さつまいものカロリーや糖質は?
まず、さつまいものカロリーについて解説します。
【果物カロリーランキング】さつまいものカロリー、糖質は?
皮付きのさつまいものカロリーは、100gあたり127kcalで糖質は31gです。普段よく食べる果物、みかんとりんごと比較してみましょう。
状態など | カロリー | 糖質 | |
---|---|---|---|
さつまいも | 皮なし/生 | 126kcal | 30.9g |
みかん | 生 | 93kcal | 19.4g |
りんご | 皮なし/生 | 53kcal | 12.4g |
他の食べ物やフルーツと比較すると、さつまいもはカロリーや糖質含有量が高めであることがわかります。ただし、サイズや重さによってカロリーや糖質が異なるので、あくまで参考程度に留めておきましょう。
ちなみに、中くらいのサイズのさつまいも250gを1本食べた場合のカロリーは約300kcal、糖質含有量は約75gとなります。
さつまいもは品種ごとによってカロリーが異なります。
1日何個で我慢?食べ過ぎラインの目安
さつまいもは間食に食べるなら150g程度、おかずとして食べるなら1日1回70g程度を目安にすると良いでしょう。これ以上食べすぎるとカロリーオーバーになってしまうので注意しましょう。また、さつまいもには食物繊維が豊富に含まれているので、適量食べる分には便秘解消を助けてくれますが、たくさん食べすぎると腹痛や下痢になる可能性もあるので注意が必要です。
さつまいもはダイエット中でも食べていい?
ここでは、さつまいもをダイエット中に食べても問題ないか解説します。
さつまいも人気ランキング
※2023年10月~2024年8月のデータ食事で調整したり、運動を取り入れたりすれば、ダイエット中でもOK
食事量の調整や適度な運動をすれば、ダイエット中にNGな食べ物はありません。しかし、さつまいもは、カロリーが低いわけではないので、食べすぎると1日に摂取するカロリーをオーバーしてしまうので注意しましょう。
ビタミンや食物繊維が豊富なさつまいもはダイエット中にこそ食べたい
さつまいもには、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCや便秘解消を助けてくれる食物繊維がなどが含まれています。加えて、塩分を体の外に出す働きがあるカリウムや、歯や骨の健康維持に必要なカルシウムなど、さつまいもには、健康や美容に良い成分が豊富に含まれています。そのため、さつまいもはダイエット中にぜひ食べたい野菜といえるでしょう。
さつまいもはダイエット中に おすすめの or 気をつけたい 果物
結論、さつまいもはダイエット中におすすめの食べ物です。食事量を減らすことで体に必要な栄養素が不足しがちなダイエットにおいて、さまざまな種類の栄養が含まれているさつまいもは、ピッタリであるといえます。また、食物繊維が多くよく噛んで食べる必要があるため、腹持ちが良く満足感があるのも魅力です。
さつまいもは病気で糖質制限中でも食べていい?
ここでは、糖質制限中に’さつまいもを食べても良いか解説します。
病気で糖質制限中でもさつまいもを食べてOK
結論からいうと、糖尿病や脂質異常症などの治療で糖質制限をしていたとしてもさつまいもを食べても問題ありません。ダイエット中と同じように、糖質制限中に「絶対NG」といえる食べ物はありません。
糖質制限は文字通り摂取する糖質を控えることです。糖質を多く含む食品を控えることは必要ですが、食事全体の糖質摂取量を意識することが重要です。
GI値を参考にするのもおすすめ
GIとは、「グライセミック・インデックス(Glycemic Index)」で、特定の食品を食べた時の血糖値の上昇度合いを数値化したものです。数値が100に近いほど血糖値が上がりやすい食品であり、低ければ低いほど血糖値が上がりにくい食品であるということになります。
食事療法で血糖値のコントロールをしている方で、なるべく血糖値を上げない食べ方をしたいという方はGIの活用もおすすめです。
ただし糖尿病で内服中の方やインスリン治療中の方は、主治医の指示に従い食事療法にGIを取り入れるようにしてみましょう。
さつまいものGI値は51
さつまいものGI値は55です。低いとされるGI値の数値は50なので、さつまいもはGI値が低い食べ物といえます。
とはいえ、食べ過ぎはNG
さつまいもはGI値が低いですが、カロリーが高めなので食べすぎはNGです。毎日摂取する量を守り、適度な運動も忘れないようにしましょう。また、病気で糖質制限をしている方は、食べる量について主治医に相談のうえで決めるようにしてくださいね。
まとめ
今回は、さつまいものカロリーについて解説しました。甘くて美味しいさつまいもは、カロリーが高めですが、腹持ちも良い食品です。食べ過ぎと適度な運動を心がければ、ダイエットや食事療法中でも禁止する必要はありません。記事を参考に、さつまいもを美味しく食べてみてください。