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柑橘類は妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介

柑橘類は妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介

柑橘類の爽やかな香りや酸味は、食欲を刺激して食欲を増したり、気分をスッキリさせてくれたりします。酷いつわりで食欲がなくなった妊婦さんにもおすすめしたい果物で、グレープフルーツなどは口の中をサッパリと整えてくれます。 今回は、妊婦さんや赤ちゃんが柑橘類を食べるときの注意点やアレンジレシピなどをご紹介します!

柑橘類は妊婦NG?推奨?

妊婦さんに柑橘類をおすすめするか否かといわれると、もちろんおすすめです!それは何故かというと、つわりが酷くて毎日吐いてしまう人でも、グレープフルーツなどの柑橘類なら大丈夫という妊婦さんもいるからです。つわりが酷くなると、飲み物さえ受け付けなくなることもあるので、水分補給や栄養補給としても柑橘はおすすめです!

妊婦にNG、推奨の理由

妊婦さんに柑橘類をおすすめしたい理由は、まず栄養が豊富な食べ物だからです。柑橘類に含まれるビタミンCは、熱や水に弱い栄養素です。炒めたり茹でたりすると栄養が壊れやすいため、生で食べるのが1番効果的に栄養を取り入れられます。果物であれば、皮をむいて口に放り込むだけなので、ビタミンCの栄養を余すことなく取り入れられます!ビタミンCは、免疫細胞などの正常な動きを助ける栄養素なので、風邪などの病気の予防にも役立ちます。何より、鉄分の吸収を助ける作用もあります。鉄分は妊娠期に大切な栄養素となります!

そして、赤ちゃんの成長に役立つβカロテンも柑橘には含まれています。カロテンは食物の色素となり、体内でビタミンAに変換します。強い抗酸化力を持ち、上皮や器官、臓器の成長や分化に関わっていると言われ、妊婦や授乳婦にとって、特に必要なビタミンです。だからといって、摂りすぎはNGです!

柑橘類は1日何個まで食べて良いの?

柑橘類に含まれているクエン酸は、食べ過ぎると歯の表面が溶ける恐れがあります。果物ならカロリーも少ないので、妊婦さんのおやつとしてもピッタリですが、どんな物であれ食べ過ぎは禁物です!

柑橘類の大きさにもよりますが、ミカンだと1日2個程度が最適な個数です。もし、つわりが酷くて、柑橘類以外は喉を通らないのであれば、1日2個と我慢せずに食べられるだけ食べてください。あれこれ食べて色んな栄養を補給しなければ、と思わずに、大変な時期は無理して頑張らなくても大丈夫です。酷い時期は一時的なので、胎児に影響することはありません。また食べられるようになってから、栄養のとれた食生活を心がけてください。

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乳児に柑橘類は食べさせても大丈夫?

赤ちゃんのころから、色んな食べ物を食べさせてあげたいと思うママさんも多いはず!そこで心配になるのは、柑橘類を食べさせられる月齢はいつからなのでしょうか?

生後5、6カ月から食べられる

柑橘類を与えてもよい月齢は、生後5、6ヵ月ごろからです。昔は離乳食を始める前に果汁を与える、とされていましたが、今現在ではその必要はなくなりました。

離乳初期は加熱/すりおろして食べさせる

  • 5~6ヵ月の離乳食初期では、薄皮を取り除き果汁にしたりすりつぶしたりして与えてください。
  • 7~8ヵ月の離乳食中期になると、薄皮を取り除き、小さく刻む。
  • 9~11ヵ月の離乳食後期になると、薄皮を取り除き、刻んで与える。
  • 1~1歳半の離乳食完了期になると、喉に詰まらない程度の食べやすい大きさに切って与えてください。

柑橘の薄皮には、ペクチンとよばれる水溶性食物繊維が多く含まれているので、栄養のことを考えると皮ごと与えたほうがよいのですが、飲みにくく消化もしずらくなります。腹痛の原因にもなるので、離乳食期では薄皮を取りましょう。

