【玉ねぎの作り置き】大量消費にも!おいしい副菜レシピ5選

【玉ねぎの作り置き】大量消費にも!おいしい副菜レシピ5選

玉ねぎはその美味しさだけでなく、高い栄養価からも多くの料理に欠かせない存在となっています。生のままで食べても美味しいですが、加熱することで甘みとコクが増し、全く違う味わいを楽しむことができます。また、保存性の高さから作り置きに適し、お弁当のおかずとしても活躍します。 この記事では、そんな玉ねぎの基礎知識から、毎日の献立作りに役立つ作り置きレシピを幅広くご紹介します。これを機会に玉ねぎのさらなる活用法を見つけてみてください◎

玉ねぎの栄養とその効果

まずは、玉ねぎの栄養素や賞味期限などの基礎知識から見ていきましょう。

玉ねぎに含まれる栄養とその効果

玉ねぎは、体に良い様々な栄養素を豊富に含んでいます。特に、ビタミンC、B1、B6や食物繊維が豊富で、これらは免疫力向上や腸内環境改善に役立つとされています。また、玉ねぎ特有の辛味成分「アリル硫酸」は、抗酸化作用や血液サラサラ効果があります。

栄養素 効果
ビタミンC 免疫力向上、抗酸化作用
ビタミンB1 エネルギー代謝促進
ビタミンB6 神経機能の維持
食物繊維 腸内環境改善
アリル硫酸 抗酸化作用、血液サラサラ

これらの栄養素を最大限に活かすためには、生のまま食べるか、または加熱して甘みを引き出すなど、下ごしらえの仕方によって変わります。玉ねぎの栄養を知ることで、より健康的な食生活を送ることができます。

玉ねぎの栄養成分については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!

間違った食べ方で栄養を逃がさない!玉ねぎの成分が引き立つ理想的な調理法

玉ねぎの保存方法と賞味期限

玉ねぎは生鮮野菜であり賞味期限や消費期限の表示がないため、保存方法で長期保存することが可能です。しかし、その保存方法は季節や玉ねぎの状態により異なります。玉ねぎの具体的な保存方法と賞味期限は以下の通りです。

常温での保存

丸ごとの玉ねぎは1度〜15度程度の気温が適しており、風通しがよく直射日光が当たらない場所を選びましょう。新聞紙で包むと湿気を吸収し、2ヶ月ほど保存することが可能です。

冷蔵庫での保存

夏や梅雨のような高温・多湿の季節は冷蔵保存が適しています。冷蔵庫の野菜室よりも冷蔵室の方が湿度が低く適しています。

冷凍庫での保存

事前にカットしておけば調理時の手間を省けますが、賞味期限は1ヶ月程度になります。

乾燥させた保存

栄養価が高まり甘みが増す一方で、食感は変わります。玉ねぎを薄切りにし、天日で2〜3日干すと良いです。

玉ねぎの基本的な切り方

玉ねぎは様々な料理に使える万能食材ですが、その料理は切り方ひとつで風味が変わります。ここでは、玉ねぎの基本的な切り方を4つご紹介します。

みじん切り

玉ねぎを薄く半分に切り、繊維質に沿って細かく切る方法。炒め物やスープなどに最適です。

薄切り(スライス)

玉ねぎを輪切りにする方法。サラダやハンバーガーの具材、または揚げ物に使われます。

乱切り

玉ねぎを大きめにランダムに切る方法。シチューや煮物によく使われます。

角切り

玉ねぎを一定の大きさの立方体に切る方法。サラダや煮物、炒め物に活躍します。

玉ねぎは切り方によって適した調理法がそれぞれ異なるので、料理に合わせて切り方を選んでみてください。

玉ねぎの切り方については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!

【料理初心者必見】玉ねぎの切り方3種類を一挙公開!角切り・スライス・みじん切りのやり方をマスターしよう。

玉ねぎのおすすめ作り置きレシピ5選

ここからは、玉ねぎのおすすめ作り置きレシピを紹介します。

玉ねぎの甘酢漬け

  • 調理時間: 約5時間〜1晩(漬け込み時間含む)
  • 費用目安: 約200円
  • カロリー: 一般的には低カロリーです。

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
玉ねぎ 1.5個
1/4カップ
砂糖 適量
小さじ1/4

作り方

  1. 玉ねぎの準備: 玉ねぎは縦半分に切り、薄切りにする。
  2. 甘酢液の準備: 酢、砂糖、塩(量はレシピによって異なる)を混ぜ合わせ、玉ねぎを加えてよく混ぜる。
  3. 漬け込み: 漬け込む容器に移し、冷蔵庫で半日から一晩漬ける。

