イチジクってどんな果物?イチジクの種類や特徴について解説

イチジクってどんな果物?イチジクの種類や特徴について解説

イチジクは、甘みが強くてフレッシュな食感が楽しめる果物です。生でそのまま食べたり、お菓子作りで使われることもありますが、魅力がいっぱい詰まっています。しかし、あまりイチジクを食べ慣れていない方は「どんな魅力があるの?」「人気の品種は?」などわからないことも多いですよね。そこで今回は、イチジクの魅力や人気の品種、美味しいものを選ぶ方法を詳しく解説します。ぜひ、最後までチェックしてみてください。

イチジクとは?イチジクの魅力は?

イチジクは、エジプトなどの西アジアで食べられていた果物です。日本には中国から伝わってきて、奈良時代には食べられるようになったとされています。イチジクにはミネラルをはじめとした、栄養が多く含まれており、健康的な果物として重宝されています。爽やかで甘い味わいのイチジクは、現在でもポピュラーな果物として食べられています。

イチジクの主な産地は?

イチジクの主な産地は、和歌山県や愛知県、大阪府です。これらの都道府県では、イチジクが美味しく育ちやすい「気温が暖かい」「栄養がいっぱいの土壌」「日照時間が長い」などの特徴があります。そのため、日本の中でもイチジクの生産量が多い土地でもあります。

日本のイチジク栽培の歴史

日本のイチジク栽培は、奈良時代からスタートしました。当時は、日本で栽培されるより、贈答品として手に入るケースが多かったですが、平安時代からは日本でも栽培されるようになりました。また、近代から昭和にかけて、奈良や京都を中心に栽培されていましたが、耐熱容器昭和から現在にかけては、北海道や静岡県など日本全国で栽培されています。

イチジクの代表品種と旬の時期

ここでは、イチジクの代表的な品種と旬について解説します。

桝井ドーフィン

桝井ドーフィン(ますいドーフィン)は、日本の殆どの地域で作られている最もポピュラーな品種です。丸っぽい形ではなく、雫のような形状をしています。ずしっとした重さがあり、食べ応えがあるのが魅力です。旬の時期は8〜10月ごろです。

レディグレイ

レディグレイは、紫色の皮に覆われており、少し細長いような形状をしています。果肉が赤色でゼリー状であり、柔らかい食感と濃厚な甘みが特徴です。生でそのまま食べるのもおすすめですが、ジャムやジュースに加工したり、お菓子作りで使うのに向いています。旬の時期は、7〜10月ごろです。

ビオレソリエス

ビオレソリエスは、国内の中でもあまり出回っておらず希少性の高いイチジクです。見た目は黒色で、一般的なイチジクよりサイズが小さいのが特徴です。中の果肉は粘度があり、糖度が非常に高いのが特徴です。旬は9〜10月ごろです。

とよみつひめ

とよみつひめは、福岡県で作られた品種のイチジクです。糖度が高いですが、口当たりがさっぱりしているので食べやすいのが魅力です。また、皮が薄いので、剥かずにそのまま食べられます。果肉がぎっしりとしているので、食べ応えがあります。旬は8〜10月ごろです。

美味しいイチジクの特徴は?見分け方・選び方のコツ

スーパーで美味しいイチジクを選ぶには、下記のポイントをチェックしましょう。

  • ずしっとして重さがある
  • 皮にツヤがある
  • 甘い香りがする
  • 触った時に弾力がある

ずしっとした重さがあるイチジクは、実が詰まっている証拠です。軽いと中身がスカスカな可能性があるのでできるだけ選ばないようにしましょう。また、皮にツヤがあるものは鮮度が高いので、できるだけ新鮮なものを食べたい方は、見た目をチェックしてください。

成熟して甘い味わいのイチジクは、皮から甘い香りがします。他にも触った時に弾力があるので、甘くて食べ頃のものを食べたいなら、この特徴があるか確認してください。

まとめ

今回は、イチジクの歴史や人気の品種、美味しいイチジクの選び方について解説しました。スーパーで手軽に買えるようになりましたが、どの種類のイチジクを買えば良いか迷ったら、品種や見た目に注目すると良いでしょう。記事を参考に美味しいイチジクを見つけてみてください。

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