ゆずってどんな果物?ゆずの種類や特徴について解説

ゆずってどんな果物?ゆずの種類や特徴について解説

ゆずは、柑橘系の爽やかな香りが特徴の果物です。料理やお菓子作り、調味料として幅広く使われていますが、あまり食べ慣れてないと「どの品種が良いの?」「ゆずの魅力は?」などわからないことも多いですよね。そこで今回は、ゆずの魅力や産地、有名な品種について詳しく解説します。ぜひ、最後までチェックしてみてください。

ゆずとは?ゆずの魅力は?

ゆずは、爽やかな香りと酸味、果汁がたっぷり詰まった果物です。中の果汁はもちろん、皮の部分まで使えるので無駄がありません。お菓子作りや料理に使える万能な果物と言えるでしょう。また、栄養価も高く、肥料回復や免疫機能を維持してくれるビタミンCや抗酸化作用が期待できるフォレスチン・カロテノイドなどが含まれています。美容や健康に気を遣いたい人にもおすすめです。

ゆずの主な産地は?

ゆずの主な産地は、高知県と徳島県、愛媛県です。これらの都道府県は、ゆずが育ちやすい「気温が高い」「日照時間が長い」などの特徴があり、全国的にみても生産量が多いのが特徴です。

日本のゆず栽培の歴史

ゆずは、中国から伝わってきたとされる果物で、日本では平安時代ごろから栽培されています。香りの良さから料理だけでなく、香辛料や薬としても使われていました。日本に伝わってきてから品種改良が重ねられて、現在では様々な品種のゆずが栽培されています。

ゆずの代表品種と旬の時期

ここでは、ゆずの代表的な品種を紹介します。

西尾ゆず

西尾ゆずは、日本で一番ポピュラーなゆずの品種です。主に愛知県で栽培されています。サイズは大きすぎず中間の大きさで、皮が黄色いのが特徴です。ゆず特有の爽やかな風味や酸味があります。生でそのまま食べるだけでなく、ジャムや調味料などにも幅広く加工されています。旬は10〜1月ごろです。

大和ゆず

大和ゆずは、奈良県を中心に栽培されている品種です。サイズが他のものに比べて大きく、皮の色が濃い黄色をしています。酸味が強く、柑橘系のさっぱりとした味わいが楽しめます。大和ゆずの酸味を生かしてドレッシングやお菓子作りにも使われます。旬は12〜3月ごろです。

富有柑

富有柑は主に富山県で栽培されているゆずの品種です。他のものに比べてサイズが大きく、皮が鮮やかな黄色をしています。酸味はありますが、香りは少なく、果汁が多く含まれているのが特徴です。富有柑は風味付けなどに使われます。旬は12〜4月ごろです。

青ゆず

主に福岡県で栽培されているゆずの品種です。サイズが小さく、皮が濃い緑色をしています。酸味が強く、苦味もあります。他のゆずに比べて風味が強く、柚子胡椒などの調味料や料理で使われることが多いです。旬は12〜3月ごろです

美味しいゆずの特徴は?見分け方・選び方のコツ

美味しいゆずを見つけるにはいくつかのポイントをチェックするのが重要です。スーパーで購入する際には、下記の項目をチェックしましょう。

  • サイズが大きくてずしっとしている
  • 皮の色が鮮やかでツヤがある
  • 大きキズがついていないもの

手に持った時にずしっとした重さがあるものは、中身が詰まっている証拠です。一方で、軽すぎると中身がスカスカな可能性があるので注意が必要です。

また、皮の色が鮮やかで、均等に色がついているものやツヤがあるのは新鮮なゆずです。逆に大きなキズがついているものは、そこから腐ってしまう場合があります。長期保存にも向いていないため、できるだけ見た目が綺麗なものを選びましょう。

まとめ

今回は、ゆずの魅力や人気の品種、美味しいゆずの見分け方について解説しました。ゆずには、ビタミンCをはじめとした栄養がたくさん含まれているだけでなく、様々な品種があります。記事を参考に、自分にピッタリのゆずを見つけてみてください。

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