お料理メモ

  • 冷蔵庫で3〜4日間保存可能です。
  • 玉ねぎの辛味が和らぎ、サラダやおつまみ、さらには他の料理のトッピングとしても幅広く使用できます。

このレシピは、シンプルながらも玉ねぎの甘酢漬けを美味しく楽しむための基本の作り方を示しています。料理のバリエーションを楽しむために、お好みでさまざまなアレンジを加えてみてください。

玉ねぎのマリネ

  • 調理時間: 約20分
  • 費用目安: 約300円
  • カロリー: 46kcal(1人前)

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 6個
<A>穀物酢 小さじ2
<A>オリーブオイル 小さじ1
<A>塩 0.5g
<A>ドライバジル 小さじ1/3
<A>黒こしょう 0.1g

作り方:

  1. <A>の調味料を合わせておく。
  2. 玉ねぎは薄切りにし、耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで1分加熱する。
  3. ミニトマトは半分に切る。
  4. 1に2、3を入れ、冷蔵庫で冷やす。

このレシピでは、玉ねぎを電子レンジで加熱することでマリネ液がしみやすくなり、バジルを加えることで風味豊かな仕上がりになります​​。また、新玉ねぎを使用する場合、水気を絞った後、マリネ液と混ぜ合わせて冷蔵庫で15分ほど冷やして完成します​​。サラダやおつまみとしても最適です。

玉ねぎの炒め物

  • 調理時間: 約15分
  • 費用目安: 約300円
  • カロリー: 約200kcal

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
玉ねぎ 1個
しょうゆ 適量
みりん 適量
適量
ごま油 小さじ1

作り方

  1. 玉ねぎを1cm幅に切ります。
  2. フライパンにごま油を熱し、玉ねぎを入れて透き通るまで炒めます。
  3. しょうゆ、みりん、酒を混ぜ合わせた調味料を加え、玉ねぎにからまるまで炒めます。

このレシピはシンプルながらも、玉ねぎの甘さと調味料のバランスが絶妙で、ご飯のおかずにも、おつまみにもぴったりな一品です。調理時間も短く、手軽に作れるため、忙しい日の夕食や、急なお客様のおもてなしにも活躍するでしょう。

玉ねぎのスープ

  • 調理時間: 約30分
  • 費用目安: 400円程度

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
玉ねぎ 1個
バター 15g
600ml
コンソメ 1個
塩コショウ 少々

作り方

  1. 玉ねぎを薄切りにして、耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wのレンジで5分加熱し、しんなりさせます​​。
  2. 加熱した玉ねぎを鍋に移し、バターを加えて中火で飴色になるまでじっくり炒めます。
  3. 玉ねぎが飴色になったら、水を加え、コンソメを入れて溶かします。
  4. 塩コショウで味を調え、一煮立ちさせたら火から下ろします。

このシンプルなオニオンスープレシピでは、玉ねぎをレンジで加熱することで、後の炒め工程での時間を短縮し、玉ねぎの甘みを引き出すことがポイントです。じっくりと炒めることで、玉ねぎ特有の甘みがスープに溶け出し、コクのある味わいになります。

玉ねぎの揚げ物

  • 調理時間: 約20分
  • 費用目安: 約300円

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
玉ねぎ 1個
薄力粉 適量
片栗粉 適量
コンソメ 少々
適宜
マヨネーズ 適宜
サラダ油 適量(揚げ用)
少々

作り方

  1. 玉ねぎを輪切りにし、塩、こしょうで下味をつけます。
  2. 薄力粉と片栗粉を用いて衣を作り、玉ねぎに衣をつけます。
  3. 高温(約180℃)の油で揚げ、金色になったら取り出して完成です。

各レシピサイトでは、オニオンリングの作り方に微妙な違いがあり、例えば衣の作り方や味付けに独自の工夫が加えられています。特に、ビールを加えたり、コンソメで味付けをするなどのアレンジもあります。

またお好みでマヨネーズをアレンジしたディップソースを添えると、さらに美味しくいただけます。

まとめ

今回は、玉ねぎを使った作り置きレシピについて紹介しました。

これらのレシピは、玉ねぎの豊富な栄養素を活用しつつ、その美味しさを最大限に引き出すものばかりです。基本的な切り方から始め、甘酢漬け、マリネ、炒め物、スープ、揚げ物まで、様々な調理法を試すことで、玉ねぎの可能性を更に広げることができます。

この記事で紹介した玉ねぎに関する情報が、あなたの食卓をより豊かで健康的なものにする手助けになれば幸いです◎

玉ねぎを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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