混ぜたものをフリーザーバッグに入れ、1時間ごとにもみながら冷凍庫で冷やし固める。
りんご飴 with いちごシロップ
- 調理時間: 約15分
- 費用目安: 100円以下
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
りんご | 2個 |
砂糖 | 200g |
水 | 100g |
かき氷用苺シロップ | 大さじ2杯 |
作り方
- りんごを洗い、割り箸を刺す。
- 砂糖、水、シロップを鍋に入れ、中火で加熱する。
- りんごに飴を絡める。
- クッキングシートに置き、飴が乾くまで放置。
簡単いちごジャム
- 調理時間: 約30分
- 費用目安: 材料費約500円(市場価格による)
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 300g |
砂糖 | 100g |
レモン果汁 | 大さじ1 |
作り方
- いちごはヘタを取り、適当な大きさにカットします。
- いちごと砂糖を鍋に入れ、いちごから水分が出るまでしばらく置きます。
- 水分が出たら、レモン果汁を加え、強火にかけます。
- 沸騰したらアクを取り除き、弱火〜中火で10〜15分煮詰めます。
- 透明感のある仕上がりになるように、アクを丁寧に取り除きます。
- 煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰め、冷蔵庫で保存します。
ポイント
強火で短時間に煮ることで、フルーツの色と風味を最大限に引き出します。また、煮沸消毒した瓶に詰めることで、保存性を高めることができます。
このレシピは、シンプルでありながら、いちご本来の風味を活かしたジャムを作ることができます。レモン果汁を加えることで、風味が引き立ち、保存性が向上します。
絶品いちご大福
- 調理時間: 約30分
- 費用目安: 約500円(市場価格による)
- カロリー: 一般的ないちご大福1個あたり約100〜150kcal(使用する材料による)
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 6個 |
こしあんまたは粒あん | 180g |
白玉粉 | 100g |
砂糖 | 30g |
水 | 120ml |
片栗粉 | 片栗粉 |
作り方
- 白玉粉と砂糖を混ぜ合わせ、水を加えてよく混ぜます。その後、レンジで加熱して求肥を作ります。
- 求肥が熱いうちに、平らなバットに移し、片栗粉を振ってから手で伸ばしやすくします。
- いちごは洗ってヘタを取り、こしあんまたは粒あんで包みます。
- 求肥を伸ばし、あんこを包んだいちごを置いて包み、大福の形に整えます。
ポイント
- 求肥はレンジで簡単に作れますが、加熱時間は機種や量によって調整が必要です。
- いちごを包むときは、求肥が冷めないうちに作業すると形がきれいに仕上がります。
- 作業用のバットには片栗粉をしっかり敷き、求肥がくっつかないようにします。
いちご大福は、もちもちの求肥といちごの酸味、あんこの甘さが絶妙にマッチした和菓子です。手作りすることで、いちごの大きさや甘さ、あんこの種類を自分好みに調整できます。レンジを使った簡単なレシピなので、和菓子作りが初めての方でもチャレンジしやすいですよ。
豆腐といちごのババロア
- 調理時間: 約30分(冷やし固める時間は除く)
- 費用目安: 約500円(市場価格による)
- カロリー: 1人前約112kcal
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
絹ごし豆腐 | 150g |
無調整豆乳 | 100ml |
レモン汁 | 大さじ1 |
粉ゼラチン | 5g |
水 | 大さじ2 |
いちご(ジャム推奨) | 180g |
ミント | 適量 |
作り方
- 粉ゼラチンを水でふやかし、レンジで加熱して溶かします。
- ボウルに絹ごし豆腐といちご(ジャム)を入れ、泡立て器でつぶしながら混ぜます。
- ふやかしたゼラチン、無調整豆乳、レモン汁を加えてさらに混ぜます。
- 混合物を容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 固まったら盛り付け、いちご(ジャム)とミントで飾ります。
