玉ねぎの旬は?一番美味しいのはいつ?人気の品種ごとにご紹介!

玉ねぎの旬は?一番美味しいのはいつ?人気の品種ごとにご紹介!

様々な料理で名脇役となる玉ねぎは、価格も安く年中手に入ることから身近な存在の野菜です。いつでも手に入ることから旬の時期を忘れがちですが、玉ねぎの旬は春です。旬の新玉ねぎはみずみずしく、甘くて美味しいですよね。 今回は玉ねぎの旬や人気の品種、産地などをご紹介します。

旬の玉ねぎの魅力

年間を通してスーパーで見かける玉ねぎは、黄玉ねぎです。黄玉ねぎは保存性を高めるために乾燥させてから出荷され、旬に関係なく年中手に入れることができます。春に旬を迎える新玉ねぎは、乾燥せずに収穫後すぐに出荷され販売店に並びます。水分が多くみずみずしいのですが、日持ちしません。新玉ねぎの代表的な栄養素はビタミンB1と硫化アリルが含まれています。

玉ねぎの旬はいつ?

玉ねぎの旬は3~5月頃です。全国各地で栽培されているため、収穫時期や出荷時期が異なるため年中手に入れることができます。また、茶色い皮の玉ねぎは収穫後に乾燥させているため、長く貯蔵することができます。

スーパーに年中出回る玉ねぎの種類

玉ねぎには、辛玉ねぎ、甘玉ねぎ、黄玉ねぎ、赤玉ねぎ、白玉ねぎなど、様々な種類に分類されます。

【味わい】

辛玉ねぎ・甘い玉ねぎは味わいにより2種類に分類されます。辛玉ねぎは東欧系の玉ねぎに多く、日本では札幌黄・泉州黄・札幌赤・愛知白などの品種が栽培されています。甘玉ねぎは、南欧系に多く、日本では湘南レッドなどの品種が栽培されています。日本で流通している一般的な黄玉ねぎは辛玉ねぎに分類されます。

【色味・形・大きさ】

玉ねぎは皮の色によって分類され、黄色っぽい玉ねぎを黄玉ねぎ、赤紫色っぽい玉ねぎを赤玉ねぎ、白色のものを白玉ねぎと呼びます。形により、偏球形、球形、紡錘形などに分けたり、小さい玉ねぎの品種は小玉ねぎに分類されます。

【収穫時期】

収穫時期でも分類されます。北海道では玉ねぎの栽培を2回行い、9月に収穫する玉ねぎを春まき栽培、3月に収穫される玉ねぎを秋まき栽培と呼びます。また、早く収穫される品種は極早生、早生と呼ばれ、遅くに収穫する品種は晩生と呼ばれます。

人気の品種と旬【産地別】

玉ねぎにも品種、産地のブランド玉ねぎがあります。

北海道

全国の収穫量の50%以上を占めているのが北海道です。そのうち、きたみらい地域は北海道の生産地の40%を占めています。きたみらい地域で栽培されている玉ねぎは8月から翌年4月まで出荷され、品種は北早生3号、オホーツク1号、北もみじ2000などがあります。その他、サラダに最適なサラタマや、手作業で収穫され貴重なミニ玉ねぎのペコロス、限られた生産者のみが育てている真白なども栽培されています。

佐賀県

国内第2位の佐賀県では、3月から9月まで玉ねぎが出荷されています。盛んに栽培されている地方は白石地区をはじめ、佐賀県南部。ミネラルに満ちた豊かな土壌で栽培されている品種は、貴錦、レクスター1号、七宝早生7号、ターザン、もみじ3号などです。「さが春一番たまねぎ」は、JAさがで商標登録されたブランド玉ねぎもあります。

兵庫県

国内第3位の兵庫県では、「淡路島たまねぎ」がブランド野菜となっています。出荷は5~6月。自然乾燥したものは7~8月にかけて冷蔵庫に入れて貯蔵し、11~3月末まで出荷されています。品種はターザン、もみじ3号、七宝早生、ターボなどが栽培され、長期貯蔵向けの品種、もみじの輝、もみじ3号は収穫直後に比べ貯蔵後半になると全糖含量が増します。

まとめ|結局、いつ食べるのが一番美味しい?

新玉ねぎは、生でサラダにしても美味しいですし、煮ても焼いても美味しいのでおすすめです。特に産地のブランド玉ねぎは甘みが強いので、お試しください!晩生品種のもみじの輝、もみじ3号は貯蔵期間を経ることで、熟成が進み甘さが増しますよ!

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