【レンジで簡単】アスパラとえびのアヒージョ！下処理から調理までのステップ

アヒージョは、スペインの伝統的な料理で、にんにくとオリーブオイルをふんだんに使ったシンプルながらも味わい深い一品です。そのアヒージョにアスパラとエビを加えることで、より豊かな風味と食感を楽しむことができます。今回は、手軽に作れておしゃれな「アスパラとえびのアヒージョ」の作り方をご紹介します。特にアスパラの下処理について、皮をむくポイントから茹でる必要があるのかどうかまで詳しく解説します。また、簡単に作れるレンジ調理の方法も紹介するので、初めての方でも挑戦しやすい内容となっています。さらに、ひと工夫加えてホワイトアスパラを使った場合の注意点もご説明します。これにより、アスパラが持つ甘さとシャキッとした食感を最大限に引き出すことができます。

2024.07.31

1.アスパラの下処理方法
2.簡単！レンジで作るアヒージョの作り方
- 2-1.必要な材料
- 2-2.作り方
3.ホワイトアスパラを使った場合の注意点
4.アスパラ×アヒージョのQ&A
5.まとめ
6.アスパラガスを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう！

アスパラの下処理方法

まずは、アスパラの下処理方法について紹介します。

アスパラの選び方と保存法

アスパラガスを選ぶ際には、色鮮やかで真っ直ぐ、先端がしっかりと閉じているものを選びましょう。また、茎の部分を軽く押してみて、弾力があれば新鮮な証拠です。

保存方法としては、水にさらすと栄養素が溶け出してしまうので避けましょう。新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。立てて保存すると葉先がしおれるのを防げます。

また、冷蔵保存で1週間程度持つことが一般的ですが、早めに調理することをおすすめします。アスパラガスは切り取った瞬間から酵素により栄養素が分解され始めるため、新鮮なうちに調理しましょう。

アスパラの皮むきと下処理の手順

アスパラの美味しいアヒージョへの第一歩ともいえる下処理方法をご紹介します。まず、アスパラは根元を少し切り落とします。ここが一番硬い部分なので、しっかりと処理しましょう。さらに、硬い部分はピーラーで皮をむくと良いでしょう。こうすることで、アスパラ本来の甘みや香りが引き立ちます。

また、アスパラを食べやすいサイズに切ることも大切です。例えば3cm幅に切ると、食べやすくなりますし、オリーブオイルやガーリックなどのアヒージョの風味がよくしみ込みます。

これらの手順を踏むことで、アスパラの食感や風味を最大限に引き出し、アヒージョの美味しさを一層引き立てることができます。アスパラの下処理のやり方についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね！

【簡単筋取り】アスパラガスの最適な下処理と美味しい炒め方

茹でる必要があるのか、ないのか

アスパラの下処理について、茹でる必要があるのか否か、これは調理方法や好みによります。アヒージョではアスパラを直接油で炒めるため、事前に茹でる必要は基本的にありません。特に新鮮なアスパラは甘みがあり、食感も良いためそのまま使用するのが一般的です。

しかし、アスパラが苦手な方や、より柔らかい食感を求める方は、十分に水洗いした後、茹でてから使用すると良いでしょう。また、茹でる際は塩を加えると、アスパラの色が鮮やかに保たれます。

つまり、アスパラを茹でるか否かは調理する人の好みや、食べる人の好みによると言えます。両方試してみて、自分に合った方法を見つけてください。

簡単！レンジで作るアヒージョの作り方

料理名: アスパラとジャガイモのアヒージョ
調理時間: 15分
費用目安: 500円前後
カロリー: 4043 kcal

必要な材料

材料	2人前の分量
じゃがいも	250g

アスパラガス	3本

ミニトマト	4個

薄切りロングベーコン	50g

ニンニク	1片

オリーブオイル	150ml

白ワイン	大さじ2

タイム (お好みで)	小さじ1

塩	小さじ1/2

パセリ	少々

バゲット	適量

作り方

パセリをみじん切りにしておきます。
バゲットは食べやすい大きさに切っておきます。
じゃがいもは芽を取り除き、皮付きのまま一口大に切ります。濡れたクッキングペーパーとラップに包み、600Wのレンジで4分加熱します。
アスパラは3cm幅に切り、ミニトマトはフォークで穴を開けます。ニンニクはみじん切りにします。薄切りロングベーコンは細切りにします。
スキレット又は小さめのフライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクがきつね色に色づくまで強火で熱します。
じゃがいもを入れて混ぜながら1分加熱し、アスパラ、ミニトマトを加えてさらに2分加熱します。
火からおろし、パセリを振ってバゲットを添えて完成です。

