パプリカの名産地はどこ?なぜ有名?美味しいパプリカを産む秘密に迫る!

パプリカの名産地はどこ?なぜ有名?美味しいパプリカを産む秘密に迫る!

パプリカは赤や黄、オレンジ、紫、城、茶、黒、緑とカラフルな野菜。美しい色合いから、お料理に色彩を添えるのにもピッタリな食材です。昔はパプリカが食卓に並ぶことはほとんどありませんでしたが、近年では日本でも流通するようになりました。 今回は、パプリカの名産地をご紹介するとともに、パプリカが育つ環境などについても触れます。

日本一のパプリカ産地は?生産量推移

日本でパプリカが流通するようになった歴史はまだ浅く、1993年頃にオランダから輸入したのを皮切りに、日本でもメジャーな野菜となりました。日本で出回るパプリカの約9割は輸入品で、その中でも8割が韓国からの輸入品です(2017年調べ)。

国産のパプリカ生産量ランキングは、1位宮城、2位茨城、3位北海道、4位大分、5位長野です(2018年調べ)。

参照:パプリカはピーマンと違うのですか。ー農林水産省
韓国のパプリカの生産、流通および日本への輸出動向-海外情報ー独立行政法人 農畜産業振興機構

美味しいパプリカが育つ条件とは?

パプリカの生育適温は17~30℃。高温には強く、低温には弱い野菜です。屋外の畑で作物を栽培する露地栽培と温室やビニールハウスなどの施設で栽培する方法があります。パプリカの栽培期間はピーマンと比較すると長期間に及ぶため、ほとんどのパプリカはハウスで栽培されています。

条件①太陽の光をたっぷり浴びる

パプリカは日当たりの良い場所で風通しのよい場所を好みます。

条件②温かい温度

生育適温は22~30℃。暑さに強いですが、一方で寒さに弱い高温性野菜です。そのため国産のパプリカは西南暖地で多く栽培されています。

条件③乾燥には敏感

パプリカは乾燥には敏感な植物なので、乾燥しやすい場所では水やりに注意が必要となります。

あの地域がなぜ?パプリカの名産地の秘密に迫る!

パプリカの名産地をご紹介します!

【1位】宮城県のパプリカ栽培の特長

国内で栽培されているパプリカの多くは西南暖地で栽培されているため、夏秋期は国産パプリカが市場に出回りにくくなります。宮城県は比較的冬が暖冬で夏が高温期が短い特徴があるため、機構の特徴を活かした夏秋採りのパプリカの栽培が行われています。

大規模な施設栽培が始まったのは平成20年頃から。環境制御技術を取り入れた栽培方法により、1年中品質のよいパプリカが供給されています。主な産地は石巻市、栗原市、登米市などで、法人規模で栽培されパプリカ栽培はさらに拡大し続けています。

【2位】茨城県のパプリカ栽培の特長

茨城県では鉾田市と神栖市で盛んにパプリカ栽培が行われ、海風の影響で夏は涼しく冬は暖かい気候のもと栽培されています。茨城県には「パプ王」と「スイートカクテルペッパー」と呼ばれるブランドパプリカがあります。パプ王は平成21年に商標登録され、海外産のパプリカより一回り大きく、肉厚で甘みが強い特徴。「スイートカクテルペッパー」は色鮮やかなミニパプリカ。瑞々しく、果物のような食感が楽しめます。

【3位】北海道のパプリカ栽培の特長

北海道の釧路市は、パプリカの栽培に適したオランダと気象条件が似ているため、パプリカの栽培に最適な気候が備わった地域だと言えます。冷涼な北海道の中でも釧路は豊富な日照時間と最適な気候から美味しいパプリカを育てています。そして、降雪量が少ないこともパプリカ栽培に適しているため、通年にわたり高品質なパプリカを生産できています。釧路産のパプリカは、黄・赤・オレンジの3種類。平成29年2月より、温度や湿度を調節できる環境維持センサーなどの最新技術を導入した植物工場で生産され、美味しくて品質のよいパプリカが栽培されています。そして、天敵昆虫や微生物を使い、化学農薬を極限まで減らした減農薬パプリカが出荷されています。

【釧路産食材】パプリカ

まとめ

日本でメジャーな野菜の1つとして食卓に並ぶようになったパプリカですが、まだその歴史は浅く、流通するほとんどが輸入品です。しかし、安心・安全で高品質の国産パプリカのニーズは高く、これからもどんどん栽培されるはずです。色鮮やかで生でも食べられる国産のパプリカを使ったお料理を、ぜひ楽しんでください!

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