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新米の特徴とおいしさ、簡単な炊き方とレシピ~季節感や文化、健康、自己満足にも効果的な新米の魅力~

新米の特徴とおいしさ、簡単な炊き方とレシピ~季節感や文化、健康、自己満足にも効果的な新米の魅力~

日本の食卓に欠かせない、お米。中でも収穫されて間もない「新米」は、味わいも風味も格別◎毎年、新米の季節がやってくるのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな新米の特徴や美味しい炊き方について紹介します!実は明確に定義されてる新米の時期や、賞味期限についても詳しく解説するので、旬の新米を存分に味わいたい人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね♪

新米とは?

収穫されたばかりの新鮮で美味しいお米を「新米」と呼びますが、実は新米と呼べるお米には明確な定義があるのをご存じでしょうか。

ここではまず、新米とは一体どんなお米のことをいうのか、新米の特徴や定義について詳しく見ていきましょう!

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新米の定義

お米は、秋になると収穫を迎え、その年に収穫したものを新米として販売しています。具体的には、収穫された後その年の12月31日までに精米、包装されたお米を指します。そのため年末ギリギリに包装されたお米は、年明け頃から店頭に並び始めます。

つまり新米が市場に出回る時期は、収穫を迎えた秋から年明け頃までとなります。地域によってお米の生育期間や収穫時期は異なるため若干のズレはありますが、おおむね1月中旬頃までならゲットできるチャンスがあるといえるでしょう◎

参考までに、各地域の新米が出回りはじめる時期をチェックしておきましょう!

  • 北海道、東北、関東 9月~10月
  • 北陸、東海、近畿、九州 8月~9月
  • 九州の一部、沖縄 6月~7月

沖縄や九州の一部では、早ければ6月頃から新米が出回りはじめます。逆に、北海道や東北などでは9月以降からとなります。また新米の時期は品種によっても異なるため、気になるブランド米がある人は、事前にチェックしておくのがおすすめです。

新米の特徴

ほのかな甘みと旨みを感じさせてくれるお米は、毎日の主食として古くから日本で親しまれてきました。中でも新米は収穫されて間もない新鮮な状態なので、味わいや風味が格別で最も美味しいといわれています。

また最近では、各産地から続々と新たな品種が生まれており、新米の季節には多くのブランド米が店頭に並びます。特に山形県の「つや姫」は、お米の最高峰といわれる新潟県産コシヒカリに引けを取らない美味しさで注目されています。つや姫は比較的新しい品種ですがすでに多くのファンを獲得しており、ツヤのある美しい粒と芳醇な甘みが特徴です。

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新米の炊き方とレシピ

ここからは、ゲットした美味しい新米を美味しく炊く方法について見ていきましょう!

限られた時期にしか出回らない新米は、お米の中でも貴重な存在です。せっかくなら、炊き方にもこだわって美味しく頂きたいですよね◎今回は炊飯器と鍋を使った炊き方について紹介するので、新米を手に入れた際はぜひ活用してください!

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※2024年1~8月のデータ

炊飯器で新米を炊く方法

まずは定番の炊飯器を使った炊き方を紹介します。炊飯器は火加減の調整がいらないので、簡単に美味しく新米を炊き上げることができます◎具体的な炊き方の手順は、以下の通りです。

  1. 計量カップに山盛りの新米を入れます
  2. 菜箸などを使って平らにならします
  3. 新米をボウルに移し、たっぷりの水を加えます
  4. 軽く2~3回かき混ぜたら水を捨て、指先を立てて20回ほど優しくかき混ぜます
  5. 4の作業を2回繰り返し、水が半透明になったら20分ほど浸水させます
  6. 浸水が完了したら炊飯器の内釜に新米を移します
  7. 水は炊く分量より1~2mm分少ない分量に調整します
  8. 炊飯器にセットし、通常モードで炊飯します
  9. 炊き上がったら、すぐに底から空気を入れるようにほぐして混ぜます
  10. ふっくらと空気が入るよう、お茶碗によそいます

