玉ねぎの皮剥きの基本
まずは、玉ねぎの皮むきの基本について見ていきましょう。
玉ねぎの皮を剥く前の準備
下ごしらえとして、まずは玉ねぎの根元と茎を切り落としましょう。根元は苦味があるため、料理に使用しない部分です。茎も同様に切り落としますが、ここで注意点が一つ。茎を切り落とす位置は、茎から1cm程度下の位置にしましょう。これにより、皮剥きが容易になります。
次に、玉ねぎを半分に切ります。ここでのポイントは、切り口が大きくなるように茎と根元を繋ぐラインで切ること。これにより、皮剥きがスムーズに行え、また涙を抑えることも可能です。
以上の下ごしらえで、玉ねぎの皮の剥き易さが格段に上がります。初心者の方でも、スムーズに玉ねぎの皮を剥くことができるでしょう。
玉ねぎの皮をツルッと剥く方法
玉ねぎの皮をスムーズに剥くには、まずは玉ねぎの上部(ヘタ側)を切り落とし、下部(根元側)はそのままにします。この状態で皮を剥くと、根元側が固定されているため剥きやすくなります。ただし、キレイに剥くためには、皮を1枚ではなく2〜3枚程度まとめて剥くと良いでしょう。これにより、玉ねぎの肉体を傷つけることなくスムーズに皮を剥くことができます。
また、包丁の刃を使って皮を少し剥がしてから手で剥くという方法もあります。この場合、包丁を使うのは皮を剥がす初めの部分だけで、あとは手で剥きます。
玉ねぎの皮剥きの裏技
ここからは、玉ねぎの皮むきの裏技を紹介します。
包丁を使わずに剥く方法
玉ねぎの皮を剥く際には、必ずしも包丁が必要ではありません。ただし、包丁を使わない方法でも適切な手順を踏むことが大切です。
- まず始めに、玉ねぎの上部(茎が付いている部分)を切り落とします。
- 次に、玉ねぎを半分に切り、皮の一部が剥けやすいように少し切り込みを入れます。これにより、皮が指で簡単に引き剥がせるようになります。
- 最後に、切り込みを入れた部分から皮をゆっくり剥きます。
- 剥いた皮は使い道がある場合は保存し、ない場合は処分します。
この方法なら、包丁を使わずに安全かつ簡単に玉ねぎの皮を剥くことができます。
水に浸してから剥く方法
実は、水に浸すことで玉ねぎの皮が剥きやすくなるという裏技が存在します。まず、玉ねぎを水に10分ほど浸けておくことで皮が柔らかくなり、剥きやすくなります。特に、水に浸すことで皮と肉の間に水分が入り込み、剥きやすさが格段にアップします。
また、この方法は涙を防ぐ効果もあります。水に浸すことで、玉ねぎを切った際に発生する刺激物質が抑制され、涙を誘発することが少なくなります。
この裏技を用いれば、スムーズに玉ねぎの皮を剥くことができ、調理時間も短縮できます。ただし、水に浸ける時間が長すぎると味が損なわれる可能性があるので注意が必要です。
玉ねぎ皮剥き機の活用法
玉ねぎをたくさん使う方や、手間を省きたい方は「玉ねぎ皮剥き機」がおすすめです。このアイテムは、玉ねぎをセットしてハンドルを回すだけで、皮が綺麗に剥けるという優れもの。特に、多くの玉ねぎを剥く必要がある時や、皮を剥くのが苦手な方にとっては大変便利です。
また、玉ねぎ皮剥き機械は、剥いた皮が飛び散らずに、機械内に収納されるため、後片付けも楽になります。しかし、注意点としては、大きさや形状によってはうまく剥けない場合があるため、商品の詳細を確認した上で購入することをおすすめします。
皮を剥いた後の玉ねぎの保存方法
ここからは、皮を剥いた後の玉ねぎの保存方法について紹介します。
冷蔵保存のポイント
玉ねぎの皮をむいた後の保存方法の一つである冷蔵保存には、いくつか注意点があります。
まず、剥いた玉ねぎはなるべく早く使い切ることが理想です。皮を剥くと酵素が空気に触れて酸化し、風味が落ちてしまうからです。しかし、すぐに使い切れない場合は、冷蔵庫での保存がおすすめです。
冷蔵保存する際のポイントは、保存容器と密封性です。保存容器は清潔なものを用い、玉ねぎのカット面が直接空気に触れないようにラップなどで密封します。これにより、酸化を防ぎ、風味を保つことができます。
また、冷蔵庫内は保存する食品ごとに適した温度がありますが、玉ねぎは冷蔵庫の野菜室が最適です。適切な温度で保管することで、風味と鮮度を長持ちさせることができます。
冷凍保存の方法
玉ねぎを上手に冷凍保存するためには、皮を剥いた後の適切な下処理が重要です。
皮を剥いた玉ねぎは、まずは中央から半分に切り、必要な大きさにスライスします。その後、玉ねぎを一枚ずつ解凍できるように、一枚ずつラップに包みます。その状態で冷凍庫に直接入れても良いですが、ジッパー付きの保存袋にまとめて入れると取り出しやすくなります。
このような保存方法を使えば、食事の準備が急に必要になったときでも、すぐに玉ねぎを利用でき、便利です。ただし、冷凍した玉ねぎは生の状態で食べることは適していないため、炒め物や煮物など加熱調理に使うことをおすすめします。
まとめ
今回は、玉ねぎの皮剥きから保存までの基本的な方法について紹介しました。
玉ねぎの皮を剥く前の準備から、手軽に取り組める裏技、機械を活用した効率的な皮剥き方法まで詳しく解説しました。また、剥いた後の玉ねぎの適切な保存方法も紹介しました。これらの情報を参考にして、玉ねぎの皮剥きや保存に困ることが少なくなると思います。また、様々な方法を試してみて、自分にとって最適な方法を見つけてみてください◎
玉ねぎを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!
いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。
そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!