店頭で美味しいパッションフルーツを選ぶ方法は?
まず初めに、美味しいパッションフルーツを選ぶ方法について解説します。店頭に並んでいるパッションフルーツを見極められれば、食べた時に満足度が高くなります。
色が鮮やかでツヤがあるか
パッションフルーツの表面が、紫色や黄色に色づいており、ツヤがあるかを確認しましょう。太陽の光をいっぱいに浴びて育ったパッションフルーツは、色鮮やかで新鮮なものが多いです。
大きな傷がついていないか
表面に大きな傷がついているものは、できるだけ避けましょう。また、表面の色が悪く、ツヤがないものもできるだけ買わないようにするのが無難です。
持ち上げてみると重みがあるもの
パッションフルーツを持ち上げた時、ずしっとした重さがあると、中に実が詰まっている証拠です。逆に、軽いものを選んでしまうと、「買って自宅でパッションフルーツを切ってみたら中身がほとんど入っていなかった…」というケースもあります。損しないためにも重さがあるものを選びましょう。
香りが強いもの
甘い香りがするものは、実が熟しており、甘くて美味しい証拠です。酸味より甘みが強くなっている状態なので、酸っぱい味が苦手な方は、香りをチェックしてください。もし、さらに甘い状態で食べたい人は、風通しの良い場所で常温で少しおいておくと、追熟されて甘くなります。
美味しいパッションフルーツは産地で選ぶのもおすすめ
美味しいパッションフルーツを食べたいなら産地で選ぶのもおすすめです。ここでは、パッションフルーツを食べるのにおすすめな産地を紹介します。
鹿児島県
鹿児島県は、日本で一番パッションフルーツが生産されている都道府県です。主に、大隅地域や南薩地域で作られています。鹿児島県は、気温が高くて自然が多い土地なので、パッションフルーツ作りに適した土地でもあります。5〜8月の間に生産されて、スーパーに出回ります。甘みや酸味をバランスよく楽しめる「ルビースター」や「サマークイーン」が人気です。
沖縄県
沖縄県は、パイナップルなどの常夏のフルーツのイメージが強いですが、パッションフルーツも多く作られています。日本の中で鹿児島県についで、2位の生産量をほこります。沖縄県産のパッション
フルーツは、太陽の光をいっぱいに浴びて作られるので、新鮮で美味しいものが食べられます。1〜7月に生産・販売されるので、沖縄県産のパッションフルーツを食べたいならこのシーズンを狙いましょう。
東京都
東京都は、全国で3番目にパッションフルーツの生産量が多い都道府県です。主に、八王子や小笠原諸島で生産されています。東京だとあまり果物が作られているイメージが少ないですが、気温がコントロールしやすいハウス栽培はもちろん、比較的暖かい地域で作られているので露地栽培でも美味しいパッションフルーツが育ちます。
千葉県
千葉県は、全国で4番目にパッションフルーツの生産量が多い都道府県です。主に安房や君津地域で生産されています。環境や気温によって育てにくいパッションフルーツを研究し、ハウス栽培でも露地栽培でも生産できるように力を入れているのが特徴です。7〜11月ごろに出回っています。
人気の品種 はどれ?おすすめのパッションフルーツ品種5選
ここからは、パッションフルーツのおすすめの品種を5つ紹介します。
ルビースター
ルビースターは、鹿児島で生産されているパッションフルーツです。酸味が強いですが、料理やスイーツ作りはもちろん、そのまま生で食べても美味しく食べられます。また、甘い香りが6〜7月ごろに出回ります。
サマークイーン
サマークイーンは、甘みが強いので酸味が苦手で食べられない方にもおすすめのパッションフルーツです。他の品種に比べて栽培が難しく、取れる量が少ない品種でもあります。旬は7〜8月ごろです。
エドリス
皮が赤紫色をしている珍しいパッションフルーツです。パッションフルーツは、凍らせて食べたりヨーグルトにかけて食べるなど、様々な食べ方で楽しめますがエドリスは、香りが良いので生で食べるのがおすすめです。
ゴールデンジャイアント
大きいサイズのパッションフルーツです。中にぎっしりと実が詰まっているので、食べ応えがあります。酸味が少なく、甘みが強い品種です。
ミズレモン
レモンに形が似ているパッションフルーツです。酸味がほとんどなく、甘さが強いのが特徴です。また、中のタネもつぶつぶとした食感を楽しめます。8〜10月が旬の時期です。
まとめ
今回は、スーパーで美味しいパッションフルーツを選ぶ方法やおすすめの産地・品種を解説しました。店頭で並んでいるフルーツもサイズや重さに違いがあるので、損をしないためにも見極めることが重要です。また、パッションフルーツは、作られる場所や品種によって味が異なるので、選ぶ際に参考にしてください。
【参考サイト】