簡単に美味しい焼きなすは作れる?
焼きなすは、古くから親しまれているなすの定番料理で、白ご飯との相性もバツグン◎夏野菜であるなすを主役としているためヘルシーで、旬の味を余すことなく堪能できるのも魅力ですよね。
しかし、いざ焼きなすを作るとなると、下ごしらえや焼き加減など、難しい手順が多いイメージを抱く人も少なくないでしょう。確かに焼きなすは、シンプルな料理だからこそ美味しく仕上げるにはコツが必要ですが、料理初心者の人でも簡単に作れる方法はあります!
簡単美味しい焼きなすレシピ
では実際に、焼きなすを簡単に作る方法を見ていきましょう!
焼きなすは加熱の過程で水分と一緒にアクが抜けるため、特にアク抜きをする必要はなく、切り方も一般的にはくし切りにすることが多いですが、好みに合わせて自由でOK!難しく考える必要はなく、気軽に作れるのも焼きなすの良いところです◎
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※2024年8月のデータ電子レンジで焼きナス
電子レンジを使った焼きなすのレシピは、初心者でも挑戦しやすく、誰でも簡単に調理できますよ。また火を使うことがなく安全なので、お子さんと一緒に作る際にもおすすめです◎
材料
- なす 1本
- 長ねぎ(みじん切り)10cm
- ポン酢 大さじ2
- 麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ1
- すりおろし生姜 小さじ1/2
下ごしらえ
- なすを洗い、水気を拭き取ります
- なすのヘタの部分を右にして横に置きます
- ヘタの付け根部分に包丁をあて、なすを回して1周させます
- 垂れ下がったガクの部分を手で取り除きます
- 最後に残ったヘタを切り落とせば完了です
作り方
- なすをラップで包みます(長い場合は半分に切ってから)
- お皿に載せ、600Wの電子レンジで4分加熱します
- ラップで包んだまま氷水に入れ、冷やします
- ラップを外し、軽く絞ったら食べやすい大きさに切ります
- お皿に盛り付け、調味料とすりおろし生姜を混ぜたものをかけます
- 最後にみじん切りした長ねぎを散らせば完成です
グリルで焼きナス
グリルを使った焼きなすのレシピは、最も定番で香ばしく本格的に仕上がります◎名産地の美味しいなすを手に入れた際はぜひお試しください。
材料と下ごしらえ
電子レンジと同じでOKです!
作り方
- 下ごしらえを終えたなすをグリルの中央に並べます
- 強めの中火にかけ、皮全体が黒くなるまでじっくり焼きます
- 焼けたらなすを取り出し、5~10分ほど置いて粗熱を取ります
- 食べやすい大きさに切り、お好みで調味料をかけて盛り付ければ完成です
フライパンで焼きナス
フライパンを使った焼きなすのレシピは、油を使うため少しカロリーが高くなってしまいますが、油で皮が柔らかくこんがりと焼けるため、皮ごと美味しく食べられますよ◎
作り方
- 下ごしらえを終えたなすの皮目に5mm間隔の浅い切れ込みを入れます
- なすを食べやすい大きさに切ります
- フライパンにサラダ油(別途用意)を熱し、なすを両面焼いていきます
- お好みで調味料をかけて盛り付ければ完成です
トースターで焼きナス
トースターを使った焼きなすのレシピは、少量だけ作りたいときにおすすめです◎短時間でさっと調理できるため、忙しいときにも便利ですよ◎
作り方
- 付属の天板や耐熱皿にアルミホイルを敷きます
- 下ごしらえを終えたなすの両面ににごま油を塗ります
- なすを皮目を下にしてアルミホイルに並べます
- 低温(200℃程度)で5分ほど焼きます
- 箸などでひっくり返して、皮目を3分ほど焼きます
- お好みで調味料をかけて盛り付ければ完成です
コツ
焼く前にごま油を塗っておくことで、こんがりじゅわっとした仕上がりになります。温度調整が可能なトースターなら、手順5で270℃ほどの高温に設定すると、皮をカリッと焼くことができます。
焼きなすの保存と再加熱方法
焼きなすを冷蔵庫で保存する際は、しっかりとラップをし、2~3日を目安に食べきりましょう。食べる際は、冷たいままでも美味しいですし、600Wの電子レンジで30秒ずつお好みで温めても良いでしょう。
また焼きなすは冷凍保存することも可能です。冷凍なら2~3週間ほど日持ちするため、常備菜として保存しておくと便利ですよ◎冷凍した焼きなすを解凍する際は、自然解凍または冷蔵解凍すると、とろっとした食感になり美味しく食べられます。
焼きなすの冷凍保存について、詳しいやり方やコツを知りたい人は、こちらの記事も合わせてチェックしてくださいね♪
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※2024年8月のデータなすを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、国内屈指の美味しいなすの産地としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、柔らかくとろけるような食感が人気のなす「くろべえ」など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!