ごぼうの名産地はどこ?なぜ有名?美味しいごぼうを産む秘密に迫る!

ごぼうの名産地はどこ?なぜ有名?美味しいごぼうを産む秘密に迫る!

ごぼうは日本人にとって馴染みが深い野菜の一つ。きんぴらごぼうや牛ごぼう、豚汁など、様々な和食料理に登場します。いつもスーパーで購入しているごぼうは、どこで生産されているごぼうなのかご存じですか? 今回は、ごぼうの名産地についてご紹介します。

日本一のごぼう産地は?生産量推移

日本一のごぼう産地は青森県です。青森県三沢市周辺の三八上北地域は、根菜類の栽培に適した気候と土壌が拡がります。全国のごぼうの生産状況はなだらかに下がり傾向となり、収穫量は2009年の173,400トンから2023年113,350トンになっています。

美味しいごぼうが育つ条件とは?

美味しいごぼうが育つ条件には、気候や土壌が大きく関わります。ごぼうの生育適温は20~25℃で地上部は3℃以下で枯れますが、根部は極めて耐寒性が強く−20℃にも耐えます。

条件①太陽の光をたっぷり浴びる

ごぼうは日当たりの良い場所を好みます。ちなみに、ごぼうは移植を嫌うので直播きが基本となります。種は好光性種子のため、覆土を薄くします。

条件②水はけの良い土壌

浸水や過湿には弱いので、排水が整っている耕土が深い畑に適します。過湿にとても弱いので、水はけがよくない畑では高畝にします。

条件③酸性土壌に弱い

ごぼうは酸性土壌を嫌うため、土壌酸度(pH)を適正にしておく。pHの目安は5.5~6.5です。

あの地域がなぜ?ごぼうの名産地の秘密に迫る!

ごぼう産地の収穫量ランキングは1位青森県、2位茨城県、3位北海道(令和3年調べ)です。中でも青森県の収穫量は多く、全体の約45%を占めます。2位の茨城県は11%、3位の北海道は10%の収穫量です。

【1位】青森県のごぼう栽培の特長

ごぼう生産量第1位の青森県。ごぼうの栽培が盛んに行われている地域は、三沢市や十和田市のおいらせ町、六戸町など太平洋側に集中して栽培が行われています。青森県の太平洋側では、夏期に偏東風のヤマセが吹き、夏も冷涼な気候です。土質はローム質火山灰が堆積し、地表面より50~1mに小石などがふくまれていないこともあり、ながいもやごぼうなどの根菜類を中心とした野菜の栽培に適しています。

青森県のごぼうの旬は9~11月と、翌3月中旬から4月末まで。秋口に収穫された後、冷蔵庫で保管され、ほぼ通年に渡り出荷されています。また、3~4月に収穫されるごぼうは越冬ごぼうと呼ばれています。近年では、ながいもの輪作作物として、作付け面積が増加しています。春まきは「柳川理想」、早春まきは「常豊」が主な品種となります。

【2位】茨城県のごぼう栽培の特長

ごぼう生産量第2位の茨城県の中でも、栽培が盛んに行われている地域は鉾田市、旭村、大洋村、水戸市などです。中でも鉾田市は県内トップの栽培量を誇り、平坦な地形と温和な気候を活かした農業が行われています。茨城県のブランドごぼうには、「芹沢ごぼう」と呼ばれるごぼうがあります。品種は「柳川理想」で、「滝野川ごぼう」から品種改良されたものです。

【3位】北海道のごぼう栽培の特長

ごぼう生産量第3位の北海道は、十勝や網走地区で盛んに栽培されています。北海道では生育に適した土壌が限られており、十勝地方などでは深く柔らかい土壌が多く、ごぼうの生産に適しています。十勝晴れという言葉があるように、十勝地方では年間の晴天率が高く、日照に恵まれた地域です。冬場は氷点下になることもありますが、夏場は最高気温が30度を超えることも少なくありません。朝晩の気温差があるため、農業に恵まれた気象条件があります。

北海道の旬は11~5月。ごぼう栽培に適した芽室町では、まっすぐに伸び、柔らかく風味が強いごぼうの「めむろごぼう」と呼ばれるブランドごぼうの栽培も行われています。

まとめ

ごぼうは野菜の中でも食物繊維が豊富ですし、和食との相性が良く、お料理の味に深みを出してくれる野菜です。主な産地は、青森県、茨城県、北海道などですので、スーパーなどで購入する際は、どの産地で栽培されたごぼうなのかも確認してくださいね。

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