このレシピは豆腐をベースにしたヘルシーなババロアで、いちごのジャムを使うことで甘みと酸味を加えています。レモン汁がフレッシュな風味をプラスし、ミントで彩りを加えます。豆腐の水切りは不要ですが、パックに入っている余分な水分は捨ててください。レンジでゼラチンを加熱する際は、様子を見ながら時間を調節してください。
いちごスコーン
- 調理時間: 約45分
- 費用目安: 約500円(市場価格による変動あり)
- カロリー: 一般的なスコーン1個あたり約200〜300kcal(使用する材料による)
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
ホットケーキミックス | 200g |
無塩バター | 30g |
牛乳 | 40g |
いちご | 6個(中サイズ) |
スライスいちご | 適量(飾り用) |
作り方
- 無塩バターを室温に戻して柔らかくします。
- ホットケーキミックスとバターをフードプロセッサーで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
- 牛乳を加え、生地がまとまるまでさらに混ぜます。
- 生地を台に出し、ひとまとまりになるように軽くこねてから、生地を伸ばしいちごを包み込みます。
- 生地を厚さ2cm程度に伸ばし、6等分にカットします。
- オーブンシートを敷いた天板に生地を並べ、スライスいちごを上にのせます。
- 予熱したオーブンで180度で20〜25分焼き、粗熱をとります。
ポイント
- 生地をこねすぎないように注意してください。軽くこねるだけでOKです。
- いちごは生地で包み込むことで、焼き上がりに果汁がスコーン生地に染み出し、甘酸っぱい味わいを楽しむことができます。
- 焼き上がりにスライスいちごをトッピングすることで、見た目にも華やかさをプラスします。
このレシピではホットケーキミックスを利用することで、計量や材料の準備が簡単になり、初心者でも扱いやすいです。いちごを使用することで、季節感のあるスコーンを楽しむことができます。焼き立てはもちろん、冷めても美味しいので、朝食やおやつ、ちょっとした手土産にもおすすめです。
イチゴミルク
- 調理時間: 約10分
- 費用目安: 約300円(市場価格による)
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 約100g |
砂糖 | 大さじ2 |
牛乳 | 1カップ |
練乳 | 適量(お好みで加える) |
作り方
- いちごと砂糖をボウルに入れ、フォークでよくつぶす。
- つぶしたいちごに牛乳をゆっくりと加え、練乳はお好みで調整して加える。
- きれいに2層になるように、長めのスプーンに伝わせながらゆっくり注ぐと、見た目にも美しいいちごミルクが完成する。
ポイント
いちごと砂糖をよくつぶしてから牛乳を加えることで、いちごの風味がより一層引き立ちます。練乳を加えると、よりクリーミーで甘みのある味わいになります。2層にすることで、見た目にも楽しいドリンクになりますが、飲む際はかき混ぜてからお楽しみください。
いちごの甘酸っぱさと牛乳のまろやかさが絶妙に合わさった、春にぴったりのドリンクです。
いちごの簡単コンポート
- 調理時間: 約30分
- 費用目安: 約500円(市場価格による)
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 200g |
きび砂糖 | 大さじ2 |
レモン汁 | 小さじ1 |
白ワイン | 100ml |
作り方
- いちごはヘタを取り、鍋に入れた後、きび砂糖をまぶして約30分置く。これによりいちごの水分が引き出され、焦げずに美味しく仕上がる。
- レモン汁と白ワインを加えて蓋をし、弱火で約20分加熱する。煮込みすぎに注意し、いちごの形を保つ。
- 火を止めて粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やして完成。保存は冷蔵庫で2~3日を目安にする。
ポイント
砂糖をまぶして浸透圧で水分を引き出す工程は、いちごが焦げずに美味しく仕上がるため重要です。また、白ワインを加えることで、大人の味わい深いコンポートになります。いちごの酸味と白ワインの風味が絶妙にマッチし、デザートやヨーグルト、アイスクリームのトッピングとしても楽しめます。
いちごのムース
- 調理時間: 約30分
- 費用目安: 約700円前後
食材リスト (2人前)
材料 | 2人前の分量 |
