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日本酒の正しい保存方法とは?

日本酒の正しい保存方法とは?

日本酒は賞味期限がなく、基本的には長期保存が可能です。しかし、正しい保存方法を守らないと、風味や品質が損なわれる可能性があります。この記事では、日本酒を美味しく保つための正しい保存方法について詳しく説明します。

日本酒の正しい保存方法

せっかく美味しい日本酒を手に入れたとしても、保存方法が間違ってしまって酒質が変化してしまうのは悲しいですよね。正しい保存方法を参考にして、日本酒を保存してくださいね!

紫外線を当てない

日本酒は紫外線に弱いため、光が直接当たらないようにすることが大切です。直射日光はもちろん、室内の照明でも味や香りが変化してしまいます。冷蔵庫に入れている場合でも、開閉の際に光が入ってしまいます。劣化しないように保存する場合は、箱に入れたり、新聞紙や紙で包んで保存してください。

ちなみに、昔から日本酒が入っている瓶は、茶色、緑色、黒色など色の濃い瓶に入っていました。これは、紫外線による味や香りの変化を防ぐためです。

温度管理をしっかりと

日本酒の栓を一度でも開けたら、どんな日本酒でも冷蔵庫で保存するのが正しい保存方法になります。開封すると酸化が進み始め、時間が経過すると鼻にツンとくるような酸っぱい臭いがするようになります。開けたての風味を残したい時は冷蔵庫で保存し、3~5日以内に飲み切ってしまいましょう。ただし、全ての日本酒で酸化が悪いものではありません。空気に触れることで旨味が増すものや、穏やかな味わいになる日本酒もあります。

瓶の場合は縦置きする

日本酒はワインのように横に寝かせての保存には適していません。横置きすると、瓶の中で空気に触れる面が広くなり、品質が変わりやすくなります。また、栓の匂いが移る可能性もあります。開栓前も開栓後も立てて保存してください。

日本酒の保存

日本酒には賞味期限がありません。中には20年以上も熟成させた古酒もあります。でも、購入後に何もせず、そのままの状態で放置すると味や香りの劣化に繋がります。

冷蔵庫での保存がおすすめの日本酒

日本酒には純米酒、吟醸酒、本醸造酒、普通酒など様々な種類があります。種類ごとに原料や酒造りの工程が違うので、保存方法も違います。

生酒・生貯蔵酒 

ラベルに生酒と記載されている日本酒は、迷わずに冷蔵庫で保存してください。生酒は5~6℃が最適な温度となります。生酒は火入れを一度も行っていないため、酵素や微生物などが残っているため非常にデリケートなお酒。冷蔵庫で保存することで、フレッシュな美味しさが長持ちできます。

吟醸酒・大吟醸酒・純米大吟醸

最適な保存温度の目安は10℃前後です。火入れしたものかどうかにより、冷蔵保存かそうでないかが分かれます。お店で購入する際、冷蔵ケースに入っていたものは冷蔵庫で保存してください。この種類の日本酒は、フルーツのように華やかな香りと、キリッと引き締まった味が楽しめます。

日本酒をしっかりと保存したい場合は

光、温度、酸化に弱い日本酒を、少しでも長く開けたてのフレッシュな状態で飲み続けたいなら、便利グッズや日本酒セラーがおすすめです。

便利グッズを使う

開封した日本酒の酸化を防ぐための便利なグッズが販売されています。それは、真空ポンプ付きの栓。ワイン用として販売されている酸化防止の栓は、日本酒にも使えます。ワインストッパーとか、バキュームポンプという名称で販売されているので、開けたての新鮮な状態を長持ちさせたい人におすすめです。

日本酒専用セラーを使う

日本酒の一升瓶は大きく、冷蔵庫で冷やすには大きすぎるという問題もあります。様々な日本酒をストックして、いつでも美味しい状態で飲みたい人は日本酒専用セラーがおすすめです。日本酒の理想管理温度は0℃以下となり、通常の冷蔵庫では最適な管理が難しいところです。

まとめ

正しく保存したつもりでも、お酒が黄色くなってしまうこともあります。ですが、品質には問題はありません。そんな場合は、料理酒として、素材の風味を引き立てたり、料理の旨味を引き出すことに使用してはいかがでしょうか?

日本酒を開栓した後は、早く飲み切って、残した場合は便利グッズなどを使い、最後の一滴まで美味しく飲んでください。

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