イチゴの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいイチゴのサイン

イチゴの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいイチゴのサイン

春から初夏にかけて旬を迎える、イチゴ。旬のイチゴは味わいも香りも格別で、食べはじめるとつい手が止まらなくなってしまいますよね。 今回は、そんなイチゴの上手な保存方法を紹介します!果肉が柔らかく日持ちし辛いイチゴですが、その美味しさを少しでも長く楽しむための秘訣を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね◎

イチゴの保存期間の目安は2日程度

イチゴは追熟しない果物で、収穫後から味や品質が少しずつ落ちていってしまいます。スーパーなどの店頭に並んでいるイチゴは、収穫されてからすでに数日経過しているため、購入後およそ2日程度しか日持ちしません。

しかしイチゴの保存期間の目安は、保管場所や方法によって変わります。上手に保存することで、フレッシュなイチゴの美味しさをキープさせたり、保存期間を伸ばすことができますよ◎

イチゴの美味しさを日持ちさせるには?

購入後は、できるだけ早く食べきりたいイチゴ。しかし時には、当日中に食べられないこともありますよね。そんなとき、イチゴの美味しさをキープさせるポイントをおさえておくと、翌日以降もイチゴ本来の味や食感を楽しむことができますよ◎

イチゴは通常、2日程度しか日持ちしませんが、その間できるだけイチゴの品質を損ねないためのポイントについて見ていきましょう!

新鮮なイチゴは常温で保存する

購入したての新鮮なイチゴは、常温で保存するのがおすすめです。イチゴは冷やしすぎると甘みを感じにくくなってしまうため、当日や翌日中に食べる分は常温で保存し、イチゴ本来の甘さや柔らかさをキープさせましょう!

ただしイチゴは、1パックに10~13粒ほど入っています。その中でも果皮にハリツヤがあり、ヘタがピンと張った鮮度の高いものだけを常温保存しましょう。傷みかけのイチゴを一緒に保存すると劣化が進む原因になるため、あらかじめ抜いておきましょう。

アルミホイルで包んで保存する

イチゴは収穫された後も光に当たると光合成が進み、劣化してしまいます。日光だけでなく、室内の電気の光もイチゴを光合成させてしまうため、保存中はできるだけ光を遮断する必要があります。

そんなとき役立つのが、アルミホイルです。イチゴを保存するときは全体をアルミホイルで包み、果実に光が当たるのを防ぎましょう!また卵のパックのように、アルミホイルでイチゴ1粒1粒の間に壁を作っておくと、果実が傷つくのを防ぐことができますよ。

ヘタを下にして保存する

アルミホイルでイチゴどうしがぶつからないよう壁を作り、更に上から包んで光を遮断することで、イチゴの劣化は大幅に遅らせることができます◎その際にもう一つおさえておきたいポイントが、イチゴを置くときにヘタを下向きにすること。

こうすることでイチゴが安定し、より安全に保管することができます。イチゴはとにかく傷つきやすく、傷が入るとそこから一気に劣化していくため、取扱いには十分注意しましょう。

冷蔵保存の目安とコツ

イチゴを冷蔵保存するときは、基本的に常温と同じ方法で保存します。保管場所は冷蔵庫よりも野菜室がおすすめです◎保存期間の目安は5日程度。比較的、日持ちしやすい品種でも1週間以内には食べきるようにしましょう!

また冷蔵する場合、常温よりも保存期間が長くなるため、水気をしっかりと拭き取って置くのがポイントです。イチゴは水分が付着していると傷みやすいため、数日保存する際はこまめに様子を確認し、水分が出ていたら必ず拭き取るようにしましょう。

冷凍保存の目安とコツ

1週間以上イチゴを保存したい場合は、冷凍するのがおすすめです◎イチゴを冷凍する際は、砂糖をよくまぶして保存します。

イチゴのヘタを取って軽く洗い、水気をしっかり拭き取ってから砂糖をまぶします。砂糖をまぶし終えたら2~3粒ずつラップで包み、ポリ袋に入れて冷凍庫へ。このとき、ポリ袋の中の空気をしっかりと抜くのがポイント。このやり方で1カ月ほど保存可能です。

洗ってしまったイチゴの日持ちは?

