店頭で美味しいイチジクを選ぶ方法は?
ここでは、店頭で美味しいイチジクを選ぶ方法を解説します。
外皮が濃くて鮮やかなもの
太陽の光をいっぱいに浴びたイチジクは、皮の色が濃く鮮やかなものが多いです。ただし、品種によって色が薄いものもあるので、どの品種がどんないろの状態だと美味しいのか調べると良いでしょう。
弾力がある
新鮮で甘みがある食べ頃のイチジクは、触った時に弾力があります。そのため、固かったり、柔らか過ぎるものはできるだけ選ばないようにしましょう。また、見た目に大きな傷がついているものも長期保存はに向いないので避けるのが無難です。
持ち上げてみると重みがあるもの
手に持って持ち上げた時に、ずしっとした重さがあるものを選びましょう。成長する過程で栄養をたっぷり吸収して果肉が詰まっている証拠なので、食べ応えがあります。逆に、軽すぎると、中身がスカスカの可能性があるので注意が必要です。
香りが強いもの
食べ頃のイチジクは、甘い香りがします。そのため、スーパーでイチジクを選ぶ場合は、見た目だけではなく、匂いもチェックしてください。もし、匂いがわかりにくい場合は、手で少し擦るとわかります。
美味しいイチジクは産地で選ぶのもおすすめ
ここでは、イチジクを栽培している主な産地を紹介します。
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※2024年8月のデータ和歌山県
和歌山県は日本の中でイチジクの生産量が最も多い都道府県です。夏は暑く、冬は温暖な気温をしており、1年をかけてイチジクが育てやすい環境が整っています。和歌山では「黒イチジク」や「紅秀峰(べにしゅうほう)などの品種が栽培されています。
愛知県
愛知県は、温暖な気温と日照時間が長いことから、イチジクが良く育つ環境があります。果肉が柔らかく上品な甘さがあるものが多いです。また、品種改良だけでなく、ハウス栽培も盛んに行われています。
大阪府
大阪府は、和歌山県や愛知県についで、イチジクの生産量が多い都道府県です。1年を通して温暖な気候が続き、イチジクが育ちやすい環境が整っています。大阪では「黒イチジク」「ブラックミッション」などの品種が栽培されています。
福岡県
福岡県は、夏の気温が高く、湿度もあるので、糖度が高いイチジクが多いのが特徴です。主に栽培されている品種は「愛玉(あい玉)」「桝井ドーフィン(ますいドーフィン)」などが有名です。
人気の 品種 はどれ?おすすめのイチジク品種5選
ここでは、イチジクの人気の品種について解説します。
桝井ドーフィン
桝井ドーフィンは日本で一番作られている品種のイチジクです。紫色の皮に覆われており、果肉が柔らかい特徴があります。そのまま生で食べられるケースが多いですが、ジャムを使ったり、お菓子作りに使うなど万能に使えます。旬は7〜8月ごろです。
レディグレイ
レディグレイは、他のものに比べて見た目が少し細長いイチジクです。果肉が多く、ゼリー状になっています。加工にも使えますが、糖度が非常に高いので、そのまま食べるのがおすすめです。旬は7〜8月ごろです。
鳥梨
鳥梨(とりなし)は、日本で幅広く栽培されている品種のイチジクです。果肉が柔らかく、そのまま食べるとジューシーさを楽しめます。口当たりがさっぱりしており、料理やお菓子作りに使うイチジクとしてもおすすめです。旬は8〜9月ごろです。
愛玉
愛玉(あいぎょく)は、果肉が白くて柔らかい特徴があります。一般的なイチジクより、酸味が抑えめで甘みがあるので、酸っぱいものが苦手な方にもおすすめ。また、冷蔵庫で冷やして食べるとより一層さっぱりさを味わえます。旬は8〜9月ごろです。
とよみつひめ
とよみつひめは、福岡県で栽培されているイチジクです。糖度が高い品種ですが、甘さがくどくないので、甘いものが苦手な方にも食べやすいでしょう。また、皮が薄いので、剥かずにそのまま食べられます。旬は8〜10月ごろです。
まとめ
今回は、イチジクの選び方について解説しました。イチジクは見た目はもちろん、産地や品種など選ぶ基準がたくさんあります。そのため、どのイチジクを選べば良いか迷ったら産地や品種で選ぶのもおすすめです。記事を参考に美味しいイチジクを選んでみてください。