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温州ミカンの名産地はどこ?なぜ有名?美味しい温州ミカンを産む秘密に迫る!

温州ミカンの名産地はどこ?なぜ有名?美味しい温州ミカンを産む秘密に迫る!

冬になると食べたくなるミカン。甘酸っぱくジューシーな味わいは、乾燥しがちなこの時期の水分補給にぴったりです。そんな美味しいミカンは、一体どこでどのように栽培されているのでしょうか?美味しいミカンには、美味しくなる理由があります。 今回は、美味しいミカンの産地について紹介します。美味しいミカンが育つ条件や、産地ごとの栽培の特徴まで詳しく解説するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね◎ ※本記事は福岡最大の生産地・JAふくおか八女のPRコンテンツを含みます。

日本一のミカン産地は?

ミカンの生産量日本一の産地は和歌山県です。ミカンは温暖な気候を好む果樹なので、年間平均気温17℃前後の暖かい地域で盛んに栽培されています。

生産量2位の愛媛県や3位の静岡県もこの条件を満たしており、和歌山県、愛媛県、静岡県の3県だけで総出荷量の約半数を占めています。令和3年調べでは、ミカンの総収穫量74万9000トンのうち、和歌山県20%、愛媛県17%、静岡県13%の割合でした。

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美味しいミカンが育つ条件とは?

美味しいミカンが育つためには、3つの条件をクリアする必要があるといわれています。

太陽の光をたっぷり浴びる

年間を通して太陽の光をたくさん浴びることで、美味しいミカンが育ちます。太陽の光が葉にまんべんなく当たると光合成をおこないます。光合成が活発に行われると養分をたくさん作り出し、たっぷりの養分が果実に送られるようになります。できるだけ長く、たくさんの葉に光が当たることが大切です。

水はけの良い土壌

植物の成長には水は欠かせないものです。でも、美味しいミカンを作るためには、水を与えすぎると水っぽい味になり糖度が低くなります。甘さを十分に感じられず水っぽい味では、美味しいミカンとはいえません。そのため、雨が降っても水が溜まらない、水はけのよい土壌で栽培することが重要です。

昼夜の気温差が大きい気候

年平均気温が15℃~17℃、最低気温が-8℃以下にならないことが美味しいミカン作りには重要なことです。気温が低すぎると酸味が残ってしまいますし、木が枯れてしまうこともあります。逆に、気温が高すぎると、ミカンが浮皮になり木に実がつかない場合もあります。

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あの地域がなぜ?ミカンの名産地の秘密に迫る!

ここでは、ミカンの三大産地である和歌山県、愛媛県、静岡県のミカン栽培の特長について紹介します。

【1位】和歌山県のミカン栽培の特長

和歌山県におけるミカン栽培の歴史は古く、一説では室町時代から始まったともいわれています。県内でも特にミカン栽培が盛んな有田地区は、年間気温16.5℃、年間降水量は1700mmで、特にミカンの味が決まる夏頃の降水量が少なく、ミカン栽培に最適な気候です。

そして、和歌山は小高い山々が連なり、ミカン園の約70%が傾斜で、階段状の石垣が日光の反射や太陽熱を保存する効果を担い、十分な光がミカンに注がれます。日光量に加えて、さらに海や川からの照り返しが美味しいミカンを作ります。

【2位】愛媛県のミカン栽培の特長

愛媛県は1年を通して晴れの日が多く、温暖な気候です。また、広大な海からの反射や、斜面に築かれた石垣からの反射によって樹に十分な光が当たり、美味しいミカンが育ちます。

年間平均気温は15℃、冬の最低気温が-5℃以下にならない温暖な気候もミカン栽培に適しています。瀬戸内海から運ばれる海風を浴びて、ミネラルを豊富に含んだ良質な土壌が栄養価の高いミカンを育てています。

【3位】静岡県のミカン栽培の特長

静岡県は、温州みかんの出荷量では全国1位を誇る産地です。特に、三ヶ日町で栽培されている「三ヶ日みかん」は甘みが強くジューシーで、栄養価も高いことから人気のブランドミカンとなっています。

日照量が長いことはもちろんのこと、三ヶ日特有の石ガラ土壌は水はけが良く、ミネラルを含む赤土もミカンの味や栄養価に大きく寄与しています。また、時期ごとに適した品種を栽培し、高い貯蔵技術を用いることで、品種をリレーしながら長期間にわたって美味しいミカンを出荷できるのも静岡県の特長です。

まとめ

名産地で作られるミカンの美味しさは、栽培に適した自然環境と生産者の確かな技術によるものです。豊かな自然の中で太陽の光をたっぷりと浴びて育ったミカンは、甘みと栄養がたっぷり詰まっています。

今回紹介したミカンの三大産地である和歌山県、愛媛県、静岡県では、それぞれ地域に根差した栽培方法で美味しいミカンを育てています。

ミカンを食べるときは、このような産地ごとの特色や味の違いも意識しながら、一粒一粒を大切に味わってくださいね◎

JAふくおか八女のミカンは華がある!

福岡県南部に位置し、東部は大分県・南部は熊本県と隣接する名産地・JAふくおか八女。
標高1,200mを超える釈迦岳・御前岳を源とする矢部川が流れ、豊かな自然に恵まれています。豊かな自然環境に、水や日照のコントロールなど生産者の栽培技術が重なり合い、海外でも高い評価を受けるような農産物の産地です。いちごの「あまおう」や八女茶など全国的に知名度の高いブランド農産物でも知られています。

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そんなJAふくおか八女では、9月中旬から翌年3月末まで長期間、さわやかな酸味と甘味のバランスが絶妙な、ジューシーなミカンを生産しています。主力商品の「華たちばな」の名前の通り、華のあるミカンをお届けしています。
標高150m-250mの傾斜地にて、透明性マルチシートを使用して土壌水分を制御。早期の摘果で果実の大きさを均一に揃え、7−8月には土壌を乾燥させることでみかんの糖度を高めます。
ミカン栽培に適した環境にて、たしかな技術で育てられたJAふくおか八女のミカンを、ぜひ産地直送で召し上がりください。

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