最近の炊飯器は、炊き上がりまでに「蒸らし」の工程が含まれていることが多いため、炊飯完了の音が鳴ったらすぐにフタを開けてOKです。また新米は水分を吸いやすいため、水加減をやや少なめに調整すると程よい食感に炊き上がりますよ。

鍋で新米を炊く方法

鍋や土鍋を使って新米を炊く場合、研ぎ方は炊飯器と変わりありませんが、いくつか注意したいポイントがあります。鍋や土鍋を使って新米を炊く際のポイントは、以下の通りです。

  • 洗った後しっかりと水気を切ること
  • 夏場は30分、冬場は1時間~1時間半じっくりと浸水させること
  • 炊飯後、10分程度フタを開けずに蒸らすこと

鍋や土鍋には、炊飯器のように浸水や蒸らしの機能が付いていないため、自分で調整する必要があります。新米をふっくら美味しく炊き上げるには、十分に水分を吸収させる必要があるため、時期に合わせてしっかりと浸水させましょう。また炊き上がってもすぐにフタを開けず、目安として10分程度そのまま放置して、必ず蒸らしを行いましょう。

さらに鍋や土鍋で炊く場合、火加減も自分で調整する必要があります。洗って水気を切った新米を鍋に移したら、まずは中火で沸騰させます。その後、土鍋の場合は蒸気が立ってきたら弱火にして15分、ステンレスなどの鍋の場合は弱火で10分ほど加熱し、火を止めます。

どちらの鍋も、蓋を開けて泡が立っていたら弱火で1~2分追い炊きし、さらに中火で10秒加熱します。火を止めたらフタを開けずにそのまま10分ほど蒸らして完成です。

またお米の炊き方については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!!

新米の炊き方や水の量の目安やコツを徹底解説!美味しい新米を炊く方法

新米の美味しい炊き方は?魅力を最大限に引き出す炊き方のコツを解説!

新米の賞味期限と保存方法

新米を美味しく頂くためには、炊き方だけでなく保存方法も重要です。新米は鮮度が命なので、正しく保存して品質をキープしましょう!

またどんなに上手に保存しても、新米を美味しく食べられる期間はそう長くありません。新米を最後まで美味しく食べきるには、賞味期限内で食べられる量を考えて購入することも大切ですよ。ここでは、新米の正しい保存方法や賞味期限について見ていきましょう!

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新米を美味しく食べられる期間は最大1カ月ほど

新米を美味しく食べられる賞味期限は、最大でも1カ月ほどです。また夏場の暑い時期は、より品質が劣化しやすいため2週間以内に食べきるのがおすすめです。先ほど紹介したように、地域によって新米が出回りはじめる時期は異なるため、もし6月から9月上旬に新米を購入した場合、できるだけ早めに食べきるよう意識しましょう。

また一般的に、1カ月で消費するお米の量は1人あたり5kgほどといわれています。新米を最後まで美味しく食べきるためにも、世帯人数に合わせて最大1カ月以内に食べきれる量を見積もってから購入するようにしましょう。

新米の美味しさを長持ちさせる保存方法

新米は、密閉容器に移して保存するのがおすすめです!お米は野菜などと同じ農作物なので、収穫後はできるだけ空気に触れさせないことが鮮度を保つ秘訣です。新米を密閉容器に移したら、冷蔵庫または野菜室で保管しましょう。保存温度を15度以下に抑えることで、新米の表面の脂肪が酸化し、味が落ちるのを防ぐことができます◎

また冷蔵庫や野菜室に密閉容器をいくつも保管しておくスペースがとれない場合、ペットボトルで代用するのもおすすめです。ペットボトルなら立てて置けるためあまりスペースを取らず、万が一容器を落としてしまった際も、フタをしておけば中身が散らばることもないため安全ですよ。

お米の保存方法・賞味期限については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎

お米の正しい保存方法は?美味しさ長持ちのコツや大量消費に役立つおすすめレシピも紹介

お米の正しい保存法ともち期間!何年、何ヶ月安全に食べられる?

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※2024年6月のデータ
※産直プライムが連携しているJA公式産直ECの実績

新米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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