【保存期間】いちご狩りで大量に取れた! あなたのいちご、何日もつ?

【保存期間】いちご狩りで大量に取れた! あなたのいちご、何日もつ?

いちごの保存期間とは、いちごが新鮮さを保つことができる期間のことを指します。市販されているいちごと、いちご狩りなどで収穫したてのいちごでは、その保存期間に差があります。 市販のいちごは、収穫から数日経ったものが多いため、購入後すぐにでも食べることをおすすめします。一方、自分で収穫したてのいちごは、収穫直後であれば保存期間が長くなります。また、いちごの種類によっても保存期間が変わります。例えば、フレッシュないちごの場合、適切な保存方法を用いると約5~6日程度保存することが可能です。 しかし、これらの期間はあくまで目安であり、保存状態や気温などにより変動します。適切な保存方法を学び、いつでも新鮮ないちごを楽しむことが大切です◎

いちごを長持ちさせるためのポイント

ここからは、いちごを長持ちさせるためのポイントを詳しく見ていきましょう!

保存に適した温度

いちごを長持ちさせるためには、適切な保存温度が重要となります。いちごの最適な保存温度は0℃から5℃といわれています。この温度範囲では、いちごの鮮度が保たれ、腐敗が遅くなります。

冷蔵庫の温度設定は通常この範囲内にありますので、いちごは冷蔵庫で保存するのが理想的です。冷蔵庫での保存方法については後述しますが、このように保存すれば、最長で約5〜6日程度の日持ちが見込めます。

対して、常温での保存は、2日程度が限界となります。いちごは繊細な果物なので、適切な温度で保管することが鮮度を維持するためには必須となります。

いちご同士を重ねない

いちごは非常にデリケートな果物であり、果肉がやわらかいために重力により簡単につぶれてしまいます。そのため、いちごを重ねて保存すると、下のいちごがつぶれ、その部分から腐敗が始まり、賞味期限が大幅に短くなってしまいます。

実際の保存方法としては、一つ一つのいちごをパックから取り出し、重ならないように大きな容器に移し替えましょう。特に大切なポイントは、ヘタを下向きにすることです。これによりいちご同士が触れ合うことなく、冷蔵庫での保存が可能になります。

一見面倒なこの方法ですが、これによりいちごは長持ちし、瑞々しく美味しい状態を保つことができます。独特な甘さと香りを持ついちごを余すことなく楽しむためにも、正しい保存方法を身につけましょう。

水気を残さない

いちごは非常に水分に敏感です。そのため、いちごを洗ったまま保存してしまうと、余計な水分がいちごにとどまり、腐敗を早めてしまう可能性があります。この問題を防ぐために、いちごは食べる直前に洗うことが推奨されています。冷蔵保存をする際は特に注意が必要で、洗わずに保存し、食べる直前に洗うことが長持ちのコツとなります。

また、冷凍保存の場合も一部例外ではありますが、しっかりと水分を取り除くことが大切です。冷凍する前にいちごを洗う場合、その後キッチンペーパー等でしっかりと水分を拭き取ることでカビの発生を防ぎ、長期保存に適しています。

これらのポイントを踏まえて、自分の消費スタイルや保存期間に合わせて適切な保存方法を選び、新鮮ないちごを長く楽しむことが可能です。

いちごの保存方法

いちごの保存方法は、基本的に冷蔵保存と冷凍保存の二つがあります。まず、冷蔵保存の場合、いちごは0℃〜5℃で保存するのが最適とされています。保存する際には、いちご同士が重ならないように大きな容器に移し替えて保存しましょう。また、水分に弱いいちごを長持ちさせるためには、保存前に洗わないことが大切です。「洗ってから保存する」ことは、カビを生じさせる原因となります。

一方、冷凍保存の場合は、1ヶ月ほど保存できます。こちらでは、いちご同士が重なってしまう心配は少ないため、冷凍用の保存袋に移し替えて保存します。但し、洗った後は水分を完全に拭き取り、水分を残さないように注意が必要です。

これらの保存方法を活用することで、いちご狩りで大量に手に入れたいちごも無駄なく美味しく楽しむことができます。

こちらの記事では、いちごの保存方法について詳しく紹介しています。いちごの美味しさをキープさせるために役立つ情報が満載なので、ぜひ併せてチェックしてくださいね!

【保存編】いちごのおいしさを長持ちさせる!冷蔵庫・常温の効果的な保存法

まとめ: いちごを長く美味しく保存するコツ

ここまでの内容をふまえて、いちごを長く美味しく楽しむための保存のコツや注意点について見ていきましょう!

保存前の注意点

いちごを長持ちさせるためには、保存前の注意点が重要となります。まず最初に気をつけるべきは、いちごを保存前に洗わないことです。果物としては珍しく、皮を剥かずに食べるいちごは水分に弱く、洗って水気を残したまま保存するとカビの原因になります。

また、いちごはデリケートなため、他のいちごや容器との摩擦による傷も傷みの原因となります。特に大量に取れた場合やいちご狩りで収穫した際は注意が必要です。保管時は、いちご同士が重ならないよう、大きな容器に一つずつ並べて保存すると良いでしょう。

以上の点に気を付けることで、いちごを新鮮な状態で長期間保存することが可能となります。

保存方法による味の変化

保存方法によって、いちごの味に変化が生じることは知っていましたか?そのポイントを以下にご紹介します。

まず、冷蔵保存を行うと、いちごはその鮮度を保つことができますが、保存日数が増えると次第に品質が落ちてしまいます。また、いちごは非常にデリケートな果物であるため、他の食材の匂いを吸収し易く、冷蔵庫特有の臭いがついてしまう可能性もあります。

一方、冷凍保存をすると、長期的に保存することが可能になります。しかしこの方法では、いちごの触感や風味が変わってしまう可能性があります。一部の人々は、この独特のテクスチャーと風味を楽しむために、あえて冷凍する方法もあります。

いちごの冷凍保存について、詳しいやり方やコツが知りたい人は、こちらの記事も合わせてチェックしてくださいね◎

余ったいちごの活用法!いちごの冷凍方法と活用レシピアイディア

どちらの保存方法もそれぞれ長所と短所がありますので、自分の好みや使い道に合わせて適切な方法を選択してください。

食べきれない場合のアレンジ法

大量に手に入ったいちごを一度に食べきれない場合、アレンジ料理として活用するのがおすすめです。例えば、ジャムやコンポートに加工することで、保存期間を大幅に延ばすことが可能です。

【ジャム作り】

  1. いちごと砂糖を適量混ぜ合わせ、火にかける。
  2. 煮詰まったら火から下ろし、熱いうちに清潔な瓶に詰める。

【コンポート作り】

  1. いちごと砂糖、レモン汁を混ぜ合わせて火にかける。
  2. 煮えたら火から下ろし、冷蔵保存する。

これらの方法であれば、いちごの風味を損なうことなく長期間保存することが可能です。しかも、手軽に美味しいデザートが作れます。いちご狩りの後や、いちごがたくさん手に入った時にぜひ試してみてください◎

いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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