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桃の魅力を知ろう!品種ごとの特徴や旬、栽培の歴史について徹底解説

桃の魅力を知ろう!品種ごとの特徴や旬、栽培の歴史について徹底解説

桃といえば、ふっくらと丸みを帯びたフォルムに鮮やかなピンク色、甘く芳醇な香りをまとわせた果実を頬張ると、口いっぱいに甘みと幸せが広がる果物。限られた時期にしか出回らず、自宅で出されたら嬉しい果物の代表格ともいえる存在ですよね◎ 今回はそんな桃の魅力や種類ごとの特徴について紹介します!これを読めば、桃に関する知識が深まり、桃の季節をより一層楽しめるようになりますよ♪

桃ってどんな果物?

桃は老若男女を問わず人気の果物ですが、発祥地や来歴について詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、桃の主な産地や栽培の歴史などのプロフィールを紹介します。桃とはどんな果物なのか知ることで、その魅力をより深く理解することができますよ◎

旬の時期

桃の旬は、一般的に7月から8月にかけての夏の時期です。7月に入ると桃の収穫が最盛期を迎え、7月中旬頃からスーパーなどでも本格的に販売されはじめます。また桃の品種には、晩生と呼ばれる生育に時間がかかるものもあり、8月下旬頃までは収穫が続きます。

そのため最も桃が手に入りやすいのは、7月中旬から8月下旬頃までといえます。ただし桃の旬は品種によってズレがあり、お目当ての品種がいつ頃出回るのか、あらかじめチェックしておくことも大切です◎

こちらの記事では、桃の品種ごとの特徴や旬の時期について詳しく紹介しています。まだ自分好みの桃が見つけられていない人は、旬の時期と合わせてそれぞれの魅力をぜひチェックしてみてください♪

桃の品種はいくつある?品種ごとの特徴や選び方のコツを紹介!

主な産地

桃の生産量トップ3は、山梨県、福島県、長野県で、次いで4位が山形県、5位が和歌山県と続きます。各県の生産量は以下の通りです。

  • 1位:山梨県 3万400トン
  • 2位:福島県 2万2,800トン
  • 3位:長野県 2万2,800トン
  • 4位:山形県 9,350トン
  • 5位:和歌山県 7,080トン

現在、国内で生産されている桃は山梨県、福島県、長野県の3県で全体の60%以上を占めており、生産量・品質ともに高水準となっています。また生産量ではトップ3の産地に及ばないものの、山形県では「川中島白桃」をはじめとする大ぶりで甘い桃が数多く収穫されており、日本で屈指の「美味しい桃の産地」として知られています。

栽培の歴史

桃は中国原産の果物で、日本では明治時代から食用としての普及がはじまったといわれています。日本で最初に食用の桃が発見されたのは、「桃太郎」誕生の地として有名な岡山県。1899年、大久保重五郎氏によって今でいう「白桃」が発見されました。現在日本で栽培されている桃の品種は、岡山県で最初に発見されたこの白桃が起源といわれています。

20世紀半ば頃までは、岡山県を含む西日本の温暖な地が桃の主要産地とされていましたが、その後の研究により涼しい気候の方が桃の生育に適していることが判明し、現在では東北地方を中心に栽培されています。

栄養素

桃は甘くて美味しいだけでなく、健康や美容に役立つ栄養素も豊富に含んでいます。例えば、お腹の調子を整え、便秘解消にも役立つ食物繊維や、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC、塩分の排出を促すカリウムが豊富です。

桃を積極的に食べることで、整腸効果や美肌効果、むくみの解消などが期待でき、体の内側からキレイを目指すことができますよ◎また桃は果物の中でも低カロリーでヘルシーなので、ダイエット中のおやつ代わりとしてもおすすめです!

こちらの記事では、桃の栄養について解説しています。桃に含まれる栄養素や健康効果についてより詳しく知りたい人は、ぜひ合わせてチェックしてください♪

【管理栄養士監修】桃の栄養や効能とは?効果的な食べ方や食べ過ぎの目安も解説!

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桃の種類と特徴

桃は日本だけで100種類を超える品種があるといわれており、大きく分けると「白桃系」、「白鳳系」、「黄桃系」の3つに分類されます。同じ桃でも、種類によって味わいや食感などの特徴が異なり、時期ごとに違った美味しさを楽しめるのも桃の大きな魅力です◎

ここでは、この3種類の桃の特徴とそれぞれの代表品種を見ていきましょう!

2024年産地別の桃人気ランキング

※2024年5~8月までのデータ
※JAふくしま未来・JAフルーツ山梨・JA新潟かがやき・JAさがえ西村山の桃の売上データ

白桃系

白桃は、日本の桃の起源とされる最も歴史が古い桃。果皮や果肉が白っぽく、色素の薄い上品な見た目をしているのが特徴です。また白桃は桃の中でも肉厚で、引き締まった果肉を持つ品種が多め。味わいは桃特有の爽やかな甘みがあり、程よい酸味も感じられます。

代表品種は「加納岩白桃」や「川中島白桃」で、主要産地を中心に多くの地域で栽培されています。特に長野県や山形県で盛んに栽培されている川中島白桃は「桃の王様」とも呼ばれ、大ぶりな果実と溢れほどたっぷりな甘い果汁が特徴の人気品種です。

