店頭で美味しい枝豆を選ぶ方法は?
まず、店頭で美味しい枝豆を選ぶポイントについて解説します。
ポイント①葉が新鮮でサヤのいろが鮮やか
葉やサヤの色が鮮やかな緑色をしているものは、新鮮で美味しい枝豆のサインです。枝豆が育つには太陽の光をいっぱいに浴びて、水を与える必要があり、この条件満たしているものは葉っぱやサヤがイキイキしています。店頭で枝豆を購入する場合は、色味をチェックしてください。
ポイント②産毛が生えている
サヤから細かい産毛が生えているのも重要です。生毛がびっしりと生えているものも新鮮で美味しい枝豆のポイントです。産毛が少ししか生えていなかったり、全く生えていないものは購入を避けた方が良いでしょう。
ポイント③サヤの部分がふっくらとしている
サヤがふっくらとしているのは、中にある豆が大きく成長している証拠です。逆にサヤが小さかったり、豆が数個しか入っていないサヤが多い場合は、別の枝豆を選ぶ方がおすすめです。
ポイント④枝がついている
あまり枝付きの枝豆は売っていないかもしれませんが、もし店頭で枝付きの枝豆を見つけたら、そちらを購入しましょう。枝付き枝豆は新鮮なだけでなく、保存もききます。また、葉の色が緑色でサヤが密集してるものは新鮮な枝豆のサインになります。他にも、枝についている葉っぱが枯れていたり、色が悪いものは、あまり栄養が行き届いてないので、購入を控えた方が良いでしょう。
美味しい枝豆は産地で選ぶのもおすすめ
ここでは、枝豆をたくさん作っている都道府県について解説します。
2024年枝豆の人気ランキング
※2024年4月~8月のデータ群馬県
群馬県は日本で一番枝豆を作っている都道府県です。群馬県は、寒暖差があり、風通しが良い土地なので、枝豆が育つのに必要な条件がピッタリ揃っています。群馬県の中では天狗印枝豆「味緑(みりょく)」の品種が人気です。
千葉県
千葉県は日本で2番目に多く枝豆を作っている都道府県です。群馬と同様に、枝豆を作るのに最適な土地です。中でも人気の品種の小糸在来(こいとざらい)は、豆特有のえぐみが少なく、甘みが強いのが特徴です。
山形県
山形県は日本で3番目に多く枝豆を作っている都道府県です。大粒の品種の「秘伝」が特に人気が高く、しっかりとした食感があるので、一つ一つ食べ応えがあるのが魅力です。そのまま茹でて食べるのはもちろん、食感を生かして料理にも使えます。
埼玉県
埼玉県は日本で4番目に多く枝豆を作っている都道府県です。中でもさいたま市内で多く生産されている「草加の枝豆」の品種の人気が高いです。甘みや香りがよく、そのまま茹でて食べるのにピッタリの枝豆でしょう。
人気の 品種 はどれ?おすすめの枝豆の品種5選
ここでは、おすすめの枝豆の品種について解説します。
だだちゃ豆
だだちゃ豆は、山形県で主に作られています。香りがよく、食べると枝豆のコクがしっかりと味わえるのが魅力。通常の枝豆はサヤは緑色のものがほとんどですが、こちらは茶色ぽいのが特徴です。旬は8月ごろになります。
秘伝
秘伝は、主に山形県で生産されている枝豆です。サヤの中に豆が3つほど入っており、一つ一つのサイズも大きいので食べ応えがあります。味もしっかりついており、茹でて食べても料理に使っても美味しく食べられます。旬は9月から10月ごろです。
茶豆(黒埼茶豆)
茶豆は、新潟県で生産されている枝豆です。だだちゃ豆と同様で、コクがあったり、薄皮の部分が茶色っぽくなっているのが特徴です。茶豆とだだちゃ豆との違いは、甘さがあることです。茹でると特にコクや甘さが強く出るので、料理ではなく、そのまま茹でて食べるのがおすすめでしょう。
小糸在来(こいとざらい)
小糸在来(こいとざらい)は、千葉県で生産されている枝豆です。他の枝豆と比べて、香りが良いのが特徴です。旬は10〜11月ごろです。
丹波黒豆(丹波篠山黒大豆)
丹波黒豆は、兵庫県で生産されている枝豆です。コクがあるだけでなく、大粒なので食べ応えがあるのが魅力です。通常の枝豆は、豆の色が緑色ですが、こちらは茶色っぽい色をしています。栽培方法が難しく、比較的高額で取引されることが多いのが特徴です。旬は10月ごろです。
まとめ
今回は、枝豆の選び方について解説しました。スーパーで売っている枝豆は、どれも同じように見えてしまいますが、ポイントを押さえて探せば新鮮で美味しいものが見つかります。また、産地や品種によってもサイズや味が異なるので、自分の好みに合わせて選ぶのも楽しめるでしょう。記事を参考に美味しい枝豆を見つけてみてください。