衛生面で心配な方は、電子レンジなどで果汁を加熱してください。加熱をすると、食中毒の予防にもなりますし、酸味がまろやかになって甘く感じられるようになります。

1日〇個を目安に食べさせる

赤ちゃんに柑橘類を与える量の目安ですが、離乳食初期にはひとさじ程度(15g)を目安にしてください。中期では、野菜などと合わせて20~30g程度。後期では、野菜などと合わせて30~40g程度。完了期には野菜などと合わせて40~50g程度を目安にしてください。

柑橘類には、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。与える際には、少量から始めましょう。もしものことを考えて、いつでも病院にいけるように平日の午前中を選んでください。

妊婦・産後時期でも簡単!アレンジレシピ

アレンジ1つで、柑橘類を自分好みの味にチェンジしましょう!

甘夏とトマトのサラダ

<材料>

  • 甘夏・・・1個
  • トマト・・・1個
  • ★甘夏の果汁・・・大さじ2
  • 酢・・・大さじ1
  • 塩・・・小さじ¼
  • オリーブ油・・・大さじ1

<作り方>

  1. 甘夏は半分皮をむいて一口大より少し小さく切ります。残りの甘夏は搾ります。
  2. トマトは8等分にくし形切りにして、さらに横に半分に切って一口大に切ります。
  3. 甘夏とトマトを合わせます。
  4. ★印の調味料をあわせて、甘夏ドレッシングを作る。
  5. ドレッシングをかけて完成!

デコポンとバナナときな粉のヨーグルト

<材料>

  • ヨーグルト・・・60g
  • デコポン・・・2房
  • バナナ・・・¼
  • きな粉・・・小さじ½
  • はちみつ・・・小さじ1

<作り方>

  1. ヨーグルトを皿に盛りはちみつを混ぜる。
  2. デコポンは食べやすく切って盛り付ける。
  3. バナナは輪切りにして盛り付ける。
  4. きな粉をまぶして完成!

離乳食にも!子供と一緒に食べられる柑橘ゼリー

<材料>

  • 柑橘の果肉・・・70g
  • 果汁・・・100g
  • ゼラチン・・・2.5g
  • お湯・・・30㏄

<作り方>

  1. 柑橘の皮、薄皮をむいて果肉を取り出す。保存容器に果肉を均一になるように入れる。
  2. 柑橘を果汁しぼり器などでしぼる。
  3. 耐熱のコップなどにゼラチンを入れ、お湯を注ぎよくかき混ぜながら溶かす。
  4. 2にゼラチンを溶かした液を入れて混ぜる。
  5. 1に注いで全体を混ぜる。
  6. 冷蔵庫でよく冷やし、固まったらできあがり!

柑橘入りふわもち蒸しパン(離乳食後期に!)

<材料>

  • 薄力粉・・・135g
  • ベーキングパウダー・・・5g
  • 砂糖・・・10~15g
  • ミカン・・・1個
  • 粉ミルク・・・70~80ml

<作り方>

  1. ビニール袋に薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れて振り混ぜる。ミカンは薄皮をむく。
  2. 粉ミルクとミカンをつぶしながら混ぜる
  3. 2に粉類を入れて、再度混ぜ合わせる。
  4. ココットに紙カップを入れ、生地を流し入れる。
  5. 底の深いフライパンに2㎝ほどのお湯をはり、ココットを並べてフタをする。13分蒸して、竹串を刺して何もつかなければ完成です。

まとめ

栄養が豊富な柑橘類を、赤ちゃんも妊婦さんも食べても大丈夫です!でも、赤ちゃんは特に月齢や食べ方に気を付けて食べさせてあげましょう。妊婦さんも食べ過ぎには注意しながら、体重制限中のおやつにもぜひどうぞ!柑橘は種類が豊富ですので、赤ちゃんにもさまざまな品種を食べさせてくださいね。

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