白鳳系

白鳳は、鮮やかな紅色の果皮が特徴で、特に日の光をたくさん浴びた部分は濃く色づきます。味わいは全体的に糖度が高く、酸味をほとんど感じないとろけるような甘さ。食感は白桃に比べ柔らかく、滑らかな品種が多い傾向です。

代表品種は「日川白鳳」や「八幡白鳳」で、白桃と同様に多くの地域で栽培される人気の桃です。主要産地で採れた、特に品質の高い白鳳は贈答品としても人気で、お中元ギフトなどにおすすめです。

日川白鳳

日川白鳳は山梨県で発見され、1981年に品種登録されています。発見当初は白鳳の枝変わりとされていましたが、後に枝変わりではなく、親子関係もないということが分かっています。
そんな謎の多い日川白鳳ですが、酸味の少ない上品な甘さと溢れる果汁で人気を集め、現在では山梨県や和歌山県を中心に主力品種となっています。旬の時期は6月下旬~7月下旬頃で、桃の中では比較的早く出回り始めます。

黄金桃

黄桃は、果皮も果肉も黄色いのが特徴の桃です。桃の中では最も食感が硬く、シャキッとした歯ごたえを楽しめます。甘みと酸味のバランスが良く、果汁はたっぷりで非常にジューシー。コンポートなど、お菓子作りの材料としても人気です。

代表品種は「黄金桃」や「黄ららのきわみ」で、白桃や白鳳に比べると生産量が少なく、希少性が高いため、逃さずゲットしたい人は各産地のJA公式サイトから販売情報をチェックしましょう。

美味しい桃の特徴と見分け方

美味しい桃は、見た目や重さなどの特徴から見分けることができます◎店頭で桃を選ぶ際は、以下のようなポイントに注目してみましょう!

  • 左右対称でふっくらしている
  • 赤みが強く鮮やかに色づいている
  • 弾力がありずっしりと重みを感じる

桃には縫合線と呼ばれる割れ目がありますが、この縫合線を中心に形が左右対称のものを選ぶのがおすすめです。

また桃は熟す過程でだんだんと果皮の色づきが濃く、鮮やかになっていきます。白桃系の品種には、熟しても色味に変化がないものもありますが、そのような桃はお尻の部分をチェックし、青みがかっていない、キレイなクリーム色をしているものを選びましょう。

さらに食べ頃の桃を見分けるうえで重要なポイントとなるのが、触れたときの感触です。よく熟した桃は表面に弾力があり、オレンジの皮に近い感触をしています。このとき、手に持ってみてずっしりと重みを感じられれば、果肉の詰まった美味しい桃だと判断することができます。

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桃を美味しく味わうコツと保存方法

美味しい桃を選んだら、あとは思う存分味わうだけ!丸ごとかぶりつくのも良いですし、食べやすくカットするのも良いでしょう。

しかし桃の美味しさを最大限に堪能するには、知っておきたい食べ方のコツがあります。ここでは桃の切り方や美味しく食べるコツ、さらに美味しさを長持ちさせる正しい保存方法について紹介します。

桃の基本的な切り方

桃は果汁が豊富で、切らずに食べるとせっかくの甘い果汁が滴り落ちてしまいます。そのため桃を食べる際は、シンプルなくし切りにするのがおすすめです。桃をくし切りにする基本的な手順は以下の通りです。

  1. 桃を優しく持って縫合線に沿って包丁を入れて一周させる
  2. 手のひらで包むように持ち、切り込みに沿って上下に捻って割る(※アボカドをイメージするとやりやすい)
  3. 6〜8当分にカットしてから種を取る
  4. 包丁を寝かせて桃の実と皮の間に入れ込み滑らせるようにして皮を剥く

この切り方では、桃をキレイなくし切りにすることができ、見るからに美味しそう!そのまま食べるのはもちろん、ケーキやタルトの飾りつけにも活用できますよ。

おすすめの食べ方

桃はおしり側からヘタ側にかけて、順に熟していきます。そのため桃の糖度は場所によって異なり、1番はじめに熟すおしり側の果肉が最も甘いんです!

このことを意識して、桃を食べる際はぜひヘタ側から食べてみてください。そうすることで、食べ進めるにつれ甘さが増していき、食べ終わった後も口の中に桃の甘みが残り続けますよ◎くし切りにして食べる際はもちろん、丸かじりする際もぜひ試してみてくださいね。

常温保存で美味しさをキープ

桃は冷蔵庫に入れてしまいがちですが、実は常温での保存に適した果物。桃は冷気に弱く、冷やしすぎると甘みやみずみずしさが落ちてしまうんです。またスーパーなどで販売されている桃は未熟で硬いこともあります。そのような桃は、常温で数日置くことで追熟され、より柔らかく、甘みも強く感じられるようになりますよ◎

【常温保存のやり方】

  1. 桃を1個ずつペーパータオルで包みます
  2. さらにポリ袋に入れ、口をしっかり閉じます
  3. 自重で実が傷まないよう、フルーツキャップを履かせます(フルーツキャップがない場合はペーパータオルを重ねて桃の下に敷きます)
  4. 風通しが良く、涼しい場所で保存します(エアコンの冷気が直接当たる場所は避けます)

このやり方で、2~3日程度は桃の美味しさをキープしたまま保存することができます。食べるときは、1~2時間ほど冷蔵庫で冷やすと果肉が引き締まり、甘みやみずみずしさが増して美味しくなりますよ!

桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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