---|---|
いちご | 200g |
砂糖 | 大さじ2 |
レモン汁 | 小さじ1 |
生クリーム | 100ml |
チャービル | 適量 |
粉ゼラチン | 5g |
水 | 大さじ2 |
作り方
- いちごは洗ってヘタを取り、約半量をピューレにする。残りのいちごは小さめにカットしておく。
- 粉ゼラチンは水でふやかしておく。
- 小鍋にいちごピューレ、砂糖、レモン汁を入れ、温めながら砂糖を溶かす。火から下ろし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。
- 生クリームを泡立て、3のいちごピューレにゆっくりと混ぜ合わせる。
- カットしたいちごをグラス底に敷き詰め、上から4のムース生地を流し入れる。
- 冷蔵庫で数時間冷やし固めた後、チャービルを飾って完成。
ポイント
いちごのピューレとカットしたいちごの両方を使うことで、食感と見た目の両方にいちごを楽しむことができます。生クリームはしっかりと泡立てることで、ムースに軽やかな口当たりをもたらします。
さわやかなレモンの風味といちごの甘酸っぱさが合わさった、春にぴったりのデザートです。デザートの仕上げにチャービルを添えることで、見た目にも華やかさをプラスします。
いちごについてのQ&A
いちごの旬はいつですか?
いちごの旬は地域や品種により異なりますが、一般的には冬から春にかけてが最も美味しくなる時期とされています。特に2月から4月の間がピークと言えます。ただし、現代の農業技術では、ハウス栽培により一年中いちごを楽しむことが可能です。
また、いちごの品種によっても旬の時期は異なります。例えば、初春に収穫される「とちおとめ」、秋から冬にかけて収穫される「あまおう」など、品種により旬の時期が変わるため、一年中美味しいいちごを楽しむことができます。
おいしいイチゴの見分け方は?
おいしいイチゴの見分け方は主に以下の3点になります。
- 色つや: ビビッドな赤色で、つやつやとしているものが良品です。薄い色やくすみがあるものは避けましょう。
- へた: 新鮮なイチゴはへたが鮮やかな緑色をしています。黄ばみや枯れているものは収穫から時間が経過している可能性があります。
- 香り: イチゴ特有の甘い香りが感じられるものがおすすめです。香りがないものは味も薄い可能性があります。
以上のポイントを押さえて、新鮮で甘いイチゴを選びましょう。また、余ったイチゴはレシピに活用し、美味しくいただきましょう。
イチゴは何個から食べ過ぎに?
イチゴはビタミンCや食物繊維が豊富であり、美容や健康に多くのメリットをもたらします。それでも、摂取量には注意が必要です。具体的な数値は個々の健康状態や体質により異なりますが、一般的には一日に15〜20個程度が適量と考えられています。これは大体200g前後に相当します。
しかし、これ以上食べ過ぎると、イチゴに含まれる酸によって胃が荒れたり、また果糖の摂取過多による血糖値の急上昇が懸念されます。適量を守って、美味しく健康的にイチゴを楽しみましょう。
こちらの記事では、いちごの栄養素や糖質量、ダイエット中に食べる際のポイントなどについて詳しく紹介しています。気になる人は、ぜひ併せてチェックしてくださいね!
まとめ
本記事を通じて、余ったいちごの有効活用方法について10種類のレシピをご紹介しました。スイーツからおかずまで、いちごを使った美味しくて手軽なレシピが満載です。また、いちごについてのQ&Aコーナーでは、いちごの旬や見分け方、食べ過ぎに関する情報もご紹介しました。
これらのレシピや情報を活用して、余ったいちごを美味しく楽しみましょう。料理初心者の方でも手軽に挑戦できるレシピばかりなので、ぜひお試しください。冷凍いちごの活用法もあるので、いちごが手元に余ったときは冷凍保存もお忘れなく。
いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!
いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。
そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
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とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!