さつまいもってどんな野菜?さつまいもの種類や特徴について解説

さつまいもってどんな野菜?さつまいもの種類や特徴について解説

焼き芋にしても天ぷらにしても美味しく食べられるさつまいも。秋になるとついつい食べたくなってしまいますよね。さつまいもには、栄養が多く含まれており、品種によっても味が異なります。そこで今回は、さつまいもの魅力や産地、美味しいさつまいもの見分け方まで詳しく解説します。

さつまいもとは?さつまいもの魅力は?

さつまいもは、ヒルガオ科の植物の肥大した根の部分を指します。アジアでは9割近く生産され、日本でも多くのさつまいもの品種が生産されています。

サツマイモには、多くの栄養が含まれており、食物繊維が豊富で便秘の改善をサポートしてくれます。また、美肌を目指すのに必須な「ビタミC」や目の疲れを和らげてくれる「アントシアニン」、胃の粘膜を保護してくれる「ヤラピン」が含まれています。

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さつまいもの主な産地は?

さつまいもは日本全国で栽培されています。主な産地は、下記の通りです。

1位鹿児島県 28万2000t 

2位茨城県  17万4,900t

3位千葉県  10万1,200t 

4位宮城県  9万t 

5位徳島県  3万300t

さつまいもの生産量1位は、鹿児島県の28万2000tです。サイズが大きく、ずっしりとしたさつまいもが育ちます。2位は茨城県 17万4,900tです。糖度が高く、すっきりとした甘みがあります。3位は千葉県の10万1,200t です。「ベニアズマ」などの品種が作られており、身が黄色っぽいのが特徴。4位は宮城県9万tです。身がクリーム色で食べるとホクホクした食感があります。5位は徳島県3万300tです。雨が少ない地域で育てられ、鮮やかな紫色の皮が特徴です。

日本のさつまいもの栽培の歴史

さつまいもは、17世紀ごろ中国から琉球に伝わり、その後、薩摩から日本全国に伝わっていったとされています。さつまいもは、土地の栄養が乏しく悪い環境下でも育ち、当時の人々からは、親しまれる野菜となりました。焼いても蒸しても食べられますが、栄養が多く含まれているさつまいもは、干し芋にして長期保存できる貴重な作物としても役立ちました。

さつまいもの代表品種と旬の時期

さつまいもは品種によって美味しさが異なります。ここでは、特に有名なさつまいもの品種について解説します。

鳴門金時

なると金時は、表皮が赤く、身が黄金色なのが特徴です。栗と同じようにホクホクした食感が楽しめます。煮ても焼いても美味しく食べられますが、ホクホク感を楽しむなら天ぷらにするのがおすすめです。旬の時期は1〜3月です。

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ベニアズマ

ベニアズマは、細長く、身が黄色いのが特徴です。また、食物繊維が少なく、食べやすいのが特徴。どんな調理方法でも食べられますが、ホクホクとした食感があるので、蒸し焼きにするのがおすすめ。旬の時期は10月〜1月です。

紅はるか

紅はるかは、見た目がよく糖度も高いのでスイートポテトなどのデザート作りに最適な品種です。そのまま食べてもスイーツを食べているかのような甘さが楽しめます。干し芋を作るのにもおすすめしたい品種です。旬は11月〜1月です。

安納芋

安納芋は、そのまま食べても糖度が高いですが、焼くと甘い蜜がじわっと溢れ出します。他のさつまいものような、ホクホクとした食感ではなく、トロッとした口どけを楽しめます。旬の時期は、10月〜1月です。

美味しいさつまいもの特徴は?見分け方・選び方のコツ

美味しいさつまいもを見分けるには、下記のポイントを意識しましょう。

持ち上げた時、ずしっとしている

持ち上げた時ずしっとして重いものは、身が詰まっており新鮮で美味しいです。一方、ひょろっとしているものは切った時にスカスカな可能性があるのでできるだけ避けましょう。

表面に凹凸がなく綺麗

表面の凹凸が少なく、キズがないのも重要です。キズがあると傷んでしまっている可能性がありますので、できるだけ見た目が綺麗なものを選んでください。

ヒゲが少ない

さつまいもにはヒゲが生えていますが、このヒゲが固いと繊維質な場合があります。また、ヒゲの量が多すぎるものも避けましょう。

まとめ

今回は、さつまいもの特徴や歴史について詳しく紹介しました。栄養価が高いさつまいもは今では日本全国で生産され、様々な品種が育てられています。記事を参考に美味しいさつまいもを探してみてください。

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