イチジクは妊婦NG?推奨?
イチジクは妊娠中に食べても問題ありません。鉄分や便秘解消を助けてくれる食物繊維、胎児の成長に必要な葉酸など、様々な栄養がイチジクには含まれています。また、さっぱりとした口当たりと甘みがあるので、甘いものが食べたくなった時のデザートにもおすすめです。
果肉も柔らかいので、皮をむいてさっと食べられます。
イチジクは1日何個まで食べて良いの?
イチジクを妊娠中に食べる場合、1日2〜3個程度が目安となるでしょう。他のフルーツに比べて特別カロリーが高いわけではないイチジクですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーによる体重増加の原因となります。また、豊富な食物繊維によって下痢を引き起こす可能性もあるため、1日2〜3個を目安に食べるようにするのがベストです。
1日で何種類ものフルーツを食べたい場合、食事制限がある場合などは調整して食べてくださいね。
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※2024年8月のデータ乳児にイチジクは食べさせても大丈夫?
ここからは、乳児がイチジクを食べても良いか解説します。
生後11カ月頃がおすすめ
乳児にはじめてイチジクを食べさせる時期としては、離乳食後期の後半から完了期にあたる生後11ヶ月〜1歳ごろが適当でしょう。
しかし、イチジクは乳児・幼児向きの食べ物ではなないため、無理にあげる必要はありません。たくさんあげすぎると豊富な食物繊維によって下痢を起こす恐れがあります。
皮をむいて小さくカットする
イチジクの皮を丁寧にむいて、喉に詰まらないように小さくカットして食べさせてください。はじめての時は、加熱してから食べさせましょう。アレルギーの心配がある場合も、加熱して食べさせると安心です。
食べさせる量の目安
イチジクを初めて食べさせる際は、離乳食スプーンで1さじから始めるのが基本です。食べさせてみて体調に変化がなければ、翌日以降少しずつ増やしていきましょう。
11カ月頃の果物を与える量は、野菜と合わせて30〜40g、完了期(12〜18カ月)では40〜50gです。
妊婦・産後時期でも簡単!アレンジレシピ
ここでは、妊婦・産後時期でも簡単に作れるイチジクのアレンジレシピを紹介します。
イチジクのジャム
イチジクのジャムは簡単に作れます。そのものの甘さを楽しみつつ、クラッカーにつけて楽しめます。
材料
- イチジク 適量
- 砂糖 250g(追加してもOK)
- レモン汁 適量
レシピ
- イチジクを洗って茎を取り除き、皮を剥く
- 鍋にイチジクと砂糖を入れて柔らかくなるまで煮込む
- レモン汁を入れて味を整える
- ドロドロに溶けたら火を止めて少し冷ます
- ビンに詰める
※賞味期限は1週間ほどなので、できるだけ早く消費するようにしましょう。
イチジクのシャーベット
冷凍庫に入れて簡単に作れるシャーベットです。追加で甘みが欲しい場合は、上から
砂糖をかけても良いでしょう。
材料
- イチジク 適量
レシピ
- イチジクを水で洗ってキッチンペーパーで良く拭き取る
- ジプロックやビニール袋にイチジクを入れて冷凍庫で1〜2時間ほど凍らせる
- 食べる直前に取り出して少し時間を置く
※シャーベット状で食べたい場合は、冷凍庫から取り出して、様子を見ながら柔らかくなるまで溶かしてください
イチジクのカップケーキ
イチジクのカップケーキは、材料を混ぜて簡単に作れます。ドライフルーツのイチジクを使うと食感が楽しめます。
材料
- ホットケーキミックス: 200g
- 卵: 2個
- 牛乳: 150ml
- サラダ油: 大さじ2
- 砂糖: 80g
- バニラエッセンス: 小さじ1
- イチジク: 4個(適量)
レシピ
- オーブンを180℃に予熱する
- ボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳、サラダ油、砂糖、バニラエッセンスを入れて良く混ぜる
- イチジクを洗い、茎を取り除いて適当な大きさにカットする
- カップケースに生地を注ぎ、イチジクのスライスを入れる
- オーブンで約15-20分焼く
※竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
イチジクのサラダ
甘いイチジクとサラダの塩味が癖になります。
材料
- イチジク 適量
- リーフレタス 適量
- 生ハム 適量
- くるみ 適量
- 塩胡椒 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- レモン汁 小さじ1(調節してOK)
レシピ
- フレッシュリーフを洗って水をきる
- 皿にリーフレタスを入れて、上に生ハムとクルミをトッピングする
- 皮を剥いたイチジクを一口サイズにカットしてトッピングする
- 小皿にオリーブオイルとレモン汁、塩胡椒入れてよく混ぜてドレッシングを作る
- ドレッシングができたらリーフレタスにかける
まとめ
今回は、イチジクを妊婦や用事が食べても問題ないか解説しました。葉酸や鉄分など栄養が豊富に含まれているので、妊娠中のデザートにピッタリです。
ただし、乳児に与える場合は、たくさん食べさせすぎると体調を崩してしまう場合があるので、担当医と相談してから食べさせてくださいね。
食べ方や適量を守り、家族みんなで美味しくイチジクを楽しみましょう◎