「オニオンスライス」上手に出来る?玉ねぎのスライスのコツ

「オニオンスライス」上手に出来る?玉ねぎのスライスのコツ

オニオンスライスとは、繊細でシャキシャキとした食感が特徴の、玉ねぎの切り方のことを指します。オニオンスライスはサラダやサンドイッチの具、ソテーや炒め物の具材として大活躍します。しかし、生の玉ねぎは辛味が強く、そのまま食べると口の中がヒリヒリすることもあります。 そこで今回は、美味しいオニオンスライスの作り方をご紹介します。切り方のコツや辛味を抑える方法、さらにはオニオンスライスを活用したレシピまで、幅広く解説するので、料理のレパートリーを増やす参考にして頂ければ幸いです◎

オニオンスライスの基本的な切り方

今回は、玉ねぎ1/2個分のオニオンスライスの切り方を紹介します。生で使用するため、できるだけ新鮮な玉ねぎを選ぶのがポイントです。

  1. まず、玉ねぎの皮を取り除き、キレイに洗います。
  2. 次に、根元と切り口が平行になるように、玉ねぎを半分に切ります。
  3. 玉ねぎの切り口を下にして、繊維に対して垂直になるよう薄切りにします。このとき玉ねぎの繊維を断ち切るように切ると、辛味が和らぎ、食べやすくなります。

以上が、基本的なオニオンスライスの作り方となります。

辛味を抑えるための秘訣

オニオンスライスの辛味を和らげるには、主に以下の3つの方法があります。

  • 水にさらす:玉ねぎの辛味成分は水溶性なので、水にさらすことで辛味が抜け、生でも食べやすくなります。ただし、浸け過ぎると玉ねぎの風味や栄養も水に溶け出てしまうため、浸け時間は5分程度を目安にしましょう。
  • 酢水にさらす:玉ねぎの辛味成分を早く取りたい時は、酢水にさらすことで効率的に辛味が抑えられます。シャキシャキ感は保たれつつ、水だけよりも短時間でしっかりと辛味が取れます。具体的な分量は、玉ねぎ1/2個(中サイズ)に対し水500ml、酢大さじ1杯が目安です。5分ほど浸けた後、ザルで水を切り、キッチンペーパーで軽く押さえて拭きます。
  • 広げて空気にさらす:玉ねぎの辛味成分は揮発性であり、空気にさらすことで辛味が緩和されます。具体的には、切った玉ねぎを広げてしばらく放置します。ただし、長時間放置し過ぎると風味が失われてしまうため注意が必要です。

以上の方法を活用して、素材の味を活かしつつも辛味を抑えた美味しいオニオンスライスを作りましょう。

辛みを抑えるやり方については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!

玉ねぎを辛くないサラダに変える切り方と調理法!適切なスライスのコツも紹介
実はこんなに簡単!生の玉ねぎを美味しく食べる方法とは?

オニオンスライスを活用したレシピ紹介

ここからは、オニオンスライスを活用したレシピを紹介します。

新玉ねぎのオニオンスライスサラダレシピ

  • 調理時間:約15分
  • 費用目安:約500円

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
新玉ねぎ 1個
かつお削り節 5g
ポン酢醤油 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
500ml (酢水にさらす場合)
50ml (酢水にさらす場合)

作り方

  1. 新玉ねぎは薄くスライスする。
  2. 水500mlに酢50mlを混ぜた酢水を作り、スライスした玉ねぎを10分程度浸して辛味を抜く。
  3. 玉ねぎを酢水から取り出し、水気をしっかりと切る。
  4. 器に玉ねぎを盛り付け、かつお削り節を上に散らす。
  5. ポン酢醤油とオリーブオイルを合わせたドレッシングをかける。
  6. よく混ぜて、冷蔵庫で冷やし、味がなじんだら完成。

新玉ねぎの照り焼きレシピ

  • 調理時間:約20分
  • 費用目安:約600円

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
新玉ねぎ 1個
砂糖 小さじ1
大さじ1
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
バター(有塩) 10g
サラダ油 適量
小口ねぎ 少々

作り方

  1. 新玉ねぎを1cm幅の半月切りにする。
  2. サラダ油をフライパンに熱し、新玉ねぎを中火で炒める。
  3. 玉ねぎがしんなりとしてきたら、砂糖、酒、みりん、しょうゆを加え、中火で煮詰める。
  4. タレが半分になり、玉ねぎに艶が出てきたら、バターを加えて溶かす。
  5. 仕上げに小口ねぎを散らして、火を止める。

このレシピは、新玉ねぎの甘みとバターのコクが加わった、家庭で簡単に作れる和洋折衷の照り焼き料理です。新玉ねぎのシャキシャキとした食感と、照り焼きの甘辛いタレが絶妙にマッチします。お好みでご飯の上にのせて丼としてもお楽しみいただけます。

豚バラのまろやかレモンステーキレシピ

  • 調理時間: 10分 (漬け込み時間は除く)
  • 費用目安: 約1,500円
  • カロリー: 約650kcal (1人前)

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
豚バラブロック肉 約350g
ドレッシング まろやかレモン 大さじ3
レタス 適量
オニオンスライス 適量
パプリカスライス 適量

作り方

  1. 豚バラブロック肉を7〜8mmの厚さに切り分ける。
  2. 豚バラ肉をジッパー付き保存袋に入れ、「ドレッシング まろやかレモン」を加え、よくもみ込んで冷蔵庫で2〜3時間漬け込む。
  3. 熱したフライパンに肉を並べ、油をひかずに中火で両面がカリッとするまで焼く。
  4. 皿に盛りつけ、オニオンスライスやパプリカスライスを添え、レタスで巻いて食べる。

このレシピでは、豚バラ肉を「ドレッシング まろやかレモン」でマリネして下味をつけ、サッパリとした味わいに仕上げます。レタスで包んで食べると、さらに美味しさが引き立ちます。

まとめ

オニオンスライスの作り方は簡単で、玉ねぎを繊維を断ち切るように薄切りにし、水にさらすことで辛味が抜けます。また、水にさらすことで生の玉ねぎ特有のシャキシャキした食感を引き立てることができます。さらした玉ねぎは、そのままサラダにしたり、照り焼きにしたり、豚バラのまろやかレモンステーキのトッピングにしたりと活用方法は様々です。

オニオンスライスは、そのままでも美味しくいただけますが、ポン酢やかつお節をトッピングすることで更に風味豊かな一品になります。栄養たっぷりで美味しいオニオンスライスを取り入れて、毎日の食事をより豊かにしましょう◎

玉ねぎを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

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【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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