いちごの一番甘い部分はどこ?
いちごは部位によって甘さが異なり、これをふまえて食べ進める順番を工夫すると、最後まで美味しく味わうことができます。では、いちごをヘタと先端から食べ比べた結果を詳しく見てみましょう。
ヘタからの食べ比べ結果
ヘタ側は若干酸味が強く、甘さは控えめ。しかし、そこから順に食べることで甘さが増していきます。
先端からの食べ比べ結果
一口目から甘さが強く感じられます。ただし、その後の甘さは一定で、ヘタ側まで甘さが増すことはありません。
これらの結果から、「いちごが一番甘い部分」は「先端」であることがわかります。なので、最後に一番甘い部分を味わいたいならヘタ側から食べると良いですね。
いちごはなぜ先端の方が甘い?
一般的にいちごは、先端から段々と甘みが増していきます。ヘタに近い部分が少しほろ苦く、真ん中は甘さもほどよく、先端部分が最も甘いという特徴があります。これは、いちごの成長過程で糖分が下から上に向かって蓄積されるためです。
つまり、いちごの一番甘い部分は先端です! 食べるときにはヘタ側から先端に向かって味わうと、最後に甘みをたっぷり感じられて美味しくいただけます。ヘタの近くまで色が鮮やかで、ハリがあって傷のないものを選ぶのが良いですし、ヘタの緑色が濃くて乾いていないものを選ぶと、新鮮ないちごが手に入ります。
2024年いちご人気ランキング
※2023年12月~2024年4月のデータいちごのヘタについて
いちごのヘタは、単に食べる部分からつながっているだけでなく、その甘さや新鮮さを見分ける重要な手がかりとなります。
ヘタから食べると甘い?
いちごの一番甘い部分は、実は先端にあるため、ヘタの方から食べると、最後に一番甘い部分を味わうことができます。この点を知っておくと、いちごの甘さを最大限に楽しむことができるでしょう。
美味しいいちごはヘタでわかる?
購入する際には、ヘタの近くまで色が鮮やかで、ハリがあり、傷のないものを選ぶのがおすすめです。また、ヘタの緑色が濃くて乾いていないものを選ぶと、新鮮ないちごが手に入ります。
ヘタの洗う時の注意点
いちごは実がやわらかく、傷つきやすい果物なので、洗う時は優しく洗いましょう。また、洗ったものはなるべく早く食べ、長期間保存したい場合は、洗ってヘタと水気を取ってから冷凍するとよいです。
いちごの食べ方アレンジ
いちごの楽しみ方は食べ比べだけではありません。さまざまな食べ方やアレンジ方法で、いちごの魅力をより一層引き出しましょう。
いちごの洗い方と葉っぱの切り方
いちごを美味しく食べるためには、適切な洗い方や葉っぱの切り方も大切です。ヘタをつけたまま水にさらして洗うと、水分が入り込み過ぎず適度な鮮度を保つことができます。また、ヘタはナイフを使って丁寧に切り取ると良いでしょう。
いちごのスイーツレシピ紹介
いちごはそのまま食べても美味しいですが、スイーツにアレンジすることでさらに楽しむことができます。例えばいちごのショートケーキやいちご大福、いちごタルトなど、いちごの甘酸っぱさが引き立つレシピがたくさんあります。
いちごのスイーツレシピはこちらの記事もご覧ください♪
まとめ
いちごの一番甘い部分は、先端の果肉です。これは糖分がいちごの果実の下の部分から上に向かって集まるためとされています。一方、ヘタの部分は食べることができませんが、食べ方を工夫することでさまざまな楽しみ方が可能です。
例えば、ヘタをつけたまま食べてみたり、ヘタを取り除いてからスライスしてサラダやデザートにトッピングしたりとアレンジは無限大です。いちごを食べる際には、これらのポイントを覚えて、最高のいちご体験を楽しんでください◎
いちごを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!
いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。
そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!