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柑橘類の食べ頃はいつ?タイミングの見極め方と保存方法

柑橘類の食べ頃はいつ?タイミングの見極め方と保存方法

爽やかな香りが特徴的な柑橘類。イメージでは、コタツにミカンの印象が強いため冬に旬を迎えるフルーツだと思いがちです。でも、柑橘類は年間を通していつでもスーパーで見かけるので、柑橘類の食べ頃は一体いつなのでしょうか? 今回は柑橘類の美味しい時期を見逃さない、食べ頃のサインや、美味しく食べるポイントなどをご紹介いたします。

柑橘類はすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?

新鮮なお魚や野菜などは、購入してからすぐに食べたほうが美味しいですよね。柑橘類を含め果物は新鮮な状態が一番美味しいのでしょうか?

答えは、もぎたての柑橘類より一定期間追熟したほう柑橘類のほうが美味しくなります。

追熟とは

果物を購入するとき「完熟もの」「完熟させてあります」との文言を見たことはありませんか?これは、収穫したての柑橘類は酸味が強いため、収穫後一定期間置き食べ頃の状態を表しています。食べ頃になった柑橘類は、酸味がまろやかになって甘みが増します。

一定期間保存することを追熟と言いますが、柑橘を貯蔵する場合は追熟ではなく予措(よそ)と言うそうです。今回の記事では、分かりやすいので追熟でご紹介します。

ちなみに、樹になった状態のまま完熟させることを樹上完熟と呼び、貯蔵で完熟させる場合は貯蔵熟成と呼ぶそうです。

追熟のポイントと注意点

不知火や甘夏、せとかや夏みかんなど、柑橘類は追熟することで酸味が抜けて食べやすくなります。追熟の方法は簡単です!柑橘類を購入した際は、保存にひと手間かけるだけですのでぜひ試してください。

箱入りの柑橘類
  1. 箱から柑橘類を取り出します。取り出しながら傷や痛んだものがないか確認しながら取り出し、痛みがあったものから先に食べます。
  2. 箱の底に新聞紙を敷きます。その上に柑橘類を並べ、並べ終わったらその上に新聞紙を敷きます。1段並べたらその上に新聞紙とミルフィーユ状にして重ねていきます。
  3. 最後に新聞紙をかけ、直射日光の当たらない風通しのよい涼しい場所に保管します。
袋に入った柑橘類
  1. ビニール袋に入った柑橘類に痛みがないか確認する。痛みがあったものから食べる。
  2. 袋の口を少し開けた状態で、カゴなどに入れる。
  3. 柑橘類は乾燥すると水分が飛んでしなびてしまいます。新聞紙などで乾燥を防ぎながら追熟してください。
  4. 最適な保管場所が見つからない場合は冷蔵庫での保存がおすすめですが、冷やしすぎると食味が悪くなりますが、冷蔵庫内は乾燥しているので新聞紙などに包んでから保存してください。

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柑橘類の食べ頃サインは?

見た目が綺麗な柑橘類を選んで購入しても、食べてみるとイマイチだったことはありませんか?柑橘類の見た目は美味しさに比例しません。

柑橘類の食べ頃のサインは、あの部分を見ると分かります。

外皮の色が濃いもの

外皮の色が濃いオレンジ色、または黄色の柑橘類を選んでください。色が濃くなったものは熟している証拠です!逆に、色が薄いものは酸っぱい証拠です。酸っぱい柑橘類を選びたい場合は、外皮が緑色や薄いものを選んでください。

軸(ヘタ)が黄色いもの

軸(ヘタ)の部分が黄色くなっていると食べ頃のサインです。収穫時は緑色ですが、貯蔵しているうちに段々と黄色く色が変わります。

食べ頃を過ぎた柑橘類はどうしたらいい?

見た目は腐っていないけど、シワシワになって明らかに美味しくなさそうになった柑橘類。腐っていなければまだ美味しく食べられる方法があります。

食べ頃を過ぎてしまった柑橘類

見た目がシワシワになっていても、食べると甘くて美味しくなっていることがあります。例えばデコポンや不知火は、追熟の期間は1ヶ月から1ヶ月半です。食べ頃が過ぎてしまったと思っても、柑橘類の種類によっては丁度食べ頃かもしれません。

もし、変なニオイがする、触るとブヨブヨする、皮をむくと果実が茶色くなっているなどは腐っているのですぐに廃棄してください。

食べ頃を過ぎた柑橘類のアレンジレシピ

実に水分がなくスカスカになってしまっていても、アレンジするとまだまだ美味しく食べられちゃいます!食べ頃が過ぎてしまった柑橘類の処分に困ったら、ぜひ試してください!

柑橘類のスムージー

<材料>

  • 柑橘類(ポンカン、不知火など)・・・1個
  • リンゴ・・・1/4個
  • ヨーグルト・・・180cc

<作り方>

  1. 柑橘類の皮や種を取り除きます。リンゴの皮や種を取り除き、適当な大きさにカットします。
  2. 材料を全てミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌します。
柑橘類のジュース

<材料>

  • 柑橘類・・・好きなだけ
  • はちみつ・・・お好みの量
  • 氷・・・お好みの量

<作り方>

  1. 柑橘類の皮と種を取り除き小分けに分ける。
  2. ミキサーに柑橘類とはちみつを入れてなめらかになるまで撹拌する。
  3. グラスに氷とジュースを入れる。

まとめ

食べ頃を覚えておくと、柑橘類の本来持つ最も美味しい瞬間を味わうことができるのでおすすめです!甘みが強い柑橘がお好きな人は、一定期間保存してから食べてくださいね。購入したときに、完熟ものの場合は保存せずにできるだけ早くお召し上がりください!

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