イチゴを食べようと一度洗ったものの、全て食べきることができなかった、ということもありますよね。

イチゴは果皮が弱く、水洗いすることで表面が傷ついてしまいます。そのため水洗いしたイチゴは日持ちし辛く、できれば当日中に食べきるのがおすすめです。どうしても翌日に回したい場合は、水気を拭き取りラップで包むかポリ袋に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。

こんなイチゴは早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

ここからは、早めに食べるべき傷みかけのイチゴの特徴について紹介します。

イチゴはデリケートな果物なので、光や湿気、ほんの小さな傷によって一気に劣化が進んでしまいます。そのためイチゴを保存している間は、傷んでいないかどうか、こまめにチェックすることが大切です。もし少しでも傷んでいる場合は、早めに食べきりましょう。

食べたときピリピリとした味がする

イチゴは傷みやすいにも関わらず、見た目だけで傷んでいるかどうか判断するのは非常に難しい果物です。イチゴの傷み具合を確認するのに、最も分かりやすいのは味です。

保存しているイチゴを1粒食べてみて、ピリピリとした味がする場合、傷みかけているサイン。このピリピリとした味は、熟したイチゴがカビから身を守るために排出した二酸化炭素が原因といわれています。

「味がピリピリしているのに、食べて大丈夫?」と思われるかもしれませんが、腐敗臭がしたり、果実が茶色っぽく変色していなければ、まだ食べられますよ◎

果実の一部がピンク色に変色している

果実の変色は、イチゴの傷み具合を見分けるのに重要なポイントです。しかし変色しているからといって、必ずしも腐っているわけではないので注意しましょう!

イチゴの果実の一部がピンク色に変色している場合、傷みかけているサインです。このピンク色は、果実どうしがぶつかってできたアザのようなもの。イチゴがピンク色に変色している場合、その部分から腐敗していくため、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

また茶色っぽく変色している場合は、すでに腐っている可能性が高いです。残念ですがそのようなイチゴは食べずに破棄しましょう。

触ったときハリがなく柔らかいと感じる

イチゴを触ったとき、ぷよぷよと柔らかくハリがない場合、腐る直前と考えられます。腐敗臭や汁が出ていない場合、まだ腐ってはいないので食べられますが、できるだけ早く食べきるようにしましょう。

また他のイチゴはまだ十分にハリがある場合、そのイチゴだけ劣化が進んでいる可能性が高いため、すぐに食べられないときも抜き取って別の場所に移しておきましょう。

大量消費レシピを活用しよう

イチゴが手元にたくさんあって、食べきれそうにないときは、大量消費レシピを活用するのがおすすめです!傷みかけたイチゴも調理することで食べやすくなり、一気に消費することができますよ。

定番のジャムは、生のままでも比較的簡単に作れますが、一度冷凍することで調理を時短できますよ。ジャムにアレンジしたイチゴは、しっかりと消毒した瓶に入れて冷蔵保存することで1カ月ほど日持ちします。

またスムージーやジュースなどのドリンクにアレンジすれば、傷みかけのイチゴも食感が気にならず、味わいや風味だけを美味しく味わえますよ。

まとめ

今回は、イチゴの保存方法について紹介しました!

イチゴはデリケートな果物で追熟もしないため、新鮮なうちに食べきるのがおすすめです。美味しさをキープさせるなら、常温保存が最も適していますが、数日以上日持ちさせたいなら、冷蔵または冷凍保存が向いています◎

またどうしても食べきれず、腐らせてしまいそうなときは、アレンジレシピも活用しましょう!イチゴは色んな食品との相性が良く調理しやすいので、初心者でもレシピを見れば簡単に美味しくアレンジできますよ♪

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