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ミカンの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいミカンのサイン

ミカンの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいミカンのサイン

箱ミカンを購入してから家に保存していると、気付かない間にカビが発生していることがあります。カビが周りのミカンに付着したり、触ると汁が出てきて手が汚れたりします。 正しい方法でミカンを保存していれば、カビを防いで日持ちさせることができるのでしょうか。 今回は、ミカンの正しい保存方法について解説します。

ミカンの保存期間の目安は1~2週間

ミカンは皮に果肉が包まれているので、比較的日持ちする果物です。しかし、たくさん買いすぎると、食べきれなくなって最終的に廃棄することになります。腐らせたくないからと、袋に入った少量のミカンを購入すると少し割高になります。それに、箱ミカンを食べる人であれば、物足りなく感じるかもしれません。あまり日持ちしないぶどうやイチゴと比較すると、ミカンは日持ちする果物なので、できれば少し多めに買っておきたいですよね。

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ミカンの美味しさを日持ちさせるには?

5kgの箱ミカンであれば、Sサイズだと約50個です。1人で2週間以内に食べるためには、1日に約4個食べると箱ミカンを消費し終えます。最初はいいペースで食べ進められても、途中で味に飽きたりするものです。できるだけ美味しい状態で日持ちさせるには、正しい保存方法でミカンを保管しておけば無理なく食べきることができます。

常温で保存する

冬場は気温が涼しいため常温で保存することができます。ただ、暖房が効いていない部屋が条件となります。ミカンの保存に適した温度は5~10℃。部屋の温度が高くなる場合は、玄関や廊下、直接日の当たらない屋外などに保存すれば約3週間、美味しい状態が続きます。

乾燥に注意する

購入してきた状態のまま放置しないことがポイントです。まずは袋や箱からミカンを取り出し、傷や腐りがないか確認します。そして、通気性のよいカゴに入れ、ペーパータオルを敷きミカンを並べてください。積み上げるのであれば、2段まで。それ以上積み上げると、ミカンの重みで一番下のミカンが潰れ、カビの原因になりかねません。ペーパータオルの間にミカンを並べて、ミルフィーユ状にしておけば乾燥を防げます。

温度変化に注意する

みかんは温度が高いところを苦手とする果物です。冬場は涼しいため、常温保存でも問題ありません。風通しの良い涼しい場所を確保できないようであれば、冷蔵庫の野菜室で保存してください。保存の際はいくつかポイントがありますので、次の項目でご紹介します。

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冷蔵保存の目安とコツ

ミカンを冷蔵庫で保存する場合は野菜室が最適です。野菜室は水分の多い野菜や果物をみずみずしく保存できるように作られており、温度も約3~8℃に保たれています。冷蔵室は2~5℃ですので、ミカンが好む温度より低くなり、長期間冷蔵庫で保存すると酸味が増えて甘みが減少してしまいます。保存期間は2週間程度です。

新聞紙で包んであげる

冷蔵庫内は乾燥するため、ミカンを1つ1つ新聞紙などで包んであげると乾燥を予防することができます。低温でも活発に行動するカビがあるため、冷蔵庫で保存しているから大丈夫と安心しきらずになるべく早く食べきってください。

冷凍保存の目安とコツ

大量にミカンを買いすぎて、食べきれなさそうだと思ったときは冷凍保存がおすすめです。冷凍保存の場合は1ヶ月程度は保存することができます。保存方法は2パターンあります。

皮付きのまま冷凍保存

まずは、みかんを皮付きのまま冷凍庫で凍らせます。その後、一度取り出して水にくぐらせて、水滴を拭かないまま冷凍します。こうすることで乾燥を防ぎ、美味しく保存することが可能です。

皮をむいて冷凍保存

みかんの皮をむきます。少量ずつ使いたい方は、1房ずつに分けておくと便利です。1房または1個まるごとをラップで包みジップロックなどに入れて冷凍庫で保存します。

皮をむいて冷凍保存する場合は手間がかかるため、皮付きのまま保存するほうが楽で簡単です。しかし、1房ずつ小分けしておくと使い勝手がよいです。朝食のヨーグルトのトッピングとして少量だけ使えて便利です。最初は面倒かもしれませんが、後々には便利に使えるため、用途に合わせて使ってください。

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剥いた/カットしたミカンの日持ちは?

半分にカットしたみかんを保存する場合は、切った面が空気に触れないようにしっかりラップで包みます。そして、冷蔵庫で保存してください。1~2日の間に食べなさそうであれば、冷凍庫で保存しておくと長持ちします。

こんなミカンは早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

箱買いしたみかんは、取り出しやすいこともあって一番上から食べてしまいがちですが、箱の下部分から痛みが進んでいます。どうせ食べるのであれば、傷みかけているミカンから消費すれば、腐ったりカビが生えたりすることを予防できます。

ツヤがない

みずみずしくて新鮮なミカンは表面にはツヤがあります。古くなったミカンは、ツヤがなくなり薄く透明になります。見た目は美味しくなさそうに見えますが、茶色くなっていなければ腐っていません。しかし古いことには変わりないので、早めに食べてしまいましょう。

皮にハリがなくしわしわ

みかんの9割は水分で構成されています。そのため、時間の経過と共に水分が蒸発して、皮にハリがなくなってきます。水分が減ってもすぐに腐るわけではなく、逆に甘さが凝縮されて甘みが倍増していることもあります。

触ると柔らかく果汁が出てくる

触るとブヨブヨとして柔らかく、果汁が出てくる場合は食べるのを控えてください。カビに感染したときは、白や緑のかたまりにならず、果皮が水浸しになったかのようにブニブニと柔らかくなってきます。カビの感染具合により食べられることもありますが、触っただけで果汁が出てくる場合は注意してください。

大量消費レシピを活用しよう

ミカンが段々傷んできたけどたくさん余った、このような場合は大量消費レシピがおすすめです。難しいレシピや普段使わない材料が出てくると、料理が苦手な人は敬遠してしまいますが、ミカンジュースやミカンジャム、ミカンゼリーであればどれも簡単で大量に消費することができます。

まとめ

ミカンが大好きな人にとっては、箱で購入するのは毎年恒例のことではないのでしょうか。でも、箱で購入するとどうしても1つや2つは傷んでいるものも入っています。箱ミカンをできるだけ長く、美味しく食べるためには、ひと手間かけて正しく保存することが大切です。購入したらまずはミカンを全てチェックして、痛みがあるものから食べてください。残りそうなら、早めに冷凍保存や簡単レシピを活用して消費してください。

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