店頭で美味しいマンゴーを選ぶ方法は?
ご自宅で美味しいマンゴーを食べたい!それなら、店頭でしっかりと見極める必要があります。
ここからは、お店で美味しいマンゴーを選ぶ方法をご紹介します。
弾力があり、甘い香りのものを選ぶ
美味しいマンゴーを選ぶポイント1つ目は、触った時に弾力があり、甘い香りがするものを選ぶことです。
購入したマンゴーをすぐに食べたい場合は、既に完熟が近いものを購入しましょう。マンゴーは完熟が近づくと果肉が少し柔らかくなり、触った時に弾力を感じます。また、マンゴーらしい甘い香りも強くなるそうです。
お店でマンゴーを選ぶときは手にとってみて、柔らかさや香りを確かめましょう。
きれいに色づいているものを選ぶ
美味しいマンゴーを選ぶポイント2つ目は、果皮がきれいに色づいているものを選ぶことです。
アップルマンゴーなどの果皮が赤いマンゴーは、完熟が近づくと果皮が更に赤くきれいに色づきます。全体的にムラかなく、赤くきれいに色づいているものを選びましょう。甘くて美味しいマンゴーである可能性が高いといえます。
果皮の白い粉が落ち、ツヤのあるものを選ぶ
美味しいマンゴーを選ぶポイント3つ目は、果皮の白い粉(ブルーム)が落ち、表面にツヤが出てきたものを選ぶことです。
収穫したばかりの新鮮なマンゴーは、表面にブルームと呼ばれる白い粉がついています。ブルームがついている状態であればマンゴーの果肉はまだ固く、完熟していません。ブルームが落ち、表面が少しベタついてきてツヤが出てきたら完熟のサインです。
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美味しいマンゴーは産地で選ぶのもおすすめ
国内の美味しいマンゴーの産地はどこでしょうか?ここでは日本のマンゴー産地についてご紹介してゆきます◎
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※2024年8月のデータ沖縄県
国内で最も多いマンゴーの生産量を誇るのは、沖縄県です。2020年度農林水産省の調査によると、国内で生産されているマンゴーの約半数が沖縄県産となっています。
先ほどもお伝えしましたが、マンゴーは年間を通じて温かい気候を好みます。沖縄県はまさに、マンゴーの栽培にぴったりの場所だといえるでしょう。
沖縄県で栽培されているマンゴーは、アーウィンマンゴー、キーツマンゴーなど。旬の時期は6月から9月頃です。
宮崎県
国内で2番目の生産量を誇るのが宮崎県。宮崎のマンゴーといえば「太陽のタマゴ」をイメージする方もいるのではないでしょうか。言わずと知れた高級品でもありますよね。
宮崎マンゴーは、他の産地のマンゴーに比べてやや高価でもあります。1kgあたり1万円~15,000円程度のようです。沖縄県産マンゴーが5,000円~9,000円程度なので、比較すると少しだけ高いですよね。
旬の時期は4月中旬から7月にかけて。収穫の最盛期は6月頃です。
鹿児島県
マンゴーの生産量国内第3位は鹿児島県です。
鹿児島県といえば、活火山が多い場所でもありますよね。水はけの良い火山灰土壌が、マンゴーの栽培に適しているそうです。鹿児島の特徴を活かし、県内各地でマンゴーの栽培がおこなわれています。日照時間が長い鹿児島は、甘くて美味しいマンゴーが育ちやすいそうです。
旬の時期は5月から7月にかけてです。
人気の 品種 はどれ?おすすめのマンゴー品種5選
世界的にみると、マンゴーの品種はなんと500種類以上あるとも言われています。日本で食べられるマンゴーはその一部。では、その中でもどんな品種がおすすめなのでしょうか。
ここからは、おすすめのマンゴー品種をご紹介します。
アップルマンゴー
まず1つ目は、アップルマンゴーです。
りんごのように赤い果皮、とろりとした柔らかいオレンジ色の果肉が特徴です。国内で栽培されているマンゴーの約9割は、アップルマンゴーだといわれています。
アップルマンゴーは完熟が近づくと、果皮がムラなく赤く色づきます。手に取った時に弾力のある柔らかさを感じられたら食べごろです。国産のアップルマンゴーの旬の時期は、4月から9月頃。輸入品であれば一年を通して楽しめます。
キーツマンゴー
2つ目は、キーツマンゴーです。
緑色の果皮にオレンジ色の果肉で、濃厚な甘さが特徴。主に沖縄県で栽培されている品種です。人気が高いのですが、栽培面積や生産量が少ないため、なかなか市場に流通しません。「幻のマンゴー」と呼ばれるほど、希少な品種です。
旬の時期は8月上旬から9月上旬頃。約1か月という短い期間でのみ出回る珍しいマンゴーです。
ケント(ケント種)
アップルマンゴーのひとつで、ブラジル、ペルー、メキシコなどの中南米で栽培されています。日本の輸入マンゴーの中では、最も多い品種のようです。
味はまさに王道のマンゴー。アップルマンゴーと同じく繊維質の少ない果肉にとろけるような甘さが味わえます。一年を通じて流通しているので、いつでも美味しいマンゴーを楽しめる品種です。
ペリカンマンゴー
4つ目は、ペリカンマンゴーです。
まるでペリカンのくちばしのような形状で、黄色い果皮が特徴。主にフィリピンで栽培されています。
マンゴーといえば濃厚な甘さを想像する方も多いかもしれませんが、ペリカンマンゴーは甘さと酸味のバランスが良い品種です。甘酸っぱい味わいを楽しみたい方にはおすすめです。
旬の時期は3月から5月頃。フィリピンの乾季にあたるこの時期は、甘みが強いペリカンマンゴーに育つそうです。
マハチャノマンゴー
5つ目は、マハチャノマンゴーです。
一般的なマンゴーに比べて長細く、見た目はあまりマンゴーらしくはない特徴的な形をしています。
マハチャノマンゴーは、タイで輸出のために開発されたマンゴーです。完熟した状態で店頭に並ぶので、購入してすぐに美味しいマンゴーを味わうことができます。
タイにおける旬の時期は3月から6月頃、日本では4月から5月にかけて流通する品種です。
まとめ
甘くて美味しいマンゴーの選び方は、
- 果皮に弾力があり、甘い香りがするものを選ぶ
- 赤くきれいに色づいているものを選ぶ
- 果皮の白い粉が落ち、表面にツヤがあるものを選ぶ などです。
購入してなるべく早く食べたいのであれば、上記の条件を満たす完熟が近いマンゴーを選びましょう。
日本でのマンゴーの産地は、沖縄県、宮崎県、鹿児島県です。栽培されているほとんどがアップルマンゴー。各地の気象条件を活かし、おいしいマンゴーが栽培されています。産地でマンゴーを選ぶのもおすすめです。
高価なイメージのあるマンゴーですが、輸入品であれば比較的安価で購入できます。国内でもさまざまな品種が流通しているので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。