パッションフルーツとは?パッションフルーツの魅力は?
パッションフルーツとは、アメリカ大陸の亜熱帯地域で育っているトケイソウ科の果物です。クダモノトケイソウとも呼ばれています。酸味や甘みがあり、そのまま生で食べても冷凍してアレンジしても美味しく食べられるのが魅力です。
健康に必要な栄養素のビタミンB6や葉酸、βカロテンが多く含まれています。また、ハリのある肌を目指せるビタミンCも豊富に含まれています。タネにも栄養が含まれているので無駄なく美味しく食べられます。
パッションフルーツの主な産地は?
パッションフルーツの原産地は、アメリカ大陸の亜熱帯地域がメインです。主にブラジル、ハワイ、オーストラリアなど気温が暖かい地域や自然が多い場所でよく収穫できます。
日本のパッションフルーツ栽培の歴史
日本にパッションフルーツが伝わってきたのは、安土桃山時代から江戸時代の間と言われています。当時の絵画にもその存在が残されているようです。現在では、頻繁に品種改良が行われ、600種類以上の品種があります。
国内では、鹿児島や沖縄、東京などの暖かい地域で作られており、輸入されたものだけでなく、国産のパッションフルーツを美味しく食べられるようになりました。
パッションフルーツの代表品種と旬の時期
ここでは、パッションフルーツの代表的な品種や旬の時期について解説します。品種によって味が違ったり、それぞれ特徴があるので、自分のお気に入りを見つけてみてください。
ルビースター
ルビースターは鹿児島で生産されているパッションフルーツです。華やかな香りと酸味が強いのが特徴です。そのまま生で食べても美味しく食べられますし、冷凍してシャーベットにしたり、スイーツに使うなど様々な方法でアレンジできます。6〜7月が旬です。
サマークイーン
サマークイーンは、酸味が少なく、甘さが強いのが特徴です。パッションフルーツの酸味が苦手な方に特におすすめです。また、他の品種に比べて栽培が難しく、収穫量も少ないため希少な品種でもあります。サマークイーンの旬は、7〜8月ごろです。
エドリス
エドリスは、赤紫色のパッションフルーツです。パッションフルーツは、ジャムに加工したり、凍らせて食べるケースも多いですが、エドリスは香りがよく、酸味が少ないので、そのまま生で食べるのがおすすめです。旬は6〜8月です。
ゴールデンジャイアント
ゴールデンジャイアントは、名前の通り通常のものに比べて大きいサイズのパッションフルーツです。およそ80〜100gと重量もあるので、食べ応えのあるパッションフルーツを食べたい方におすすめ。酸味が少なく、風味もあります。旬は6〜8月です。
美味しいパッションフルーツの特徴は?見分け方・選び方のコツ
美味しいパッションフルーツを見分けるには、いくつかの特徴があります。ここでは、美味しいパッションフルーツの見分け方・選び方を解説します。
美味しいパッションフルーツは、下記のような特徴があります。
- 持ち上げた時、重さがある
- 香りが良い
- 色ツヤが良い
手に持った時に、ずしっとした重さがあるパッションフルーツは、中に身が詰まっている証拠です。実際にカットしてみたら中身がスカスカだった…とならないように重量があるものを選びましょう。
また、香りが良いことも大切です。パッションフルーツは、熟すと甘い香りがします。そのため、熟して食べ頃になっているものを選びたいなら甘い香りがするかどうかもチェックしてください。
表面の皮の色が鮮やかでツヤがあるものは新鮮で美味しいです。色が悪いものや傷がついているものは、できるだけ避けましょう。
まとめ
今回はパッションフルーツの特徴や歴史、代表的な品種について解説しました。安土桃山時代からあるパッションフルーツは、現在では様々な品種のものが作られています。それぞれの品種は、酸味があったり、甘みが強いなど特徴が異なるので、購入する際は自分の好みの味で選ぶのもおすすめです。記事を参考に、美味しいパッションフルーツを見つけてみてください。
【参考サイト】