美味しいお米の特徴とは?お米の種類から自分好みの銘柄を見つけよう!

美味しいお米の特徴とは?お米の種類から自分好みの銘柄を見つけよう!

お米の美味しさの判断は種類やブランドで変わりますが、自分の好みに合うかどうかも重要です。玉子焼きでも、甘いものが好きな人もいれば、しょっぱいほうが好きな人がいるのと同じでお米もモチモチしたものが好きな人がいれば、粒感が感じられる食感がしっかりとしたお米が好きな人もいます。 今回は、お米の品種をご紹介するとともに、銘柄の特徴をご紹介します。

自分好みの味の見つけ方

産地も品種もこだわりがなくても、味の好みはあるはずです。例えば甘めのご飯が好きな人、硬めで食感がしっかりしたご飯が好きな人、人それぞれに好みは分かれています。お米の味や食感は甘い、あっさり、モチモチ、しっかり、で分けることができます。自分の項目が4つの中でどこに位置するかで、好みの品種を見つけることができます。

品種で見つける

お米の味や食感はどれも同じではなく、品種ごとで食べ比べるとその違いが分かります。購入先によっては品種食べ比べセットと称して、少量ずつパックになった商品も販売されています。

産地で探す

同じ銘柄でも、産地が変われば味が変わることもあります。例えば、同じコシヒカリでも新潟県魚沼産コシヒカリが有名ですが、魚沼産のコシヒカリは島根県奥出雲町のコシヒカリよりもっちりとして柔らかい特徴があります。

食べたい料理に合わせて選ぶ

どんな味が好みなのかが分からない場合は、普段食べる料理で選ぶのもおすすめです。例えば、お肉に合うお米や、おにぎりに適したお米、魚料理に合うお米など、料理とのマッチングが良い品種があります。ちなみに、おにぎりやお米を主として食べたい場合は、新潟県産新之助、お肉料理に合わせるなら、新潟県魚沼産のコシヒカリ。どんなお料理にも合う万能タイプだと秋田県産あきたこまちがおすすめです。

お米の主な産地は?

お米の名産地ランキングは、1位新潟県 631,000トン、2位北海道 553,200トン、3位秋田県 456,500トン、4位山形 365,300トン、5位宮城県 326,500トンです。令和4年では、ランクインした県はすべて東北地方でした。

ランキング1位の新潟県は、言わずと知れた米どころ。中でも有名な場所は魚沼地域です。魚沼産のコシヒカリは、誰もが知るブランド米です。2位は北海道。年間を通して気温が低いため、寒さに強い品種のゆめぴかりが開発されました。ゆめぴりかの誕生を機に米どころとしての知名度を高めることになりました。ランキング上位の県は、お米を作るために必要な気候や風土が備わっています。それに台風被害が少ないという点も米づくりには大きなポイントです。

米の代表品種

お米の代表的な品種と言えば、コシヒカリやあきたこまちが有名なところです。お米の種類は900種類もあるとされ、全ての品種を食べ比べるのは皆目見当もつきません。好みが分からない人は、まずは有名品種から食べてみるのもおすすめです。

こしひかり

こしひかりの特徴は、粘りや柔らかさ、甘みや風味など、全てにおいてバランスが良い品種です。さらに、ご飯が冷めてもコシが強く、弾力が残ることも優れている点です。柔らかめ、硬めと食感を変えて炊くこともできます。コシヒカリは新潟県で農林22号と農林1号を掛け合わせ、その後福井県で育成・選抜されたお米です。昭和31年に正式に登録されました。

あきたこまち

あきたこまちは、こしひかりと比較すると柔らかさと粘りこそ少なくなりますが、甘みに関してはコシヒカリと同等の特徴を持ちます。やや小粒でころんとした粒感。繊細な和食と一緒に食べるのがおすすめです。あきたこまちはコシヒカリと奥羽292を交配させたお米です。

ひとめぼれ

ひとめぼれは、コシヒカリに続く作付け面積のあるお米です。1981年に宮城県で開発され、コシヒカリと初星という品種を掛け合わせて作られた品種です。ひとめぼれの特徴は、粘り強く飽きがこない甘さがあり、冷めても美味しいところです。お米の味を主張しすぎないので、様々なおかずとの相性も良いです。

はえぬき

はえぬきは、コシヒカリのような粘り強さを持ちながら、ササニシキのようにあっさりとした食感が特徴です。冷めても食味が落ちず、パサパサしないためお弁当やおにぎりとしても最適です。はえぬきは山形県のブランド米で、庄内29号とあきたこまちを交配して誕生したお米です。

ささにしき

ささにしきは、コシヒカリと比較すると粘りが少なくあっさりとした食感。冷めても食味が落ちにくい特徴があります。寿司米として最適で、高級寿司店でも使用されています。以前はコシヒカリと同等の食味の良いお米としての位置づけでしたが、病気や寒さに弱く、生産は減少傾向にあります。

美味しい米の特徴は?見分け方・選び方のコツ

お米は生鮮食品なので、精米してから約1ヶ月で食味が落ちてしまいます。まとめ買いは避け、消費できる量を考えて購入しましょう。お米の消費期限は記載がありませんが、袋に精米年月日が記載されています。できるだけ精米日から日数が経過していないものを選びましょう。

まとめ

お米の品種が多すぎて迷ってしまうときは、有名な品種から試してみてはいかがでしょうか。様々な品種を食べ比べていくうちに、自分の好みのお米に巡り会えますよ。好きな品種探しも楽しいですし、和食にはこの品種、洋食にはこの品種と自分なりのこだわりも出てきますよ!

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