このアスパラとジャガイモのアヒージョは、野菜とベーコンの旨みが溶け出したオイルがパンに染み込んで美味しい一品です。ビールやハイボール、スパークリングワインのおつまみにもぴったりです。ぜひお試しください！

ホワイトアスパラを使った場合の注意点

ホワイトアスパラは、その名の通り白い色が特徴のアスパラガスです。その白さは、土を盛り上げて光を当てないで育てるために得られます。そのため、ホワイトアスパラはグリーンアスパラと比較して繊細な風味と食感が特徴です。

アヒージョに使用する場合、下処理は通常のアスパラと同様、固い部分を取り除いて適当な長さに切ります。しかし調理方法には注意が必要です。その繊細な食感を生かすため、あらかじめ茹でてしまうとやわらかくなりすぎてしまう可能性があります。そのため、アヒージョの油でじっくりと火を通すことをおすすめします。

また、ホワイトアスパラは甘みがありますので、その風味を引き立てるために、にんにくやチリペッパーなどのスパイスを控えめにすると良いでしょう。

アスパラ×アヒージョのQ&A

ここからは、アスパラとアヒージョに関する疑問をQ＆A形式で紹介します。

アヒージョの起源と特徴

アヒージョとは、スペイン発祥の料理で、具材をオリーブオイルでじっくりと煮込んだ一品です。主ににんにくと唐辛子をベースに、シーフードや野菜などを加えて作ります。名前の由来はスペイン語で「にんにく（ajo）」と「唐辛子（chile）」を意味します。

特徴的なのは、オリーブオイルで具材を煮込むことにより、食材本来の旨味を凝縮させつつ、にんにくや唐辛子の風味が全体に広がる点です。また、そのままパンにつけて食べることで、オリーブオイルの風味も楽しむことができます。

今回はアスパラとえびを使用したアヒージョのレシピをご紹介しますが、その他にもマッシュルームやチーズなど、さまざまな具材でアレンジが可能ですので、ぜひお試しください。

アスパラを使ったアヒージョのバリエーション

アスパラを使ったアヒージョでは、素材のバリエーションにより味わいが変わります。基本の「アスパラとえびのアヒージョ」はもちろん、マッシュルーム、舞茸、チンゲン菜、チーズを加えることで、それぞれ異なる味わいと食感を楽しむことができます。また、季節の野菜を取り入れることで、旬の味わいを堪能することもおすすめです。

例えば、夏場であればゴーヤーやズッキーニを加えた「アヒージョ」はさっぱりとした味わいで、食欲の落ちる時期でも美味しくいただけます。また、素材によっては辛さを加えてアクセントをつけるのも一つの手です。

アスパラの栄養価と健康効果

アスパラガスは、その細長い身に多くの栄養素を秘めた野菜です。特に、ビタミンKと葉酸を豊富に含みます。ビタミンKは血液の凝固を助け、骨の健康を維持する役割があります。一方、葉酸は赤血球の生成を助け、DNAの合成と修復をサポートします。

また、アスパラガスは食物繊維も豊富で、便秘解消や腸内環境の改善に役立ちます。さらに、抗酸化物質も含まれており、身体の老化防止や免疫力向上に寄与します。

えびの下処理の注意点

アヒージョに使用するえびの下処理について、まずは背わたの取り方から始めましょう。えびの背部に沿って切り込みを入れ、先端で引っかけて背わたを丁寧に取り除きます。次に、えびを水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をしっかりとふき取ります。背わたを取り除く際、えびの身が崩れないようにやさしく行うこと、洗った後は水気をしっかりとふき取ることがポイントです。

また、アヒージョではえびの皮をむいて使用することが多いですが、皮をむく際も丁寧に行いましょう。皮をむくときは、頭部から順に引き剥がすようにします。尾の部分は残しておくと、見た目もきれいになります。

まとめ

今回は、アスパラとえびを使ったアヒージョの作り方について詳しく解説しました。特に、アスパラの下処理やレンジを活用した簡単な調理方法、ホワイトアスパラを使用する際の注意点などを詳細にご紹介しました。また、アヒージョとアスパラの組み合わせに関するQ&Aでも、その起源や特徴、バリエーション、さらには栄養価や健康効果についても触れています。これからアヒージョを作る際には、ぜひ参考にしてみてください。料理は下処理からがスタートです。正しい下処理で、より美味しいアスパラとえびのアヒージョを楽しむことができるでしょう。

アスパラガスを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう！

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。

イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん！豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。（みどりの食糧システム戦略）

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント活用による脱炭素地域づくり協議会