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美味しいぶどうの選び方!甘いぶどうの特徴と産地や品種にも注目

美味しいぶどうの選び方!甘いぶどうの特徴と産地や品種にも注目

ぶどうを買うなら絶対に美味しいぶどうを買いたい!と思うのは当たり前のことですが、美味しいぶどうかどうかは食べてみないと分からないですよね。ハズレがない美味しいぶどうの選び方が、あれば教えて欲しいと思っている人に朗報です! この記事では、美味しいぶどうの選び方や、甘いぶどうの特徴などをご紹介します!

店頭で美味しいぶどうを選ぶ方法は?

インターネット販売では、現物のぶどうを目で購入できませんが、店頭で購入する場合は以下のポイントを抑えてぶどうを選んでください。

軸が太くて緑色のぶどうを選ぶ

美味しいぶどうの選び方の1つ目は、房の上部から軸を確認してください!新鮮なものは緑色ですが、時間が経ってくると徐々に茶色に変色してきます。緑色のものは新鮮な証拠!ぶどうは追熟しないので鮮度が大切です。

軸が太いものは、果実に栄養がしっかり蓄えられている証拠です。栄養をたっぷり吸収したぶどうは、甘くて美味しいぶどうです!

実と実の間隔が少し空いているぶどうを選ぶ

美味しいぶどうの選び方2つ目は、実と実の間隔が少し空いているものを選んでください。房いっぱいに実がギッシリ詰まったぶどうの方が、美味しそうに見えますよね。でも、それは間違いで、実と実の間隔が空いたぶどうのほうが甘いんです。

ギッシリ実が詰まったぶどうには、お日様の光がまんべんなく届きません。お日様の光はぶどうの甘さを左右するので、隙間があるぶどうのほうが房全体にお日様の光が行き届き、甘くて美味しく成長する、ということです。

色の濃いぶどうを選ぶ

美味しいぶどうの選び方3つ目は黒系と赤系は色が濃いもの、黄緑系は色が鮮やかなものを選んでください。色の濃さや鮮やかさは美味しさのバロメータになります。

そして、色が濃い、鮮やかなものほどポリフェノールが多く含まれているかどうかの目安にもなり、栽培状態の良さに繋がります。日当たりが良い場所で育ったぶどうは色が濃く、鮮やかになります。

実にハリがあり大きさが均等なぶどうを選ぶ

美味しいぶどうの選び方4つ目は、実にハリがあり大きさが均等なぶどうを選ぶことです。新鮮なぶどうは水分をたっぷり含んでいるので、粒にハリがあります。果皮がツヤツヤとしているぶどうは新鮮です。

そして、粒のサイズが均等かどうかもチェックしてください。粒が大きい、小さいは関係なく、1房全体の粒の大きさがポイントです。大きさにバラつきがあるものは、部分的に味が落ちます。

果皮に白い粉がついているぶどうを選ぶ

美味しいぶどうの選び方5つ目は、果皮に白い粉がついているものを選ぶことです!

巨峰など、黒系ぶどうだと分かりやすいのですが、白っぽい粉のようなものがぶどうに付いているのを見たことはありませんか?あれは汚れでもカビでもありません。ブルーム(果粉)と呼ばれるぶどうが出す成分で、病気を予防し水分が蒸発するのを防ぎ、鮮度を保ってくれています。この白い粉、ブルームが付いていると新鮮な証拠になるので、美味しいぶどうを見分けるポイントになります。


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美味しいぶどうは産地で選ぶのもおすすめ

ぶどうが沢山作られている生産地は気候や風土など、ぶどうが美味しく育つための条件が整っています。生産量のランキング形式でご紹介します。

ぶどうの人気ランキング

※2023年のぶどうの売上データをもとに作成

山梨県

ぶどうの生産量第1位は山梨県です。2021年調べでは、収穫量が40.6t、シェア率は24.6%とおよそ1/4を生産しています。

山梨県は、山間の意味の峡(かい)に由来し甲斐の国と呼ばれています。その名の通り、海がなく周りを山々に囲まれた豊かな自然が広がる地域。昼夜の気温差が大きい内陸性の気候のため、ぶどうが美味しく育ちます。

