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いちごの有名な産地はどこ?日本のいちご名産地と主力品種を完全ガイド!

いちごの有名な産地はどこ?日本のいちご名産地と主力品種を完全ガイド!

いちごは、甘酸っぱい味わいと可愛らしい見た目から、多くの人に愛されている果物です。特に、日本のいちごは世界中でもその品質の高さが評価されています。日本では全国各地でいちごの栽培が行われており、産地によって多様な品種が楽しめるのも魅力です。 各産地でつくられる品種ごとの特徴や風味の違いを楽しみながら、自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか◎ この記事では、日本の有名ないちご産地とそれぞれの主力品種を詳しく解説します!

日本のいちご事情と世界の産地

ここからは、日本のいちごの生産量や世界のいちご産地について見ていきましょう!

日本のいちご生産量

日本では、年間約16万トンものいちごが生産されており、近年増加傾向にあります。産地別では、栃木県が年間約2万トンと全国で最も多くの生産量を誇っています。

また、日本全体のいちごの栽培面積は約4,900ヘクタールに及び、そのうち栃木県が約500ヘクタールと大部分を占めています。栃木県では、特産品であるいちごの生産に力を入れており、その努力が生産量と栽培面積にも表れています。

世界一いちごの生産量が多いのは中国

世界のいちご生産量で見ると、どの国が最も多くいちごを作っているのでしょうか。では、FAO(国際連合食糧農業機関)の最新データに基づく、国別のいちご生産量ランキングを見てみましょう。

  1. 中国:338万478トン
  2. アメリカ:121万1,090トン
  3. トルコ:66万9,195トン
  4. メキシコ:54万2,891トン
  5. エジプト:47万913トン

中国が群を抜いて最も多くのいちごを生産していることがわかります。世界で見ると、残念ながら日本は上位にランクインしていませんが、日本のいちごは世界的に見ても品質が高く、国によって消費形態や文化、栽培技術に大きな違いがあることも事実です。

日本のいちご産地TOP5

日本におけるいちごの生産量TOPは以下の通りです。

  • 1位:栃木県
  • 2位:福岡県
  • 3位:熊本県
  • 4位:愛知県
  • 5位:長崎県

これらの地域では、古くからいちごが盛んに栽培され、地域ならではのオリジナル品種やブランドいちごを数多く誕生させています。

ここでは、これらの産地別にいちごの生産量や主力品種を紹介します。

栃木県:いちご生産量日本一の名産地

栃木県は、日本一のいちご生産量を誇る名産地です。主力品種は先ほど紹介した「とちおとめ」で、甘さと酸味のバランスが良く、ジューシーな果肉が特徴です。また、一年中収穫可能という点も栽培農家にとって魅力的な要素となっています。

近年、栃木県は生産量を増やすために、新品種の開発や生産技術の改善に力を入れています。そしてその結果、年々安定した生産量を維持し続けているのです。これからも、栃木県からは美味しいいちごが全国に発信され続けることでしょう。

【栃木県のいちご生産量データ】
いちごの生産量
2018年 24,900トン
2019年 25,400トン
2020年 22,700トン
2021年 24,400トン

福岡県:「あまおう」で知られるいちごの名産地

福岡県は、全国的に有名ないちご品種「あまおう」の名産地として知られています。「あまおう」は、その名の通り「甘くて大きい」を特徴とし、鮮やかな赤色と甘みが特徴です。

福岡県内で生産されるいちごの約70%が「あまおう」です。その高品質なる香りと味わいは、全国各地から愛され、いちご狩りのスポットとしても親しまれています。福岡県は、温暖な気候と豊かな土壌を活かし、いちごの栽培に適した環境が整っています。これらが「あまおう」の美味しさを引き立て、生産量を保つ要因となっています。

【福岡県のいちご生産量データ】
いちごの生産量
2018年 16,300トン
2019年 16,700トン
2020年 16,400トン
2021年 16,600トン

熊本県:特徴的な品種が魅力のいちご産地

熊本県は、全国的にも注目されるいちごの産地です。特に「かおり野」は熊本県が誇るオリジナル品種で、見た目の美しさとともに、香り高さが特徴です。

また生産量も順調に伸ばしており、県全体のいちご生産は右肩上がりを続けています。これは熊本県が最先端の栽培技術を取り入れ、生産者の育成や情報共有に取り組んでいるからこそ。さらに、熊本県では独自の品評会を開催し、いちごの品質向上にも努めています。

【熊本県のいちご生産量データ】
いちごの生産量
2018年 11,200トン
2019年 12,500トン
2020年 12,200トン
2021年 12,100トン

愛知県:近年急速に生産量を伸ばしている地域

愛知県は、近年いちごの生産量が急速に伸びている地域です。都市近郊という立地条件を活かし、新鮮ないちごを安定的に出荷しています。特に名古屋周辺では「あいべり」や「紅ほっぺ」など新しい品種が次々と導入され、それぞれの特性を活かした栽培が行われています。

いちごの生産面積も同様に増加傾向にあります。これらは愛知県が地元農家の技術力強化を図り、消費者のニーズに対応した新品種開発や栽培方法の工夫を行ってきた結果です。

【愛知県のいちご生産量データ】
いちごの生産量
2018年 9,670トン
2019年 10,000トン
2020年 10,400トン
2021年 11,000トン

長崎県:ユニークな品種が人気のいちご産地

長崎県は、国内でもトップクラスのいちご生産量を誇り、特に「さちのか」はその代表的な品種です。「さちのか」は大粒で甘みが強く、見た目の美しさから注目を浴びています。また、長崎県はいちご選びのバラエティの豊かさも評価されています。

長崎県ではオリジナル品種の開発やブランド化が進められ、生産量も増加傾向にあります。

【長崎県のいちご生産量データ】
いちごの生産量
2018年 10200トン
2019年 11,100トン
2020年 10,500トン
2021年 10,700トン

まとめ:名産地のいちごを存分に味わおう!

日本全国には、個々の特徴を持つ多彩ないちご品種が存在します。栃木県の「とちおとめ」や福岡県の「あまおう」といった有名品種はもちろん、各地には地元色あふれるユニークな品種が揃っています。

それぞれの地域で育まれるいちごを味わうことで、その土地の風土や人々の想いに触れることができるでしょう。また、日本のいちご産業が世界的にも注目される背景には、生産者の努力や工夫があります。技術が進化する一方で、伝統的な栽培方法も守り続けているのです。

生産者のこだわりと情熱の詰まった美味しいいちごを食べて、日本の産地を応援しましょう!

JAふくおか八女のいちごは華がある!

福岡県南部に位置し、東部は大分県・南部は熊本県と隣接する名産地・JAふくおか八女。
標高1,200mを超える釈迦岳・御前岳を源とする矢部川が流れ、豊かな自然に恵まれています。豊かな自然環境に、水や日照のコントロールなど生産者の栽培技術が重なり合い、海外でも高い評価を受けるような農産物の産地です。いちごの「あまおう」や八女茶など全国的に知名度の高いブランド農産物でも知られています。

JAふくおか八女のイチゴ通販

「あまおう」は「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとって名付けられた、いちごのトップブランド。
JAふくおか八女では年間約5,000トンのあまおうを生産しています。大粒で表面につやがあり見栄えが良く、また水や日照のコントロールに細心の注意を払い濃厚で甘い味に定評があります。
部会全員が一丸となって、高品質ないちごを生産する一大産地のJAふくおか八女のあまおうを、ぜひ贈答用に、またちょっとしたご褒美としてご自宅用に、産地直送でお召し上がりください。

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