さつまいもの旬は9〜11月!
さつまいもの旬は、9〜11月の秋ごろです。贈り物としてさつまいもを選ぶなら、この時期を狙いましょう。ただし、最近は品種改良やハウス栽培を盛んに行っている地域もあり、品種によっては8月ごろから収穫されるものもあります。そのため、贈りたいさつまいも品種と旬をチェックしてから選びましょう。
旬の時期で選ぶ!さつまいもの代表品種
ここでは、代表的なさつまいもの品種と旬を解説します。
安納芋|10月~11月
安納芋は、主に鹿児島県の種子島で作られている品種です。さつまいもの中でも甘さが非常に強く、口に入れるとねっとりとした食感が楽しめます。コクがあるので焼いても蒸しても美味しいのが魅力です。どちらかというと料理ではなく、お菓子作りに使うのが適しています。
紅はるか|8月~11月
紅はるかは、日本で栽培されるさつまいもの中でも人気が高く、ポピュラーな品種です。安納芋より甘みが強く、ホクホクとしたしっかりめの食感があるのが特徴です。柔らかさより歯応えがある甘いさつまいもを食べたい方におすすめです。
なると金時|8月~10月
なると金時は、生産量が多く、ポピュラーな品種のさつまいもです。見た目は紫色をしており、中身が黄色でホクホクとした食感を楽しめます。しっかりした食感があり、煮崩れしにくいため、煮物や天ぷらなど料理に使うさつまいもとしても最適です。
クイックスイート|9月~11月
さつまいもの多くは、電子レンジで加熱すると甘みが薄れてしまいがちですが、クイックスイートは電子レンジで温めると甘みが増す特徴を持っています。時短調理にも向いており、忙しくても手軽にさつまいもを楽しめるのが魅力です。
旬の時期以外に、さつまいもを贈りたい!さてどうする?
ここでは、旬の時期以外にさつまいもを贈りたい場合のおすすめ商品を紹介します。
さつまいも人気ランキング
※2023年10月~2024年8月のデータ焼き菓子
タルトやフィナンシェなどの焼き菓子なら、旬の時期に関係なく贈れます。商品によっては日持ちしないものもあるので賞味期限は注意して選びましょう。
ケーキ
さつまいもをふんだんに使ったケーキの贈りものもおすすめです。ケーキ専門店で予約してそのまま配送まで手続きしてもらえるところもあります。ただし、賞味期限が1〜2日といったように非常に短いものが多いため、送る際は事前に伝えておくなど配慮が必要です。
干し芋や芋けんぴ
スティックタイプの干し芋は日持ちしやすいので、贈り物にも最適です。また、芋けんぴなら缶に入った大容量のものも販売されているものもおすすめです。
贈り物として最適なさつまいもを選ぶポイント・注意点は?
ここでは、贈り物として最適なさつまいもを選ぶポイントと注意点を解説します。
安全性に配慮する
さつまいもを送る場合、常温で問題ありません。ただし、要冷蔵が必要なケーキなどは、賞味期限が短いので、贈る前に事前に連絡をいれておきましょう。もし、連絡せずに送ってしまうと相手が旅行でいない時に配達されてしまったり、差し戻される可能性もあります。
糖度・等級に着目する
さつまいもの糖度が高い品種は「紅はるか」と「安納芋」です。紅はるかはそのままでも糖度が40度、加熱すると50度までアップします。また、安納芋はそのままだと16度で、加熱すると40度程度まで上がります。甘いさつまいもを贈りたいなら、この2つの品種がおすすめです。
自分や贈り先に縁のある産地で選ぶ
さつまいもは日本全国で栽培されているので、せっかく贈るなら自分の地元のものや相手にゆかりがある産地のものを贈ると良いでしょう。
費用相場はだいたい3,000円〜5,000円くらい
さつまいもの相場は重さにもよりますが、大体3,000円〜5,000円程度のものが多いです。ただし、品種によって金額は異なるので、あくまで参考程度に留めておいてください。
マナー的な話
さつまいもは、手頃な金額で購入できるものも多いですが、上司や年上の方に贈る場合は金額がやすくなりすぎないように注意しましょう。
配送のタイミング的な話
お中元で贈る場合、7月上旬から15日までには手配しましょう。お歳暮の場合は、12月上旬から20日までには完了してください。
また、さつまいものケーキや早めに消費が必要な贈り物は、相手に事前に配送時間や日時を聞いておくと安心です。
まとめ
今回は、さつまいもを贈り物として選ぶ時のポイントについて解説しました。さつまいもは蒸したり焼くだけでなく、料理にも幅広く使えるので、年配の方や家族がいる方に送っても喜ばれるでしょう。記事を参考に、美味しいさつまいもを贈ってみてください。