さつまいもはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
さつまいもは、そのまま食べても美味しいですが、できるだけ追熟してから食べるのがおすすめです。
追熟とは
追熟とは、一部の果物や野菜を一定の時間放置すると、熟させて甘くさせたり、柔らかくて食べやすくなるようにする方法のことを指します。
追熟のポイントと注意点
追熟は特殊な技術は必要なく、置いておくだけでOKです。ただし、常温で置いておくと室内の温度が高すぎる場合、内側から腐って食べられなくなってしまう可能性があります。逆に寒い気温だと追熟が進まず、何日経っても味や食感に変化が出ないこともあるので温度管理には注意が必要です。そのため、追熟させるなら、廊下や台所など気温が高くなりすぎない場所に常温で置くか、冷蔵庫に入れておくようにしましょう。また、傷がついているさつまいもは、追熟させると傷の部分から腐ってしまうので、早めに食べるようにしてください。
追熟させる期間は、スーパーで買ってきたものなら1週間〜2週間を目安にしてください。自宅で育てているものは3週間程度追熟するのがおすすめです。さつまいもを追熟させる場合は、一つ一つ新聞紙にくるんで、ダンボールか紙袋にしまってください。
さつまいもの食べ頃サインは?
ここでは、さつまいもの食べ頃のサインについて解説します。
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※2023年10月~2024年8月のデータサイズが大きくてずっしりしている
サイズが大きく、ずっ使とした重さがあるものは、栄養が詰まっている新鮮なさつまいもです。もし、手に持った時に軽いと思ったら、中身がスカスカの可能性があるので、できるだけ選ばないようにしましょう。
皮が濃いピンクや紫色になっている
さつまいもは追熟されると皮が濃いピンク色や紫色になります。この状態になったさつまいもは、甘くて美味しい状態になっています。色が均一に変わっているかどうかもチェックしてください。
先端に蜜が出ている
さつまいもの先端に蜜が出ているかどうかを確認しましょう。スーパーで売っているさつまいもは先端が切れているものであれば、そのまま追熟させて問題ありません。先端が切れていない場合は、少しカットしてから追熟させるようにしてください。
食べ頃を過ぎたさつまいもはどうしたらいい?
ここでは、食べ頃を過ぎたさつまいもの特徴と対処方法解説します。
食べ頃を過ぎてしまったさつまいも
食べ頃を過ぎたさつまいもは、下記のような特徴があります。
- 触った時に少し柔らかい
- シワシワしている
- 乾燥している
この特徴があるさつまいもは、食べられますが、できるだけ早く消費するようにしましょう。一方、「変な匂いがする」「触った時にブヨブヨとして柔らかい」「黒っぽく変色している」場合は、腐っていて食べられない可能性があります。食べられるのか、腐っていいるのかしっかり見極めてから、少しでも不安であれば食べずに処分するようにしてください。
食べ頃を過ぎたさつまいものアレンジレシピ
食べ頃をすぎたさつまいもを消費するには、下記のレシピがおすすめです。
さつまいものマフィン
▼材料
- ホットケーキミックス 一袋
- さつまいも 2個
- 卵 1個
- バター 30g
- 砂糖 大さじ2(調節してOK)
▼作り方
- さつまいもを小さく切って耐熱皿に入れ、500Wの電子レンジで2分加熱する
- ボールの中にホットコーキミックスと砂糖、卵、バターを入れて混ぜる
- 温めたさつまいもを追加してさっくりと混ぜる
- マフィンカップに入れる
- 180°のオーブンで20分ほど焼く
さつまいものチーズいももち
▼材料
- さつまいも 2〜3個
- 片栗粉 大さじ2
- チーズ 適量
▼作り方
- さつまいもの皮を剥いてペースト状に潰す
- 片栗粉を加えて手でこねる
- 何個かに分けてちぎって、丸い形を作る
- まるい塊の中にチーズ入れる
- 油を引いたフライパンに置いて表面がカリッとするまで焼く
まとめ
今回は、さつまいもの食べ頃のタイミングについて解説しました。そのまま食べても美味しいですが、さつまいもは追熟させると、さらに甘さが強くなって美味しくなります。また、食べ頃をすぎてしまったさつまいもも、味が大きく落ちたりしないので十分美味しく食べられます。記事を参考に、さつまいもを美味しく食べてください。