パッションフルーツはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
パッションフルーツは、買ってすぐ食べると酸味が強い場合があります。そのため、酸味が苦手な方は、追熟するのがおすすめです。
追熟とは
追熟とは、果物を収穫した後、一定の時間をおくことで、甘みが増したり、柔らかい食感にすることを指します。酸味が強い果物でも追熟をすることで食べやすくなります。
追熟のポイントと注意点
追熟の方法は簡単で、風通しの良い場所に常温で数時間おくだけでできます。この時、途中で冷蔵庫に入れてしまわないようにしてください。寒い場所では追熟ができないので、冷蔵庫にしまってしまうと、追熟が進まない可能性があります。また、気温が高すぎる場所で追熟すると中身が腐ってしまうので注意してください。
パッションフルーツの食べ頃サインは?
ここでは、パッションフルーツの食べ頃のサインについて解説します。
皮がツルツルの状態
パッションフルーツは、収穫して直ぐ皮がツルツルの状態で食べると、酸味が強くフレッシュの状態で食べられます。
皮がシワシワになっている
皮がシワシワになっていると、酸味が抜けて甘みが強くなっているサインです。さらに完熟させたい場合は、風通しの良い常温の場所で2〜3日ほどおくと甘みがさらに増します。
甘い香りがする
パッションフルーツから甘い香りがすると、追熟されて甘くなっている証拠です。この時、香りだけでなく、皮がシワシワしているかも確認してください。
食べ頃を過ぎたパッションフルーツはどうしたらいい?
ここでは、食べ頃を過ぎたパッションフルーツの消費のし方について解説します。
食べ頃を過ぎてしまったパッションフルーツ
パッションフルーツは食べ頃をすぎてしまうケースはいくつか考えられます。例えば、下記のようなケースです。
- 酸味が強すぎる
- 追熟するのに適切な期間をすぎてしまった
- 甘みが強すぎてそのまま食べられない
パッションフルーツは基本的に食べ頃をすぎてしまうことは少なく、どちらかというと自分の好みの味が「酸味」「甘み」なのかで決まります。そのため、自分の好みの味じゃ無くなってしまった場合、生でそのまま食べるのではなく、料理やお菓子作りにして食べるのがおすすめです。
食べ頃を過ぎたパッションフルーツのアレンジレシピ
食べ頃をすぎてしまったパッションフルーツを消費できるレシピは「ジャムにする」か「シャーベットにする」「ソースにする」のがおすすめです。
パッションフルーツのジャム
パッションフルーツが完熟してしまったら、ジャムを作るのがおすすめです。パンやクラッカーにのせて美味しく食べられます。
▼材料
- パッションフルーツ 1〜2個
- 砂糖 大さじ2
- レモン汁 小さじ1
▼作り方
- パッションフルーツを半分にカットして中身を取り出す
- 耐熱容器に取り出したパッションフルーツと砂糖、レモン汁を入れる
- 様子を見ながら500Wの電子レンジで2〜3分ほど加熱する
- 軽く混ぜてる
パッションフルーツシャーベット
パッションフルーツは、シャーベットにしても美味しく食べられます。アイスよりカロリーが低いのでダイエット中のお菓子にも最適です。
▼材料
- パッションフルーツ 2個
- キュウイ 2個
- 砂糖 大さじ2
▼作り方
- パッションフルーツとキュウイの中身をくり抜く
- ミキサーにくり抜いた中身と砂糖を入れてスイッチを入れる
- 中身を取り出してタッパーに入れて様子を見ながら1時間ほど冷凍する
パッションフルーツソース
パッションフルーツの酸味が強い場合は、サラダ用のソースを作るのがおすすめです。サラダのシャキシャキした食感と酸味がやみつきになります。
▼材料
- パッションフルーツ 1個
- オリーブオイル 大さじ2
- お酢 大さじ1
- ブラックペッパー 適量
▼作り方
- パッションフルーツの中身を取り出す
- 取り出した中身とオリーブオイル・お酢・ブラックペッパーを混ぜる
まとめ
今回は、パッションフルーツの食べ頃のタイミングやサインの見極め方について解説しました。パッションフルーツは、直ぐ食べれば酸味やフレッシュさを味わえて、追熟すれば甘みを楽しめます。そのため、自分の好きな味に合わせて食べるタイミングを決めれば、いつでも美味しく食べられるでしょう。記事を参考にパッションフルーツを美味しく食べてみてください。