長野県

長野県はぶどうの生産量第2位です。収穫量は28.8t、シェア率は17.4%です。長野県で盛んにぶどう作りが行われている地域は、須坂市や中野市、塩尻市、長野市、松本市、東御市です。

長野県も内陸性気候なので、昼夜の温度差が大きい地域です。全国の中でも雨が少なくて、水はけの良い土壌が美味しいぶどうを作っています。

山形県

生産量第4位は山形県です。収穫量14.6t、シェア率8.8%となり、山形県と岡山県ではほとんど生産量に変わりがありません。2021年調べでは4位でしたが、2019年調べでは山形県が3位でした。

山形県も年間の日照時間が長く、降水量が少ない内陸性の気候です。昼夜の温度差が多く、高い山々に囲まれた盆地でぶどうの栽培が行われています。

人気の 品種 はどれ?おすすめのぶどう品種5選

人気の品種は美味しくてお手頃価格♪おすすめのぶどうを5選ご紹介します!

甲州ぶどう

最も日本で古くから栽培されている品種の甲州ぶどう。甲州ぶどうを最も栽培している県は山梨県で、全国の約96%を占めています。

赤系品種に属し、粒が小さく、1粒の重さは4~5g程。果汁が多く果肉は柔らかく、甘みの中に適度な酸味が感じられる爽やかな美味しさが特徴です。後味に少し苦みや渋みが残るのもこの品種ならではです。

生食でも食べられていますが、甲州を使いワインも作られています。2010年に日本で初めて、世界的に醸造用のぶどうとして登録された白ぶどうです。そんな甲州の旬は9月中旬から10月中旬頃です。

クイーンニーナ

クイーンニーナは、果皮が赤色の赤系品種。酸味が少なく十分な甘さと、粒が大きく食べやすいことで広い世代から人気を集めています。肉質が硬めで、ブリブリとした食感は食べ応えがあります。

主な産地は長野県となり、全国で生産されているクイーンニーナの半分が長野県で生産されています。9月から10月末まで収穫が続き、冷蔵貯蔵品は11月上旬まで出回ります。

巨峰

”ぶどうの王様”とも称されている巨峰は1955年に商標登録された、比較的歴史の深い品種です。巨峰が世に出るまではぶどうといえば小粒だったのですが、大粒の巨峰の登場はその当時の人々に衝撃を与えたそうです。

静岡県出石で誕生し、福岡県で栽培に成功。今では長野県が巨峰生産量第一位となっています。香りが豊かで強い甘さに優しい酸味があり、最近では巨峰を親として開発されたナガノパープルやピオーネも人気が高まっています。旬は8~10月頃、ハウスものは5月下旬から7月頃に出はじめます。

デラウェア

ぶどうの品種の中で収穫時期が早く、7~8月に旬を迎えます。お盆のお供えにはぶどう、という印象を持つ人は多いのではないでしょうか。旬より早く出回るハウスものは6月頃から出回り始めます。

デラウェアは種無しぶどうとして定着していますが、栽培時にジベレリンという処理を1房1房に施しているためです。ジベレリンを行わないと種が入ったままになります。

デラウェアは巨峰に次いで多くつくられている品種で、価格的にも手ごろなため身近な果物として親しまれてきました。デラウェアの生産量第一位は山形県となり、全体の約47%を占めています。甘みと酸味のバランスが良く、ほのかな特有の芳香があります。

ブラックビート

ブラックビートはあまり聞き覚えのない品種かもしれませんが、ピオーネと藤稔から誕生した品種です。ピオーネ譲りの強い甘みと、藤稔のようなすっきりとした後味が特徴です。粒がかなり大きく見た目が良いので、贈答用にも最適です。2004年に品種登録されてから、人気が高まっている品種です。

旬は8月中旬から9月中旬頃、主な産地は兵庫県や東京都、福井県です。

まとめ

スーパーで毎年お馴染みの品種を購入するのもいいですが、今年はぶどう選びにこだわって、産地や人気の品種で選んでみませんか?ランキングに入る名産地で栽培されたぶどうはきっと美味しいはずです!ぶどうのブランドから選ぶのもおすすめですよ!

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